マニラの気温が上がってきた


年末から一月にかけて、マニラの気温は最高気温でも30度を下回るほどになって、赤道近くの南国にもかかわらず随分と涼しい日々が続いていた。

夜になるとますます気温は下がるので、ブランケットをかぶっていないと肌寒くて眠れないくらいになっていた。

それが二月入ってからだいぶ気温が上がってきて、先日はひどくしつこい蚊まで出てきた。

Pho Hoa Vietnamese Delightsというベトナム料理店で食事をしてからタクシーで帰宅し、シャワーを浴びた後で蚊の存在に気づいた。

この蚊というのが、起きている間にも一度体にとまったような気がしたのだが、その後も活発に動き回っていた。

見つけることができなかったので仕方がなくそのままで眠ったら、手足を何箇所も刺されてしまって、さらにいうと耳元でとばれたりするので、寝ては目が覚め、そして寝付こうとしてもまた音で目が覚めたりといったことで、結局電気をつけてその蚊を見つけ出すまで寝るのをやめようということにしたが一向に蚊の姿は見えない。

結局真っ暗闇の中で一度蚊の羽の音を聞いただけで電気をつけて以降は、いつまでたっても姿を現すことはなかった。

結局その日は電気をつけたまま眠ってしまい、眠りが浅かったためなのかいくつか夢をみることになった。

昼間にユーチューブで聞いていたショパンのノクターンやエチュードの音声を聞きながら、なぜかラオスのルアンパバンという町を歩いていて、メコン川が急に増水して氾濫しそうになっているのを見かける夢を見たのを覚えているものの、ほとんどそれ以外の夢というのは今となっては記憶があいまいになっている。

起きてすぐの数分間は覚えていた気がするが、丸一日たってしまったらもう思い出せないというのは夢ではよくあることだが、なんだか残念な気もする。

結局翌日になってもその蚊は見つからず、最終的にどうなったのかはわからない。

少なくとも日中にその蚊に刺されたりはしていないので、開けていた窓から逃げ出したかもしれない。

蚊が一匹いるだけでも時には睡眠不足になってしまうということを考えると、人間の睡眠というのは非常にデリケートなものだと感じるし、こういった問題というのは明治時代や大正の時代から多くの人を悩ませてきた。

確か武者小路実篤だったと思うが、蚊のような生き物を絶滅させることができないというのは非常に非文明的な話だということで憤慨していた文章を読んだ記憶がある。

今の時代であれば、昆虫の役割というのも見直されているので、かえってそういった種の絶滅を促す言葉というのは嫌がられる傾向にある一方で、蚊のような人間に直接的な危害をくわえるような生き物というのは、やはりどうにかしたいというのも本音としてはわかるところ。

Rustan'sにでも行って、アースを買ってこようか。

蚊は人間の体内に針や唾液を注入してくるので、非常に細菌を感染させやすいという問題もある。

そういったことも含めて考えると、やはりいい加減21世紀にもなって蚊に悩まされるというのは、どうにかしたいと考えるのは私だけではないのだろう。


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