サラリーマンを辞めるための有意義な休日の過ごし方


私が正社員として働いていたのは約2年間だったが、最初の数ヶ月を除けば、有意義な休日の過ごし方をできていたと思うし、そのおかげで独立して、自由な生活を手に入れることができた。

ワークライフバランスということを考えた場合、多くのサラリーマンは、定年まであるいは、せいぜい50代半ばぐらいまでは会社に勤め続けて、大雑把に言えば、今の生活が劇的に変わることはなく、延長線上で継続していくという前提になっている。

たまたま私が働いていた会社が、社員を使い捨てるという性質を持っていたということもあるが、当時はワークライフバランスも何もなかったし、ONとOFFのバランスとか、そんなことを言っている場合でもなかった。

その状態での有意義な休日の過ごし方というのは、平日の疲れを取るとか、ストレスを解消するとか、趣味に打ち込むことではなく、どうにか人生を軌道修正することだった。

それさえ成功すれば、その後にいくらでも人生を楽しむこともできるし、生活の質を上げることに直結する。

そう思って取り組んでいたし、事実としてそうなった。

独立して、自分でビジネスをやるようになってから、もうすでに7年ほどが経っているが、最近では休日かそれとも仕事の日かという区別もなく、いつでも休めるし、いつでも遊びに行ける。

独立してからの7年間というのは、サラリーマン時代の分を取り返すかのように、自由に過ごすことができたというだけではなくて、おそらくあのまま60歳とか65歳まで、働いていたとしても、約40年のサラリーマン人生で、得ることができなかったであろうだけの、旅行や遊びを経験することができた。

例えば仮に、サラリーマンが年に1回海外旅行に行けたとして、それが平均して5泊であると仮定する。

私の場合は、決して有給を消化するようなことができない会社だったし、実際には海外に行くようなことは考えられなかったが、もう少しましな会社であれば、年に1回ぐらいであれば、旅行に行くこともできるかもしれない。

それを、新卒から定年まで繰り返したとして、約40年で、5泊×40年だと200泊ということになる。

しかし私は、この7年で経験した旅行どころか、この1年ちょっとの間で、経験した旅行自体が、もうすでに400泊を越えている。

というのも、フィリピンやマレーシアに移住をしたりして、海外暮らしを必要もなく経験したりもしたが、その後はホテル暮らしをしながら、色々な国を回っているので、1年365日が海外旅行をしている状態で、その状態がすでに1年以上継続しているため、こうして考えると、ワークライフバランスというのは、短期的な視点だけで見るのではなくて、ライフプランの設定と共に考えることが必要となる。

私の場合は、有意義な休日の過ごし方というのは、人生を変えるために、まずはリスクのないところから、副業を始めるということだった。

本来であれば、コストをかけた方が、ビジネスというのはスピード感を持って進んでいくものではあるが、当時の私は社会に出たばかりだったし、特にビジネスの勉強をしていたわけではなく、何か特別なスキルがあったわけではない。

更に言えば、貯金も微々たるものだったので、かけられる費用なんてたいしてなかった。

そんな状態で、借入で資金を集めて、ビジネスを起こすというのは、非常にリスクが大きかったし、私としてもそれに耐えうるだけの精神力があったとは思えない。

そこで実際に私が行ったことというのは、とにかく元手をかけずに、最低限の費用だけで、具体的に言うとせいぜい初期費用数万円程度で、ビジネスをスタートするということだった。

これであれば、自分の時間と労力を投資することによって、ビジネスをスタートすることができる。

当然それは、自分のスキルの向上にも直結するわけなので、今後に繋がっていく。

そういったわけで、ひたすら副業をしていた。

もはやサラリーマン人生を、一生続けるということに希望を見い出せなかったので、いかにしてそこから迅速に逃げ出すかというのが、目下の最重要事項だったので、基本的に休日の過ごし方といっても、休んだ記憶というのはほとんどない。

私の場合体が強くないので、体調を崩して寝込んでしまうようなことは何度かあったし、特にサラリーマン時代は、非常に強いストレスにさらされていたので、尚更だった。

当時の上司というのが、これまでも部下を何人も精神的に潰してきたり、あるいは退職に追い込んでくるような上司だったので、わたしとしても人生の中で最も大きなストレスのかかっている時期だった。

胃が痛むということはよく聞くが、それどころか、出社時間になると、心臓がバクバクして動悸がするという有様だった。

当時はまだ20代だったので、その年齢でこういった症状が出るというのは、なかなかショックなものがある。

しかしそれも、ある意味では有意義な体験だったのかもしれない。

おかげで、中途半端にサラリーマン生活に希望を見い出すことなく、自力で生きていくという方向に、意識をハッキリとシフトすることができたから。

そこそこに居心地がよかったら、わざわざ必死になって抜け出す理由が見い出せず、仮に副業に取り組んだとしても、中途半端なテンションになってしまったかもしれない。

そうなると、稼ぎ始める前に辞めてしまうとか、あるいは芽が出始めても、やったりやらなかったりということでムラが出来て、結局いつまでたっても、独立するようなところまで辿りつけないとか、そういったことも十分に考えられる。

そう考えると、マイナスの体験というのも、必ずしも無駄ではなく、その後の未来によっては、有意義だったと再定義することもできるという風に今は感じる。

そしてあの頃のひたすら副業に明け暮れるだけの、休日の過ごし方というのも、トータルで人生を眺めた時に、最善の時間の使い方だったという風に確信をしている。

確かに、休日に遊ぶことによって、ストレスを解消するとか、人生を楽しむというのも、無意味なことではない。

しかしながらそれによって、劇的に人生が改善するとは思えないし、所詮は小手先のことでしかない。

そういった短期的な目線で、私たちは人生を眺めてしまいがちだが、それによって失うものがいかに大きいかということは、サラリーマンを未だに続けている友人たちの境遇を見ているとよくわかる。

私はこの数年で、世界一周をしたり、海外に興味本位で移住をしてみたり、永住権を取ったりとか、様々な体験を積んできたが、先日あった昔からの友人は、未だにほとんど生活に変化がなく、せいぜい3年前と比べて、給料が1万円弱アップしたというだけだった。

彼は、それを当然のこととして受け止めているようだったが、私からしてみると、3年も経ってほとんど生活が変わらないというのは、ちょっとしたホラーのように感じた。

そしてその友人というのは、いわゆるリア充的な生き方をしている人で、それなりに充実していると、世間からは見られるようなタイプではあるが、久しぶりに話していて、口を次いで出てくるのは愚痴ばかりだった。

そういった姿を見ていると、しばらくは休日に遊びに行くのを止めて、人生を変えることに取り組むというのは、とても有意義なことだったと思える。



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執筆者、伊田武蔵
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