パンドラの憂鬱に見る日本が世界でどう見られているかということ


パンドラの憂鬱というブログで興味深い記事があった。

ロサンゼルスのリトルトーキョーを
外国人が動画で紹介している記事。

そこに海外からの様々なコメントが付いている。

パンドラの憂鬱の該当記事



様々なコメントが付いているが、
基本的には好意的なものが多い。

動画を見た限り、それほど日本っぽさは出ていないが、
それでも外国人から見たら日本風に見えるのだろう。



マニラにもリトルトーキョーはあるが、
規模はロサンゼルスよりもずっと小さい。

入り口に鳥居が設置されていたり、
日本風の店構えになっていたりと多少凝っているものの、
レストランが5軒ほどあるだけ。

周りにも日本食レストランがいくつかあるが、
マニラのリトルトーキョーの規模は決して大きくない。


食事の時にはよく行くが、
それ以外の用途で行くことはない。

というよりも、そもそもレストランしかないので
他の目的を見つけることができない。

その意味では、
ロサンゼルスの方が外国人から見ると
色々あって面白いのだと思う。

ショッピングもできるようだし。



パンドラの憂鬱を見ていたら、
他の記事も外国人が見た日本というテーマで語られている。

どの国の人のコメントかも分かるようになっているので、
日本の国際的な立ち位置がかなり反映されていると思う。


東南アジアにおいても日本は評判がいいし、
憧れを持たれているのを現地の人と話していて感じる。

いざ行くとなると物価のこともあり、
なかなか行けないという話を聞くが・・・。


そうした人向けにリトルトーキョーのような
集客力のある場所を作るのはいいのかもしれない。

その街に住んでいる日本人としても何かと助かるし。

老後にリタイアメントして海外に移住する人が増えているが、
東南アジアを中心にリトルトーキョーのような場所が
増加していくのかもしれない。

実際、マレーシアやタイではそうした動きがあるのも確認している。

既存にも存在しているが、
新しく作る動きもあるので、
ますます移住者としては住みやすい環境になりそう。


海外を転々と住む身としては、
美味しい和食を食べられる店があるのは助かるので、
どんどん各国に広がってほしい。



それにしても、パンドラの憂鬱の記事を見ていると
改めて日本人の築きあげてきたイメージが
好意的に受け取られているのが分かる。

ちょっと誇らしい気分になる。


実際、フィリピンやマレーシアに住んでもそうだし、
東南アジアを旅していても親日的な人は多い。

むしろ日本を嫌っているのは中国と韓国ぐらいで、
残りのほとんどの国は好意的な反応を示してくれる。

ラオスで日の丸のマークが入ったバスが走っていたり、
(日本から寄贈されたもの)
目に見える形で貢献の跡が残っているものもある。


特に東南アジアにおいてはまだまだ日本の評価は高いので、
これまでに海外に出た人たちが築いてきたイメージは
守っていきたいと思う。


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