この先10年後も現在のような人間関係は残るのか


ハーバード大学理学大学院の研究チームの研究によると、世の中において最も幸福感が高い人の特徴としては、経済状態や自分が成し遂げた仕事上の業績でもなく、親しい友人がどれだけの人数いるか、そしてどれだけ頻繁に会っているかということが重要ということが分かった。

逆に言えば、いくら収入が多くて偉大な業績を残している人であっても孤独であれば不幸せであるということになる。

その一方で、今後10年間の間に人間関係というのはどんどん希薄化していくのではないかという予測も立っている。

これは主にテクノロジーの進化によるもので、現在でもアメリカではバーチャルオフィスであるとか、あるいは自宅で仕事をする人というのが増えている。

日本もアメリカの後を追っていく傾向にあるので、今後このような変化が日本でも進んでいくのではないかと思う。

実際、SOHOやクラウドソーシングといった形で、会社に行くことなく仕事をする人も増えている。

私自身も特にオフィスというものは持たずに、自宅で仕事をすることが中心になっている。

そしてこういった場合というのは同僚と会うこともないので、仕事上の煩わしい人間関係がないという一方で、気楽に冗談を言ったり励ましあったりするという人間関係も失うことになる。

それが良いことなのか悪いことなのかというのは人によって判断が異なる部分だし、少なくとも私が20代の頃に勤めていた会社のように人間関係が崩壊して、常にぎすぎすしている会社に勤めるくらいであれば、そういった職場から解放される方がはるかに幸せだと感じる。

しかしその一方で、会社での気軽な同僚とのコミュニケーションを取りたいと思う人にとっては今後の10年間というのは、悪い方向に環境が激変していくのかもしれない。

もしかしたら、今後というのはアバターを使っての仕事上でのやり取りであるとか、もしくはホログラムの技術等を使って今よりも臨場感のあるやり取りを行うことが出来るようになる可能性はあるものの、それでも直接対面しての人間関係というのは減っていくのではないかと思う。

実際、人と人が会うということを考えれば、待ち合わせの時間等を考えても非常に不合理な部分はある。

少なくとも、そこに行きつくまでの道を下調べをしたり、あるいは余裕をみて早めに移動をしたりすることにもなるわけだし、ネットを介してそれぞれに都合の時間にやり取りをするというのは一見すると効率は非常に良い。

更に言うとこれだと遠隔地とのやり取りも出来るので、国境を越えてチームを組んで働くということも可能になる。

もしかしたら今後は学者の学会というのもこういった形でバーチャルな世界の中で行われていく可能性というのもあるし、環境への負荷ということを考えると二酸化炭素をまき散らして移動するよりも飛行機や車を使わずに自宅の中で、他人と必要な情報を伝達する方が理に適っている部分がある。

しかしながら、それによって人が孤独になるのであれば、それによって寿命が縮まることになるし、健康状態も悪くなり、更に言うと精神面に与える悪影響というのも無視できないものになりかねないというリスクをはらんでいる。


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