イポーの極楽堂(ケロットン)での立ち往生、帰れなくなった


イポー2日目、極楽堂(ケロットン)へ行ってきた。

洞窟にある寺院だという。



まずは市内でタクシーを拾い、
そこから極楽堂へ。

15リンギットだった。

ケロットンと言ってもまったく通じず、
極楽堂の文字を見せたらあっさり納得してくれた。

中華系のドライバーだったのでよかったが、
インド系やマレー系だったら厳しかったかもしれない。



イポーの発展しているわけでもなく、
のどかと呼べるほどでもない街並みから
自然があふれた場所へと移動。




その中に極楽堂(KEK LOOK TONG)はあった。

ケロットンの入り口






断崖絶壁の中に、その洞窟はある。

線香のにおいが立ち込める中、洞窟の中へ。













ところどころ暗い場所も。

ケロットン内部





洞窟はまっすぐ歩けば1分もかからずに出口に着く。




穴としては巨大だが、深いわけではない。

それでも途中で道が分かれたりして、
かなり楽しめた。



そして、出口側ののどかな景色を見ていたら、
急に女性の悲鳴が。

見てみたら、20匹ほどの猿がいた。


一瞬野犬の集団かと思い、
30代の全力疾走のスピードを試しそうになった。

犬ではないことも分かったので、
猿の群れの方に坂を降りていった。


一応、猿の側でも人と一定の距離は取るらしい。






触れられるほど近くには寄って来なかった。

そういえば、
イポーのペットショップに猿がいたが、
こことは何か関係があるのだろうか?



ブラブラとこのエリアを散歩して、
すっかり安らいでしまった。










草木のにおいがしてすがすがしい。



さすがに暑かったので洞窟に戻ったが、
極楽堂の中でしばらく出口側の景色を見渡していた。

これは素晴らしい場所だったと思い、入り口へ。

直進すると思いの外あっという間だった。



しかし、ここで問題が。

タクシーが来ない。

観光地なのだから客待ちのタクシーがいるとか、
誰かを連れてきたタクシーが来るとか、
そういうシチュエーションを予期していた。


だが、待てども待てどもタクシーは来ない。

駐車場に入ってくるのも自家用車ばかり。



入り口で見張っていないと見逃すし、
車が入ってきたのを音で聞き分けることもできないので、
仕方なく線香のにおいがする極楽堂の入り口で
仁王立ちして待つこと30分以上。

どうも不毛な気がしてきた。



ふと洞窟内に目を移すと、
受付のようなところがある。

ダメ元でタクシーを呼んでもらうようにお願いしたら、
連絡してくれた。

正直、まず断られると思っていたのに。


イポーに来て初めて人の親切に触れた気がする。

こうして無事に極楽堂を後にすることができた。


そのまま市内に戻っても良かったが、
思いの外極楽堂が良かったので
近くのサンポトン(三寶洞)にも足を伸ばすことにした。


■極楽堂(ケロットン)の基本情報
住所:Pesiaran Sepakat 3, TMN ENDAH JAYA, 31350 Ipoh, Perak
電話番号:+6053128112



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