10年後には3分刻みで仕事をしている未来がやってくるかもしれない


ワークシフトという本の、予測する2015年の未来というのは、3分刻みに仕事に追われ、休まる暇がない生活というのが想定されている。

実際にイギリスで働くジルという青年がモデルケースとして出されているが、彼は寝起きから夜ベッドに入るまで、常にモバイルやパソコン等のネット回線に繋ぎ、常に何らかの仕事をしていることを求められる。

現在であれば、メールやSkype等の様々な通信手段があるが、2015年にはこういった手段が更に増え、尚且つ、世界中の人と共に仕事上でやり取りをしなければいけないので、時差の関係で24時間常にメッセージが入ってくる。

それをテキパキとこなし続けなければいけない為、ゆっくり仕事をすることもできず、ゆっくり食事をすることもできず、常に追われるように働くことになる。

そして、深く思考をすることもできないので、それ以上職業としてのプロフェッショナル性が高まることもなく、残念ながら単純労働に近い形で、日々が終わっていくことになる。

平穏や自己成長といった糧を得ることは難しく、残念ながら毎日背中をせっつかれるような日々で、いそいそと暮らしていくことになる。

スキルアップをしようと思っても、常に仕事がパンパンに入っているうえ、代わりになる人間がいくらでもいるという状況において、そういった話というのは、現実的ではない。

つまり、2015年になる前にある程度の職業スキルというのを磨いておかないと、人間がしなければいけない仕事自体が減っていくうえに、こういった問題にもぶつかることになる。

残念ながら、8時間だけ働けばいいとか、そういったスタイルというのも崩れる可能性もある。

というのも、どんどん仕事というのは、コンピューター等に奪われていくわけだし、そうなってくると、残された仕事を奪い合うことになる。

そして、富や一部の富裕層や、資本家に牛耳られることになるので、大した能力もない末端の労働者というのは、結局労働条件が悪かったとしても、そこに甘んじる以外にはない。

サービス残業をしたとしても、それによって職を失わずに済むのであれば、喜んで働くという人が増える可能性がある。

しかも、このワークシフトという本では、イギリスの青年の例が出ているが、今後テクノロジーの進化によって、どんどんイギリスや日本のような先進国は、仕事を奪われる側にある。

今後は言語の壁というのも、自動翻訳機等ができてくれば、乗り越えられてしまう可能性がある。

現在であれば、未だに語学力が一つの武器にはなっているが、そういったスキル自体が時代遅れになることも考えられる。

そうなってくると、先進国の人間が有利ということは、どんどんなくなっていって、むしと新興国の人の方が条件が有利に働いていく可能性すらもある。

こうして、過度に細切れになった時間の中で終わりのない労働に追われ続ける未来というのが単純労働者には待っているのではないかということがワークシフトでは提唱されている。

こうした未来においては、自分より仕事ができる人の仕事ぶりを見て、その観察から得られた結果によって、自分の仕事の仕方を変えたり、工夫して成長していくということも難しい。

こういった暗黙知の継承というのも困難になっていくので、仕事の量は増えるものの、いつまでたっても質に転換しないという恐れも出てくる。


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