スティーブンキングのミザリーを読んでみた


ジョジョの奇妙な冒険の作者である荒木飛呂彦が影響を受けた書籍として紹介していた事もあり、スティーブンキングのミザリーという小説を読んでみた。

こちらはいつも通りアマゾンで購入してそれを自炊業者に送りPDFファイルとして送ってもらった。

これによってiPadで読むことができるのでレストランに行って食事を待つ時間とかそういった時間を利用して読もうと思っていたのだが結局続きが気になって二日間で読破してしまった。

内容としては有名な小説家が事故を起こしそこに精神に異常をきたしている元看護婦に救われたものの彼女の家に閉じ込められるというところからストーリーが始まる。

話のの内容はネタばれになってはいけないので詳しいことはここでは述べることはしないが非常に緊迫感が続いていくということと基本的にはすべてが家の中で物語が完結する上に登場人物もほぼ二人だけという限定を受け入れながらも退屈させることなく最後まで持っていくというところは非常にすごいと思う。

ストーリーテリングということで考えると場所と人物を一気に限定してしまうということは相当に難易度が上がる。

特に今回のミザリーというのはかなり長編小説になるのでこういった長さでだれないようにするためには魅力的な登場人物を何人か登場させてそれぞれが関わることによって化学反応を起こさせるというのが一般的なやり方。

さらにいうとストーリーのほぼすべてが自宅内で起こるということも当然ながら作者としては退屈な展開を呼び込まないために様々な工夫が行われることになる。

ある意味で言うと背景描写等シンプルにできるということで楽に見えるものの、実際のところ寝室から出て主人公がバスルームであるとかリビングに冒険する際の描写等他の部分で変化がないだけより生き生きと描かなければいけないわけだしかえってそういった部分での描写力というのは高いレベルのものが求められる。

さすがにスティーブンキングがそういった力量を持っているのは当然の話でミザリーというこの小説の中でもその力というのは存分に発揮されている。

自分でも文章を書くようになってこういった物書きとしての力というのはより深刻に感じられるようになった。

かつてであればただ単に娯楽として通り過ぎていた著者の意図であるとかストーリーの進め方というのもわかるようになってきたので小説を読んでいても二重三重に楽しむことができる。

特にミザリーのような特殊な制約を受け入れているも小説というのはその構成自体を楽しむことができるので、そういった意味でも非常に興味深い作品だった。

恐らく荒木飛呂彦がこのミザリーという小説を推奨していたのもそういった観点から見てのことがらでもあったのではないかと思う。


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