ロンドンのパブで語学学習


以下はロンドン在住の山本さんからの投稿

ロンドンに滞在して働き始めた時に、やっぱり自分の英語力ではこの先仕事していくには不安だなと悩んでいた時期がありまして、そんな時期に会社の日本人の方にお誘いいただいて参加した語学学習会がありました。

その語学学習会というのがランゲージ・エクスチェンジ・パーティーと言いまして、すごく面白いやり方だったんですね。

ランゲージ・エクスチェンジっていうくらいですので、英語だけでなくイタリア語、フランス語、中国語、もちろん日本語もなんですけれども、各語学のテーブルが幾つか出来ていまして、その中でも初級・中級・上級に分かれてて、学びたい言語の自分のレベルに合わせたテーブルに参加するんです。

そこで講師の方がクロスワードパズルを使ったり、それからいろんな写真を見せてその状況をその言語で説明する授業を1セッション45分。

それが一晩3セッションあるので、もちろん1セッションして帰るのも良し、3セッション全部を受けて帰るのも良し。

そういった形ですごく自由な雰囲気で参加できる語学学習会でした。

すごく面白いなと思ったのが、この催しはパブの二階でするんですね。

パブですので、一階はもちろんワイワイとした雰囲気なんですけれども、そこのカウンターでビールを購入して二階のランゲージエクスチェンジパーティーの会場に持ち込んで、ビールを飲んだり軽い軽食をとったりしながら、皆でパーティーをしながら語学を学びましょうという雰囲気でした。

お堅い学校に通ったり、それから独学で詰め込み式のものを家で黙々とやるっていうのは私には合わないと思っていたところだったので、すごく楽しい雰囲気で語学学習を楽しむことが出来ましたね。

これは半年くらい週に一回続けたんですけれども、1セッションの値段ではなく、その一晩の値段で5ポンド。

なので、1セッション参加しても3セッション参加しても5ポンドで参加することが出来ました。

本当にいろんな国の言葉を学びたいっていう人が来ているので、もちろん英語を学びたい英語圏以外の人間だけではなくて、イギリス人の方がフランス語、日本語を習いたくて来ていたりして、本当にいろんな国の方とお友達になれて楽しいイベントでした。

英語だけではなくて、フランス語やイタリア語を習いたい場合には1セッション目は英語、2セッション目はフランス語と自分で勉強したい語学も選ぶことが出来たので、この催しは本当に面白いものだなと思いました。

イギリスのそういったwebの掲示板のようなもので、度々こういったエクスチェンジパーティーの参加者の募集をしてたりするので、地元のGumtreeという掲示板サイトがあるので、そういったものを確認してみるとランゲージエクスチェンジのイベントが見つかると思います。

フラットシェアはこんな感じ

私がロンドンに滞在していた一年間は、住んでいたところはフラット、日本で言うところのアパートみたいなところなんですけれども、これに幾つかお部屋があって、それも一人一部屋使っていろんな方とシェアをして、共同生活をして住んでおりました。

この住み方はフラットシェアっていうんですけれども、一軒のお家をみんなでシェアするハウスシェアっていうのもありまして、そういった方法でイギリスに滞在している若い方は、いろんな方とシェアをしながら共同生活をしています。

やはり一軒の家を持つ、もしくは一部屋だけ独立したものを借りるっていうのは、ロンドンでは相当にお金がかかる。

駐在員の方々は企業からお金が出まして、そういったお部屋を借り上げていたのですけれども、やはり個人で行きますとなかなかそういった個人で生活をするためのお部屋を確保するのは金銭的にもものすごく負担があります。

なので、フラットシェア、ハウスシェアをして暮らしているんですけれども。

私が一番初めに住んだフラットは、私を含めて日本人4人で生活していたんですけれども、だいたい6畳から8畳くらいのワンベッドルームを所有しますね。

ここにもうすでにベッド、それから本棚、クローゼットのようなものは用意されておりまして、自分の身一つで持っていた荷物をスーツケースのまま持ち込んで、すぐに生活が出来るようになっています。

それでキッチン、トイレ、バスはみんなで共同で使うんですけれども。

なかなかこの共同生活、プライバシーがないんじゃないだろうかなんて最初は思っていたんですけれども、始めてみるととても楽しいものでした。

ちょっとキッチンで料理をしていると、もう一人キッチンに来て「ちょっとご飯でも作ろうか」なんて言う風に雑談しながら作ってますと、だんだんとビールを開けたりワインを開けたりしながら、あっという間にみんなでパーティーのような状態になってしまいまして。

こういったことが嫌いっていう方は、本当にお部屋の中に閉じこもって自分の生活を楽しむこともできます。

一つの共同の空間ではあるんですけれども、きちんと個人を独立させた楽しみ方、住まい方をしていました。

私はロンドンにいる間に3回別々のフラットシェアを経験しました。

2回目のフラットシェアは、韓国人の女性の方とアイスランド人の女性の方と三人で暮らしていたんですけれども、やはり違った国の方とシェアするのは英語環境の中に飛び込むことが出来ますし、それからいろんな国の文化を教えていただくことも出来てとても楽しいですね。

やっぱりそれなりの英会話力があった方が、いろんなコミュニケーションがとれてもちろん楽しいんですけれども、そうでなくても一緒にお料理をしたり、それから一緒にお酒を飲んで楽しむことで、なんとなく会話の力もついてきますし。

それから一緒に料理なんかをしてますと、その国の料理を教えていただくことも出来て、本当にこれは貴重な経験でしたね。

それから三軒目は、イギリス人の男性とフランス人の女性とシェアしていたんですけれども。

こちらのお部屋でも、皆さんヨーロッパ人ということで全く私が知らなかったようなお料理を色々と作ってくれるので、これも一つの楽しみでした。

やっぱりすべての生活、丸一日を英語漬けの中で生活をするというのは、英語力が最初無くてもそれなりに英語の勉強になります。

語学留学で行きますと、だいたい最初はホームステイという形が多いらしいんですけれども、こういった風に個人で自由にワーキングホリデーのビザなどで行きますと、いろんな国の方とシェアする体験っていうのも出来て、本当に自分のためになりました。

いろんな国の情報をもらえるので、これも一つの滞在の仕方として楽しいものだなと思います。


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