正社員への絶望


初めて正社員として入社した会社は、年中求人を出していた。もっとも、それは後に知ることになっただけで、当時は知るよしもない。

この事実がブラック会社の兆候なのだが、そんなこととは知らず、のこのこと入社してしまった。そして、そこで始まったのは終身雇用を前提にした安定した仕事でもなんでもなく、若手社員が潰れることを前提にしたパワハラ付きの業務だった。

パワハラの主は直属の上司。その上の上司も目の前でその様子を見ているが、もはやコントロールすることを放棄している。社内に狂犬がうろついているので、とりあえず自分の所に来ないように誰もが目を合わせない状態、と考えてもらえばいいだろう。パワハラの対象は社長を除く上司にも及ぶのだから。

ただ、できるだけ関わらないようにしていればいいとは言ってられないポジションがある。部下だ。ということで、それまでにも早々に辞めていった部下は後を絶たないらしい。そのたびに仕事の引き継ぎをするのも非効率極まりないが、パワハラを趣味にするクラッシャー上司を誰もコントロールできない以上、それは天災のようなものとして割り切るしかないだろう。

そして、その上司の直属の部下は私のみ。それ以前にいた先輩方は、きれいに一掃されていたことになる。

入社して早々、私が考えたのは転職だった。転職するためにも、職務経歴に決定的な傷をつけるわけにはいかない。そうなると、さすがにすぐには辞められない。

部内は人間関係が劣悪だったので、常にギスギスしていた。そういう会社かと思えば、他の部署はそうでもないことに途中で気づいたし、私が当初希望していた部署については、むしろ人間関係は良好だったらしい。そんなことに気付いたところで後の祭りだ。

その会社でやっていたのは完全に雑用や単純作業。人間がわざわざやらなくてもいいことをやっている。単純に、誰もパソコンやシステムに詳しくないということもあったが、役員がそうした提案を即却下するらしい。どう見ても、パソコンが勝手にやってくれそうな仕事を、来る日も来る日も手で入力していた。

それならバイトに任せればよさそうだが、この通販会社の販売手法は違法であったため、外に情報が漏れる危険を考えると、バイトは危険という経営判断だそうだ。そんな販売手法は辞めればよさそうなものだが、その販売手法で生きながらえている会社だけに、そうもいかない。

結局、長くいるほどに黒く染まっていくという会社だった。私が正社員として働いたのは、後にも先にもこの会社だけ。しかし、正社員という立場に絶望するには、十分すぎるだけの日々を2年近くに渡って送ることになった。

ちなみに、最後は即日でのリストラという最後を迎えた。ブラック企業・パワハラ・リストラ。3拍子揃っている。

私が仕事を探した時には、リクナビで「東京」「未経験可」「月収」「20万円以上」という条件を入力し、その中からこの会社に入った。数百社、あるいは数千社はヒットしたはずだ。その中から、ピンポイントであんな会社を選ぶとは・・・。会社を選ぶことについては、神通力を連想させるほどの見る目のなさを発揮する自信が私にはある。




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