海外逃亡の現実をあえてこの日に考えなおす




昨年の今日、3月11日に発生した大地震、そして震災から派生した原発問題。これを嫌って富裕層を中心に海外逃亡を図る人が続出した。しかし、この言葉は実際のところ、どうなのだろう?

日本から出られない人にとって、あっさり国外に移住してしまう人を避難したくなる気持ちはわかる。しかし、それを海外逃亡とののしったところで、何が生まれるのだろう?

放射能による被害の実態は、数十年たたなければ分からない。そうなれば、日本国外に移住できるのであれば、そこで生活する、さらには子供を安全な環境で育てるのは逃亡と後ろ指さされるようなことではないはず。

海外逃亡との非難を恐れて移住をためらう家庭もある。特に地縁の強い地方においては、この傾向が強いらしい。ただ、子供がいるような家庭であれば人の目を気にしている場合なのだろうか?そもそも、移住してしまえば今までの近所付き合いなど解消できるので、逃亡とののしる声もすぐに聞こえなくなるのに。

震災以前から海外に移住していた身としては、日本から出ることを逃亡と揶揄し、非国民とののしる気持ちは理解出来ない。むしろ、わざわざ安全が確認されていない環境に住み続ける方が不思議とさえ思う。

海外に逃亡するのか、そこに希望やチャンスを見出すのは自分自身。日本に縛り付けられた外野が口を挟む問題ではないし、実際に移住してしまえば関係のない話なので、日本から出ようとしているのなら勇気を持ってほしい。

一度海外に出て、そこで力を付けて日本の立て直しに貢献する方法もある。ただ国にぶら下がって国内に暮らしているだけが日本の復興の手段ではないし、海外に出ることは逃亡ではなく合理的な選択にすぎない。




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本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
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