本能よりも数字で考えた方が成功する理由


人間のDNAや遺伝子というのは急激に進化することがない。

残念ながら私たちの脳みそというのは狩猟と採集の時代であるとか、もしくはその後の農業を営み始めた時期に、あまりにも影響を受けすぎている。

言い換えれば、今のような情報やサービスを中心としたビジネスを構築している社会において、全く向いていない遺伝子を持って生まれたことになる。

そして本能というのはこの遺伝子によって成立するものなので、それに従って生きたところで上手に環境に適応できないというのは当然のこと。

現代においてマンモスが襲ってくることはないし、集団でマンモスを仕留めようという試みをすることもあり得ない。

その代わりに、分断された製造業に携わるとか、あるいは飲食店のウェイターやウェイトレスに代表されるサービス業に従事するとか、もしくは情報を扱うことによって金融やITの業界で活躍するとか、そういった形で現代の労働者というのは働いているわけなので、当然ながら狩猟や採集であるとか、もしくは農業も機械を使わないで農作物を作ることとかそういったことを生業とした時代の本能とは全く相容れない状況に生きている。

その結果として何が起こるかというと、あまりにも目先の利益を重視するために長期的な視点で人生を考えることが出来ないとか。

もっと分かりやすいところで言えば、とにかくエネルギーを摂ろうとして砂糖や脂肪を過剰に摂取して太った結果として却って健康を害するとか。

こういったことも遺伝子が如何に優秀ではないかということを物語っている。

ではどのような対策があるかというと、根本的な対処法として数字や数学で物事を理解するということが推奨されている。

数字というのは非常に感情を込めづらいものだし、論理的に考えるための言語としても使われている。

数学というのは「=」であるとか様々な記号があるが、これはある意味で言うと言語として使えるくらいなので、各国の言葉の壁というのを簡単に越えて数学者はそれぞれの数式で相手の言っていることを理解することが出来る。

さすがにそこまでのことは数学者でもなんでもない私たちにとっては難しいとしても、物事を数字で判断するというのは簡単に使えること。

例えば車が欲しいと思ったときにローンを組むことをディーラーから推奨されたとする。

その際に様々なオプションとしてシートのグレードアップとかステレオとかエアバッグとかそういったものを提案されることがあるが、そういったときにも支払いについて冷静に数字で考えてみればその利率がバカバカしいとか、ローンを組む方が一括よりも結果的に支払額がどれだけ多くなるかとか、その金額を支払う為に自分が何時間労働をしなければいけないかとか、こういったことを数字で考慮することが出来る。

ものを欲しいというのは人間の根本的な本能であって、それによって冷静な判断力というのは一時的に奪われる。

しかしながら、数字でものを考えると脳の中でも新しい脳と呼ばれる前頭前野を中心としたエリアが活動を始め、それによって古い脳と呼ばれる偏桃体であるとか、こういった感情を司る部分が動きを鎮めることになる。

その結果として本能よりも理性で判断することが出来、後から後悔するような失敗をしなくて済むことになる。


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執筆者、伊田武蔵
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