日本への一時帰国を利用して馬刺しとふぐちりの宴


友人の香港金融のプロが日本入りをしている機会に、馬刺しの宴に招待された。

先日香港であったばかりだったが、まだ話したりなかったこともあり、急遽セブから東京に一時帰国することにした。

そしてせっかくなので馬刺しだけでなく、翌日にはふぐちりの宴も企画してもらえたので、日曜日・月曜日と海外ではなかなか堪能できないこだわりの和食を楽しむことになった。

せっかくなので他の知人にも呼びかけたところ、日曜の馬刺しの会はともかく、月曜に催されたふぐちりの宴については平日ということもあり、ほとんど人が来ないかと思ったが結局月曜でも8名が揃うことになり、思ったよりも人数が集まった。

そしてまた参加したメンバーが濃く、新宿で行われた馬刺しの宴では、私も中学の時に全国模試を受けたことのある某有名予備校のカリスマ講師であったり、IPOで数千万円を稼いできたという強者の投資家である公務員とか、ロンドンからユーラシア大陸を陸路で横断し中国も鉄道で横断してきた元バックパッカーとか、私の出身地と近いところで開業している消化系の医師とか、東京と岐阜でいわゆるデュアルライフを送っているコンサルタントとか、わざわざ福岡から新宿までやってきていた物流のプロとか、普通に募集しただけの割には随分と個性豊かな面々との食事会となった。

ちなみに前回別の知人たちと集まったチーズフォンデュの店のすぐ近くだったが、通りが一本ずれていた。

歌舞伎町の雰囲気が好きかと言われるとあまり好きではないが、やはり食べログなどを見ているとたまたま歌舞伎町がヒットし、そこに店を決めることは少なくない。

特に前回は23名の参加だったので、なおさら店は絞られてしまった。

何しろそれだけの人数を収容できるというだけである程度店が限られてくるし、やはりこじんまりとした集まりの方が、事前連絡にしろスケジュール調整にしろ楽なのは間違いない。

ただし、今回は友人の金融のプロがそういったことを請け負ってくれたので、私の方は非常に楽だった。


新宿の次は池袋へ

翌日は池袋にあるふぐちりの店へ。

この時にはこれまで香港やロンドン、ニューヨーク等で勤務をしてきたファンド組成のプロやAirbnbを取り入れようか考えている不動産投資家、ロンドンに留学経験を持つ人などが集まったが、不思議と不動産投資系の人が多い印象だった。

半数近くが日本国内で不動産を保有し、賃貸に出している人の集まりだったので、ここまで国内不動産投資家率が高い集まりはおそらくこれが初めて。

これまでも一人か二人、不動産で利回りを得ている人が混ざっていることは多かったが、さすがに半数というのは少々驚きだった。

やはり彼らも今は物件の売りどきと思っている人が多かったようで、どのようなイグジットを採用するか検討していたし、更に言えばAirbnbの可能性も共通の話題になっていた。

そういったセミナーに出たことがある人もいて、なかなか興味深いところだった。


スリランカの不動産の話も

そういえば馬刺しの宴の時にはスリランカ不動産の話を聞いてきた人もいて、コロンボではスタジオタイプの部屋が一千万円ほどで売られているということで資料を見せてもらったが、正直スリランカでその金額というのは割にあわない感じがした。

見せてもらった資料によると、一人あたりのGDPについてはフィリピンよりもスリランカのほうが高いということだったが、何しろ小国なので強い産業が一つあれば一人あたりのGDPというのは比較的簡単に上げることができる。

スリランカという国については観光やアーユルヴェーダ、インド向けのアウトソーシングくらいしか思いつかないが、一度アーユルヴェーダの施術をのんびりと受けに行くにはいいかもしれない。

しかし、ふぐちりの宴の時に聞いた、2週間ほどスリランカに行ってアーユルヴェーダの施設に入り施術を受けていた人の話によると、最初の1週間位は食事を調整するだけでオイルを垂らしたりしてくれるわけではなく、額に油を垂らすシロダーラは一週間ほど体の調子を整えた後でようやくやってくれるらしい。

しかも、ただ単に頭に油をたらされるだけだったらいいが、油まみれの頭をその後洗うかと思いきや、一週間は髪の毛が油まみれの状態を維持しておかなければならないらしい。

しかも目玉に油を垂らしたり、鼻の中に垂らしたりして行う施術もあるということなので、ヒーリングというよりは修行に近い印象だった。

それを考えると、スリランカにアーユルヴェーダの施術を受けに渡航するのも、なかなか心理的ハードルが上がってきた。


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