会社を辞めるにはどんな準備が必要だったか?


会社を辞めるには貯金がいくら必要だとか、
副業の収入が本業を越えてからとか、
仕事があるうちにクレジットカードの手続きをしておけとか、
準備について色々なことが言われている。

ただ、実際にサラリーマンから独立した身としては
嘘の情報も多いと感じているのが実際のところ。

そこで、実体験にもとづいた話をしてみたいと思う。



会社を辞めるにはいくらの貯金が要るか?

独身か家族がいるかにもよるが、
基本的に半年分の生活費があれば会社を辞めるには十分だろう。

必要なら失業保険も受け取れるわけだし、
その間に次の職を探すことができる。


いざとなれば、正社員としての仕事が見つかるまで
バイトをしながら急場をしのぐことも可能。

半年生きていけるだけの貯金があるのであれば、
そうそう困ることはない。


ただし、独立してビジネスを始める場合には
収益が発生し始めるタイミングは様々なので、
当然事業の見通しは考える必要がある。


副業をしていた場合は?

副業からの収入と給料を比較して
独立のタイミングをアドバイスする人もいる。

ただ、本来元の会社の給料の金額は意味のないこと。

辞めた後に問題なのは日々の支出であって、
過去の収入額を基準に生活する必然性もない。



それに副業の収入の金額だけでは意味がなく、
簡単に失われそうなもろい基盤の上の稼ぎなのか、
10年は持ちそうな手法なのかによっても話は変わる。

そもそもこれは会社を辞めるにはどうすればいいかではなく、
むしろ事業の見通しの問題。

一般論で語ろうとすることに無理があるし、
これからの見通しが立たない段階では
仕事は簡単に辞めないほうが無難。


稼いでいる金額よりも、
ビジネスへの自信や今後の見込みによって決めるべき。


私がサラリーマンを辞めた時には
給料よりも副業の収入の方が少なかった。

それでも生活していける程度には稼いでいたし、
右肩上がりの状態ではあったので問題なかった。

事実、退職後3ヶ月ほどでかつての給料額も超えたし、
それ以降はその額を下回ったこともない。


サラリーマンのうちにやっておくこと

一般的に言われているのは、
住宅ローンを組んだりクレジットカードを作っておくと
退職後に困らないと言われる。

ローンを組みたい場合には、たしかにその通り。

これは国内の不動産だけではなく、
海外不動産であっても同じこと。


銀行から見て、
毎月同じ額の給料が保証されているサラリーマンは
もっとも貸付を行いやすい相手。

会社を辞めて独立して収入が3倍、4倍になっても
銀行はサラリーマンの方を評価する。

そのため、ローンの申請は会社に勤めているうちに
申請した方が審査に通りやすい。

仕事や収入はあっても、個人事業主は不利なので。



クレジットカードについては少し話が違って、
独立してからも契約できるものが少なくない。

実際、私は独立後に4枚のクレジットカードを作った。

メインで使っているのは1枚だけで、
残りは海外旅行保険を充実させる目的で。


結局、これらのクレジットカードはすんなり審査も通った。

会社を辞めたからといって、
必ずしもクレジットカードが持てないわけではない。

ただし、審査の際にその点を重要視する会社もあるので、
できれば早めに作っておいた方が間違いないのは事実。

せっかくマイル等の条件がいいカードが見つかったのに、
審査に落ちたら意味がない。




会社を辞めた後のビジョンも含めて、
考慮すべき事情は人それぞれにある。


ただ、ざっくり言うと当面の生活が成り立つのであれば、
次のステップに踏み出すのも悪くはないと思う。

退職を考えるぐらいなら、
いつまでも働き続けられる職場環境でもないのだろうし。


また、退職願を提出したからといって、
すぐに仕事を辞めさせてもらえるとは限らない。

引き継ぎの準備の関係で3ヶ月、4ヶ月と期日を延ばされることも。

そのリスクを考えると、
早めに退職の旨を上司に伝えるとか、
これまでに辞めた人の実例を観察しておく必要がある。



もう辞める気満々でいるのに
その時期を先延ばしにされて仕事に取り組むのは苦痛だし、
真剣に働こうと思っても限界がある。

人生を浪費していることに他ならないので、
そうならないように退職を伝える時期は考えておきたいところ。


仕事を辞める準備に万全はない

雇用環境だけではなく人口動態やテクノロジーの進化で、
今後は独立後も雇われの身でも労働環境が大きく変わることが予想される。

その中で、完璧を求めて準備をしていたら
何年かかっても仕事を辞められない。

どこかで思い切って決断するしかないし、
それは勢いによるところがあってもいい。

人生なんて完璧に計算づくしで前に進められるものでもない。



私が独立の時に考えていたこと、
さらにはサラリーマン人生を終わらせようか迷っている人に言うのは、
常に流動性を保つということ。

もうこの道しかないという決め付けは
選択肢を狭めることにしかならない。

仮に独立した後に売上や利益の伸びが鈍かったら、
一時的にバイトや派遣の仕事をつなぎで行って、
臨時収入を得る方法だってある。

絶対に他人に雇われないという頑固な信念を持って
選べる道を限るのは賢明とは言えない。


そうしたことも踏まえて、
ある程度準備ができたと思ったら挑戦すればいいと思う。

どんな大きな会社に所属していても、
不安のない万全な道を歩めるわけではない。

どこかで思い切るしかない以上、
タイミングは直感で選んでも間違いではない。

もちろん、できるだけの用意をしておくにこしたことはないが。



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執筆者、伊田武蔵
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