2025年に向けて社会はどのように変容するのか


これから先10年や15年というスパンで見た時に、社会がどのように変わっていくかということを予測する研究がある。

ワークシフトという書籍によると、七つの変化というのが指摘されている。

まず1つめは、家族の在り方が変わるということで、基本的には日本のように核家族化が進み、更に言うと、養子縁組であるとか、離婚や再婚が増えることによって、従来型の家庭というのは変わっていく。

こういったことは新興国よりも先進国の方が進んでいる一方で、これまで大家族で住む文化があった国においても、こういった傾向が見られるようになっている。

そして2つめの変化としては、自分を見つめ直す人が増えるということ。

これはこれまでの生き方というのが、雇用環境等において変わっていくことで、今までのように会社に依存した生き方というのができなくなることからおこる。

結果として家族との結びつきを見直すとか、いわゆるワークライフバランスを考えるとか、そういった人が増えると、このワークシフトという本では予測している。

3つめは女性の社会進出が強くなり、更に言うと、社会に及ぼす影響力も大きくなる。

今現在でも、社会福祉国家と呼ばれるような、スウェーデン等の国は、女性のマネジメント層というのがどんどん増えている。

新興国の中でも、この辺の事情についてはバラつきがあるが、今後はどんどん女性の力というのは、強くなっていくのではないかと思う。

これに関連して4つめの要素として、男性においてもこれからは働き方というのを見直すことになる。

現在様々な国において、男性がただ単にがむしゃらに働いて給料を持ち帰るというだけの存在から、自分で人生を選択したいという人が増えている。

こういった人が増えるということは、女性のように出産や育児によって、維持的に職場を離れるということもそれほど特殊なことではなくなっていくので、こういった事情が相まって、女性の社会進出であるとか、地位の向上というのは、為されていくのではないかということになっている。

そして5つめの変化は、政府であるとか、もしくは大きな企業が、信頼を集めることが難しくなる。

これは日本を初めとした、各国の先進国で、すでに起こっていること。

そして6つめは、人々の幸せを感じる頻度というのが下がるということ。

不思議なことではあるが、人間の幸福度というのは、物質的な豊かさとは比例しない。

実際私達は、20年前、30年前と比べたら、飛躍的にテクノロジーの面では発達している。

しかしながらそういった、20年前、30年前であるとか、もしくは50年前、100年前の人と比べて、著しく幸福になっているかと言えばそんなことは言えないというのは明らか。

今後もこの傾向というのは続いていくのではないかとされる。

そして最後のポイントというのは、余暇の時間が増大すること。

これはテクノロジーの進化によって、そもそも人間が手を出す必要がない労働というのが増えていくし、どんどん生産効率というのは上がっていくので、仕事をしたいと思ってもできる仕事がないという状況に陥ることになる。

そういったことで、望むと望まないとに関わらず、余暇時間が増え、結果的にここでも人生を見つめ直すという選択を余儀なくされる人が増えると予測されている。

これらの要素というのは、暗い方向にも明るい方向にも結び付けられるので、自分がどのような生き方を選ぶかによって、これらの要素が未来にどのような影響を及ぼすかというのは変わってくる。


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