この商品は100万円の価値がなんたらかんたら


先日まで募集していたフェイスブックセミナーについて、
面白い質問が来たので回答を。

質問が長かったの要約すると、

「よく見かける教材の商品ページだと
価格のところで色々書いてあると思います。

伊田さんは価格だけを書いていますが、
色々書いても今はあまり売れないということでしょうか?」

という内容だった。



この値段のところで他の教材では色々書いてあるというのは、
たとえばこんな感じ。

「私がこのノウハウを完成させるためには1千万円以上のお金と
1年以上の時間をつぎこんできました。

このノウハウの価値はいくらでしょうか?

100万円?200万円?

それでも安いと思います。


このノウハウを実践すれば、
それ以上の利益を確保できるのですから。

しかし、この価格で参加できる人は限られています。


そこで、200万円でも安いぐらいの内容ですが、
39,800円で販売することにしました。

とは言え、39,800円でも、
普通のサラリーマンには気軽に出せるお金ではありません。

39,800円があれば、
ワンコイン・ランチの倍の額のちょっと豪華なランチを
1ヶ月以上食べることだってできます。


そうしたことも含めて、
思い切って19,800円で販売することにしました。

正直、自分でも頭のおかしい価格設定だと思いますが・・・」


こんな風に最初に高い金額を設定しておいて、
後から本当の価格を告知すると金額が安く感じる。

これはコントラスト(対比)効果と呼ばれる心理技術で、
相対的に価格を安く見せる効果がある。







この技術が使えないかと言えばそんなことはなく、
使ったほうが売上は上がる。

にも関わらず、
私がフェイスブックセミナーの際に提示したのは、
シンプルに金額だけ。

あえて高い金額を出してみたり、
値下げの理由を語ってみたりはしていない。


その理由は主に2つある。



まず1つ目の理由は、
この手法で申し込みをしてくる人は
覚悟が足りないことが多いということ。

自分の意思だけでは参加を決定できず、
金額が安く感じるなら参加しようという程度の気持ちしかない。

通常の教材の場合には、
まったく自分のことを知らない人にも売ることが前提。

だからこそ、こうした背中を押す仕組みが取られている。


しかし、私のセミナーは
世界4大自由倶楽部メンバーを対象としている。

私のことはこれまでのメールでよく知っているはずだし、
その上で参加を決められないなら
スルーしてもらえばいいと思っている。

無理に売上を増やす必要もないので、
自分で決断できる人だけを対象にしている。



2つ目の理由は、
この手法が効果を発揮するのは文章を読む力が弱い人。

というのも、最終的に提示する金額は同じなわけで、
その前にゴチャゴチャ余計な言葉を付けているにすぎない。

本質は同じなのに、見た目のイメージが違うだけ。

それでコロッとだまされるというか、
安いと思ってしまう人はそもそも成功する可能性が低い。

冷静に本質を見ることができず、
小手先の技術で気持ちが揺らいでしまっているようでは
先が明るいとは思えない。


世界4大自由倶楽部メンバーの場合、
そもそも私の長いメールを読んでいるぐらいなので、
文章を読む力は世の中の一般的な人よりも高い。

ある意味、
金額を安く見せるように小細工をしなくても
本質を読み取ってくれると信頼している。

だからこそ、
安そうに見せるためのテクニックは使わなかった。




ちなみに、このコントラスト効果を使うと効果的なのは、
いわゆる情弱(情報弱者)が対象の場合。

彼らは簡単に小手先のテクニックで感情が揺さぶられ、
論理的な判断ができなくなる。

そのため、こうしたテクニックを駆使することで
30万円以上の高額塾でさえ安く感じさせることができる。

さらに、購入直後に上位版としてより高額な商品を売ると、
すでに高い買い物を決断した後で財布のひもがゆるんでいるため、
それなりの購入率を出すこともできる。

こうしたやり方で大きな売上を立てる人も
ネット世界には多い。



逆に思考のレベルが高い人にとっては、
このテクニックが見せかけのものであるのが一目瞭然。

こうした層には商品が安っぽく見えて
購入率が下がる場合もある。

ただし、そうしたレベルの人は少数派のため、
よほど限られたコミュニティーに対する販売じゃない限り、
まず売上が下がることはない。





こんな感じで、
コントラスト効果を使うことによって、
相手のレベルも測ることができる。

説明してきたとおり、
情弱層には大きな効果を発揮するが、
そんなことをしなくても世界4大自由倶楽部メンバーなら
本質を理解してくれるだろうと
あえて使用はしなかった。

そして、実際に多くの人が
シンプルに価格を表示するだけでも参加してくれた。

そのことを嬉しく思う。


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