セブパシフィックのチェックインに時間がかかって焦った


これまでマレーシアやフィリピンといった東南アジアで生活するようになって、LCCを使う機会が増えたし、ヨーロッパではライアンエアー等をを使って旅行してきた。

そのため、LCCへの抵抗感は無いし、むしろ近距離であれば、LCCを使うのが標準という感覚だが、今回のセブパシフィックについては困ったというか、少々面食らった。

というのも、午前6時ごろに出発して成田に入る便だったが、セブ空港の荷物検査を抜けて各航空会社のチケットカウンターにたどり着いたところ、成田行きが2列、香港行きが2列、ウェブチェックインが済んでいる人向けが1列となっていた。

どれも同じぐらいの列の長さだったが、成田行きに並んで待っていたが、なかなか進まない。

暇だったので人数を数えてみると、私が並んでいた列が9人、その隣の成田の列が11人だった。

どうも隣の列の方が進みが速いような気がしたが、人数的にはこちらのほうが少なかった事もあり、そのまま並ぶことにした。

結果的にどちらもほとんど同じタイミングで順番がまわってきたので、乗り換えてもそのまま残っても変わらなかったが、問題なのはたった9人しかいないのに30分近くかかったこと。


チェックインに妙に時間がかかった理由

原因を察するに、まず1つ目に荷物の重量検査が厳しく、日本人も含めてかなりの乗客が重量オーバーで引っかかり、近くで荷物を入れたり出したりして収納し直してから、また最前列に割り込んでくるので、そこでタイムロスが起こっていた模様。

しかしながら、それにしてもいくらなんでも遅すぎるし、これまでセブパシフィックを使っていても、ここまで時間がかかったことはない。

確かにフィリピン人の事務作業効率が悪いのは間違いないし、それは出国証明書や空港税やその他の支払いのところでも感じるところではあった。

それでも、ここまで群を抜いて遅かったことは今までになく、十分な余裕を持ってフライトに臨んだつもりが、その後のイミグレの部分でも混み合っていたため、ちょうど次が私の順番というところになったタイミングで、成田行きの乗客を探す職員がやってきた。

しかも私の場合クォータービザを持っている関係で、イミグレの所で出国証明書を買わなければならず、その職員がまた意味不明な質問をしてきて、よく聞き取れないので、何を言っているんだ、と、やや苛立たしげに答えたら、大丈夫、というよくわからない受け答えでようやく抜けることが出来た。

無事に成田行きの便に乗ることは出来たものの、フライトの翌日には既に予定が詰まっていたし、乗り遅れるわけにはいかず、焦る気持ちもひとしおだった。


手堅い時間に空港に到着しても無駄だった

自宅を出てから空港までの道のりは順調だったし、何しろ早朝だったのでセブの町もほとんど車は走っておらず、普段なら1時間弱かかる距離を25分ほどで到着できたのは良かったが、結局空港で躓くという対処法のわからない問題が起きた。

そもそもセブの国際空港はあまりにも規模が小さいし、トラベルタックス等をその場で支払わなければいけない効率の悪い仕組みになっている。

もうここら辺はいっそのこと、タイとかマレーシアとか周辺国のシステムをそのままコピーでもして改善すれば良さそうなものだが、HSBCフィリピンと同様に、なぜか独自開発に拘るという謎の方向性を打ち出して、結果として周辺の平均値よりも大きく劣るという安定した惨状を示してしまっている。

ここらへんはセブ在住者として、ぜひともどうにか改めてほしいところ。

とはいえ、次にセブ国際空港を利用するのは、恐らくセブを去るときなので、実を言うとあまり影響がなかったりもする。

どちらかと言えば、クアラルンプール国際空港が妙に持ち込み手荷物の数に厳しいことのほうが、今後の影響や利用する回数を考えると深刻かもしれない。


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