ジョホールバルのフォーランド・リアルティ・ネットワークの物件をチェック

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ジョホールバルの不動産会社の中でも
有名な企業の1つに
フォーランド・リアルティ・ネットワーク
(FORELAND REALTY NETWORK)
がある。


そこの物件を見ていて気づいたことについて
まとめておこうと思う。

せっかく2年以上投資修行を行った街なので、
立地条件等を把握した上で見ることができるので。

ジョホールバルで2年以上投資修行をしてきた時の
裏話はメール講座で。


まずはIskandar Residence(イスカンダル・レジデンス)。

ジョホールバルで進行中の
イスカンダル計画の名を取ったコンドミニアム。

61平米で1,699万円というのはかなり割高な一方で、
物件の完成予想図の高級感からすれば納得できる。

本当にこの通りに完成すれば、
シンガポールの高級コンドミニアムのような洗練された感じになる。


もっとも、本当にそうなる保証はないし、
どうもジョホールバルの不動産は完成予想図を
美化しすぎる傾向にあるように感じる。

これはフォーランド・リアルティ・ネットワークに
固有の問題ではなくて、
ジョホールバルの各物件に共通する問題。


開発途上ということもあり、
建築後の写真ではなくてCGの予想図を見せられるが、
各国の不動産と比べるとレベルが高すぎる傾向にある。

正直、期待をあおりすぎではないかと
不信感が残る印象は拭いきれない。


イスカンダル・レジデンスの場合にも、
この傾向は感じた。

仮にコンドミニアム自体が実際に洗練されたとしても、
周辺環境とのギャップの問題もある。

そこら辺に不安が残るという、
ジョホールバルの不動産にありがちな結果に。



続いてのフォーランド・リアルティ・ネットワークの物件は
Tri Tower(トライタワー)。

日本人から見ると、
いかにも地震に弱そうで不安になる外観をしている。

細長すぎて大丈夫なのかと。


ただし、ジョホールバルは基本的に地震のない街なので、
その点については日本と状況が異なる。

台風も来ないので、
2年住んでも取り立てて強風を経験したこともなかった。


こちらはコーズウェイの入国管理まで1分ということで、
シンガポールへのアクセスが抜群にいい。

あのエリアはそれ以外のメリットは乏しく、
特に生活しやすいわけではない上に、
ジョホールバルの中では比較的治安が悪いという問題もあるので、
その点が懸念事項。


コーズウェイやシティースクエアというのは、
一応ジョホールバルの中心部ということになっている。

本当に一応という言葉がピッタリくるエリアで、
今後はこのエリアが本当に中心的な役割を保ち続けるのか疑問。

その意味で、トライタワーの立地条件を考えた時に、
長期的に値崩れしていく恐れもある。

シンガポールとのアクセスの良さがあるので
壊滅的な被害はないと予想される一方で、
住環境としてはいまいちな感じが。


すでに中途半端な店や会社等が密集しているので、
大規模な再開発を望むのも厳しく、
かといって現状ではシティースクエアと中央駅ぐらいしかない。

市庁舎もヌサジャヤの新庁舎に機能を移管しているので過去の遺物になる。

そうなると、トライタワーの立地面で有利なのは、
コーズウェイへのアクセスの良さだけになってしまう。



その状態で62平米のコンドミニアムが3280万円からというのは、
他の物件に比べると魅力が乏しい。

デベロッパーがMB Buildersという有名どころではないのも、
建物の質等で若干心配な面がある。




同じくフォーランド・リアルティ・ネットワークが販売している
Suasana(スアサナ)も立地面で同様のリスクを持つ。

コーズウェイが唯一のシンガポールとジョホールバルの
移動手段だった時代は良かったものの、
セカンドリンクやプテリハーバーの登場によって
エリアそのものの価値が下がっている。

この点は消えない懸念材料になる。



所変わってヌサジャヤには
Puteri Cove Residences(プテリ・コーブ・レジデンス)
をフォーランド・リアルティ・ネットワークが扱っている。

こちらは海に面したコンドミニアム。

シンガポールも見えるはずで、眺望の面ではそれなりに良さそう。


ただし、シンガポールの工業地帯が見える可能性もあるので、
この点は実際にプテリ・コーブ・レジデンスの建設地に
足を運んでみないと分からない。

それと、ジョホールバルの海はきれいではないので、
美しいビーチが見えるわけではない。

とりあえず海が見えるという扱い。



フォーランド・リアルティ・ネットワークが扱っている物件でも、
トライタワーやスアサナよりは立地面で魅力を感じる。

シンガポールまでのアクセスも悪くない。


他にもMeridin Suites(メリディン・スイーツ)や
Southkey Mosaic(サウスキー・モザイク)、
D’Pristine(Dプリスティン)、
The Astaka(アスタカ)など、
フォーランド・リアルティ・ネットワークが扱う物件はいくつかある。


それを見て感じるのは、
すでにジョホールバルのコンドミニアムは
価格が上昇しているということ。

予想以上に早く値上がりしている。


どうも需要以上の供給になっている感が否めないので、
その点は注意が必要。

下手をすると、
インカムゲインもキャピタルゲインも得られないという
二重苦になる恐れも出てきているので。



ジョホールバルの不動産投資にはチャンスはあるものの、
かなり慎重に物件を選ばないといけない段階に
至っているという実感がある。

そして、いまだにヌサジャヤの未来がいまいち不確定なのが
この街の大きなリスクでもある。


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