しばらくアジアで過ごす期間が長くなりそうなので、どこか行ったことのない町に行ってみようかと思案していて、良い候補がないかと思っていたら、ベトナムのホイアンという町が思い浮かんだ。
以前に検討していた時には、ラオスに負けて行くことは見送ったが、あの町に改めて行ってみるのもいいのではないかと思う。
ベトナムの場合はビザなしで15日間しか滞在できないので、ハノイやホーチミン等の主要都市を全て回るのはなかなか厳しい。
最初は電車で移動しようかと思っていたが、盗難も多いようだし、かなり大変な道のりになる模様。
当然ながら飛行機で移動すれば、時間は短縮できるものの、わざわざ空港までタクシー等で移動する手間を考えると、かなり体力的な消耗を伴うことになる。
そう考えてみると、今回はホイアンだけにしぼるのもいいのではないかという風に思っている。
ダナン経由でホイアンへ
ホイアンに行く場合であれば、ダナン空港が近くにあるので、そこまで行ってあとは陸路で移動することになる。おそらくバスがあるとは思うが、タクシーで移動する方が早いかもしれない。
ダナンにはノンヌォックビーチとミーケービーチという2つの海辺があるし、他にもドラゴンブリッジのような見どころもあれば、ダナンからホイアンへの途中には五行山がある。
途中の道のりもなかなか楽しめそう。
また、ホテル代が異常に安く、Hotels.comを眺めていたら4,000円台のCentre Hotel Da Nangやオレンジホテル、Minh Toan Galaxy Hotelでもかなり良さげに見える。
これなら、香港で2万円程度のホテルより期待できるのではないだろうか。
空路は不便だった
何よりも気になるのが空路の利便性で、バンコクからダナン空港まで乗り入れているLCCがあるか調べてみたが、残念ながら存在しなかった。エアアジアやタイガーエアーであれば、ダナン空港自体には就航しているものの、クアラルンプールやシンガポール、オーストラリアのゴールドコースト等の町としか空路が結ばれておらず、残念ながらバンコクに直接乗り入れている便はない。
もちろんセブからの直行便もないので、どこかを経由しての移動ということになる。
今回であれば、セブからクアラルンプールに移動するための航空券は捨てる予定だが、その後のクアラルンプールからバンコクのチケットは使用する予定。
そうなってくると、一度ヨーロッパに行って、戻ってきたあとでダナン空港に行き、そこからホイアンに移動するのがいいのではないかと思い直した。
ちらっと頭をよぎったのは、バンコクに戻ってきてから30日弱を過ごし、ビザなしの期限が切れる前に、一度ベトナムに入って、ホイアンで15日制度を過ごし、そしてそこからもう一度バンコクに戻るというルート。
しかしながら、遺憾にもその空路がないことが判明したため、この計画は見直さざるを得なくなった。
いちいちクアラルンプール等を経由して、三角を描いて経由便のように移動するのも大変だし、こうなってくるとなかなかホイアンに行く機会はない。
オーストラリアまで国際便が出ているのはある意味では便利ではあるものの、そもそもオーストラリアに行く予定自体がないので、これも今現在すぐに利用できる情報ということでもない。
飛行機での移動はこの点がかなり不便で、自家用車であれば自由に走り回ることができるが、既定路線しか使えないLCCを含めた航空会社であれば、どうしてもメジャーな空港を経由することになる。
それは当然のこととしても、バンコクは東南アジアの中でもヘソと呼ばれる位置にあるわけだし、ホイアンまでも距離的に近い。
そういった意味で、直行便の期待は大きかったのだが、残念ながらそれが叶えられることはなかった。
ちなみに、ホイアンから南下するとニャチャンというビーチリゾートもある。
こちらも以前、友人から勧められたことはあるものの、一度も行ったことがない。
今現在は、中国人観光客も増えてしまって、かなり雰囲気が悪くなったという噂も聞くが、そうまでしてわざわざベトナムのビーチに行かなくてもいいような気はしている。