沈黙を恐れなければ話下手は軽減できる


口下手な人の原因の一つとしては、他人と話をする時に過度のプレッシャーに晒されているということがあげられる。

上手に話さなければいけないという強迫観念がストレスを生んでしまって、そのことによって余計に緊張して、上手く話題が頭に上らなくなってしまうという問題がある。

こうなってくると悪循環で、上手く話せていないことが更にプレッシャーを生んで、ますます気持ちが焦ってしまい、それによってより冷静な判断が下せなくなるということになる。

そうなってくると、もはやいっぱいいっぱいになって口を噤んでしまったり、もしくは失言で場の空気を悪くしてしまうこともある。

そういったことを招かない為にもまずは大前提として、沈黙を恐れないということを話下手な人にはお勧めしたい。

基本的に会話の中でも口下手な人が最も恐れるのは、一対一の場面。

特に初対面で共通の話題がない場合というのは非常に気まずい空気が漂うし、それは私もこれまで、さんざん体験してきたことがある。

しかしながら、最低でも二人いるということは相手にも話題を提供する義務というのはあるわけで、こちらが一方的にそれを履行しなければいけないというものでもない。

そう考えてみると、いくらか気持ちが楽になるのではないかと思う。

勿論相手が上手く話をリードしてくれないのであれば、こちらから何らかの話題を提供する必要があるし、そうしないといつまでも沈黙してしまうということもある。

そんなときの解決策の一つとしては、自分が口下手であるということを話のネタにしてしまうということ。

強がって見せるのではなくて弱みをさらけ出してしまうことによって、それをネタに出来るし、相手もそういうことだったら自分の方で話をうまく進めようということで譲歩してくれることも多い。

口下手というのは性格の一つだし、決定的な問題になるわけではない。

それは人格的な問題とか性格に欠陥があるとか、そういうレベルの話ではないのでちょっとした個性の一つとして、さっさと曝け出してしまうことによって過度のプレッシャーから解放されることが出来る。

よく聞き上手になるためには自分のことを話すのではなくて相手に話させるとか、だいたい三割自分が話して七割は聞くとか、そういったことを言われるが、もし沈黙が訪れがちで尚且つ自分がこれと言って話を進めていくことが出来ないのであれば、どんどん相手に質問をして、向こうに八割とかそのくらいの割合を話させても良いのではないかと思う。

確かにあまり質問ばかりしているとか相槌ばかり打っているというのは、若干盛り上がらないところはあるものの、あまりベストばかりを考えていても仕方がないわけだし、少なくとも単なる沈黙よりもベターなのであれば、それはそれで満足しても良いのではないかと思う。

重要なのは会話の達人になることではなくて、少しでもコミュニケーションを上手に取ること。

そう考えていけば、口下手なりの戦略というものがあるはず。

逆にぺらぺらと言葉が出てくる話し手を目指すというのは、自分の属性を無視しているわけだし、そういったことは苦労を生むだけなのでやめたほうが良いかもしれない。


よく読まれている記事

1位:世界一周を日常に変える方法

2位:【無料】海外移住オンラインセミナー

3位:パワハラ・リストラからの人生逆転



メールアドレス
執筆者、伊田武蔵
伊田武蔵プロフィール
最近の記事
記事一覧

ページの先頭へ