脱サラで失敗しないために必要な3つの要素


脱サラで失敗する人には、
いくつかの共通点がある。

サラリーマン時代から副業で稼げる人もいれば、
独立してフルタイムで新しい仕事に取り組んでいるのに
黒字化させることすらできずに
最後まで赤字のまま初期投資を回収できずに撤退していく人も。

単純に能力の違いなのか?

たしかにそれは一因にはなっているものの、
それだけで片付けられる問題ではない。

妥当な手順を踏んでいるかどうか、
ビジネスのポイントを押さえているかどうかによって
成功率に大きく差が出てくる。


脱サラの前に憧れを現実化する


なんとなくスローライフや自給自足、
自然に近い生活にあこがれて農業を始めたがる人は多い。

あるいはカフェを開きたいとか、
パン屋やケーキ屋、ラーメン屋をやってみたいとか。

これは現役のサラリーマンだけではなく、
リタイアした世代にも見られる傾向。

私の父親も、
一時期定年後に喫茶店を開きたいと語っていた。

それを仕事時代の先輩が実践し、
失敗したのを目にして気を持ち直してくれたが。



なんとなく憧れがあるから起業するというのは、
典型的な失敗パターン。

第一志望の起業に就職できた経験がある人なら、
そこで働くことが本当に理想なのか疑問に思ったこともあるだろう。

しょせんは外から見ていただけの世界と、
現実は違うと。


これは脱サラして起業する場合も同じで、
むしろ一世一代の勝負で重みがある分だけ
失敗は許されない。

「心が喜ぶことをしましょう」
「キラキラ輝けることをしましょう」
という一部の自己啓発本に書かれたことを盲信しても
うまくいくはずがない。


農業をやってみたいなら、
いきなり脱サラなんてしないで週末だけでも
農家の手伝いをしてみる手もある。

小さな家庭菜園を切り盛りしても分からないことが、
規模を大きくしたら理解できることもある。

特に農業はある程度の規模でやらないと
利益が出しづらい業種。

家の庭や市区町村が貸し出している農園スペースを借りて
ちまちま野菜を作ったぐらいでは分からないことがたくさんある。


カフェやパン屋、ラーメン屋等をしたいなら、
そこで働いてみてビジネスモデルも暴き出し、
紙に落とすぐらいはできないと話にならない。

とにかく商品数を増やして
顧客のニーズに応えるというコンセプトでカフェを開こうとしても、
実際の店舗を見てみると少ない品数のほうが利益率が高く、
経営上現実的に気付くかもしれない。

現実を見ないで脱サラすれば失敗するのは当然のこと。

モチベーションは消え、
ビジネスモデルが未熟だったことに借り入れをして
後に引けなくなってから気づいても遅い。

だからこそ、サラリーマンをしながら
休日を利用して小さくテストするところから始めたい。

いきなりリスクを背負うのではなく、
まずは失敗してもダメージの少ない実験から。


低コストで始める


事業を起こした経験もないのに、
いきなり銀行や家族・親戚・友人等から大きな借金をして
スタートするのはリスクが大きい。

昔のように経済成長が著しい時代でもなく、
斜陽の社会においてリスクマネジメントは経営に必須。

そうなると、いかに低コストでスタートするかは
重要なポイントになる。

仮に失敗してもダメージが小さければ再起できる。


たとえば、カフェやパン屋のような固定店舗を開くなら、
居抜きの物件を探せば初期投資が抑えられる。

自分の理想のデザイン・世界観を表現したい気持ちもわかる。

しかし、それは事業に必須なのか?

最初から実現していなければいけないのか?

うまくいってから改装したり、2店舗目を出すのでは遅いのか?

こうした問いかけが必要になる。


農業にしても、農地やトラクターを始めとした器具にこだわれば
いくらでも最初の段階でお金は飛んでいく。

それを回収するのに、何年かかる見通しなのか?

目論見どおり行かなかった時、キャッシュフローは回るのか?

脱サラして収入が事業一本になった時、
コストが小さければ試行錯誤する余裕が残る。

逆に最初から楽観的な見通しのみで
高コスト体制を敷いてしまえば、
歯車が一つずれただけで途端に破綻に向かってしまうことも。


許容できるリスクの範囲を見定めることは、
長年経営を続けてきた人でも難しい。

これから脱サラする段階では、
リスクは下げておくにこしたことはない。

経営上失敗はつきものだが、
致命的なダメージだけは避けなくてはならない。


適正規模を把握する


「男なら脱サラするからには上場を目指しますよ」
「1年以内に月商1億が目標です」

そんな目標を掲げるのは猛者っぽいが、
実際は地に足がついていない夢想を語っているだけの人が多い。

なぜその規模を目指す必要があるのか?

あなたは心からその目標に邁進できるのか?

この問いに自信を持って回答できないのなら、
着地点の見通しが甘すぎる。


社会貢献を口にするのは、本音なのか?

ビジネス書で読んだ高名な先生の受け売りか?


数字を上げているのなら、その根拠は何か?

売上が掲げられているのなら、
利益はいくら残るのか?


目的を追求していくと、本当のコアに近づいていく。

今では美しい理想を掲げる上場企業も、
設立時に立ち返れば社会貢献どころか
法律ギリギリのことをやっていたりする。

現在のコンプライアンスや社会認識では
許されないことを平気でやっていたりも。

ポジショントークとして
名前が売れてきたら方向転換しているだけで。


人類の誰もが否定できない高邁な理想がなくても、
単純に生活のためにビジネスをするのも
否定されるようなことではない。

食べていくために就職するのと同じように、
脱サラもより良い生活のためでも十分。

本当に問題なのは、
上に塗り固めた嘘で自分の本心を見失うこと。

それは方向性を誤ることになったり、
適正規模を越えて拡大した結果として
リスクが増えすぎて失敗することにつながる。


なんとなく売上一億円を目標にしたが、
コストや求める金額を具体的に算出したら、
3,000万円の年商で済むかもしれない。

そうしたら、わざわざ余分な7,000万円の売上を立てるために
ムダなことをしなくてよいことになる。


なんとなく世の中の風潮に合わせて社会貢献を口にしたが、
実際は自分や家族の生活で手一杯かもしれない。

それなら、その現実を受け止めた上で、
余裕ができたところで他者への貢献を考えてもいい。

そもそもビジネスをすること自体、
お客さんの役に立っているはず。

まともな方法でやっているのあれば。



むやみに拡大思考や上昇志向を強めていけば、
それだけリスクも増えていく。

いわばハイリスク・ハイリターンな状態になる。

昭和的な価値観でひたすら拡大するよりも、
適性を知って持続させていくことの方が
あなた自身にとっても、周囲の人にも、
お客さんや取引先にも恩恵が大きいのではないだろうか?


脱サラをしたら無尽蔵に上を目指さなければいけないルールはない。

適正規模を決めることは経営者にしかできない重要な仕事。

あこがれではなく現実を見て、
目指す場所を設定する必要がある。



伝えるのが難しいこと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
自由に生きるための方法。

しかし、断片的な情報が散らばるブログでは
限界があるのも事実。

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