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これまで、世界各国を周ってきた。
東南アジアは単なる旅行だけではなく、
フィリピンとマレーシアでコンドミニアムを借りて
合計3年以上生活した。
ヨーロッパは初めての海外旅行で行って衝撃を受けた場所で、
現在海外で暮らしているのもその時の経験がきっかけ。
最近は東欧を中心に重要な拠点として繰り返し訪れている。
もっとも、半年で90日以内というノービザでの滞在規定が
ヨーロッパを旅する上での足かせにはなっているが。
大部分の国がシェンゲン協定下にあるため、
ヨーロッパ内での移動でパスポートチェックがなくて楽な反面、
滞在日数が各国の合計でカウントされるのが悩ましい。
90日の制約がなければ、
2年ぐらい腰を据えて周りたい。
現状としては、東南アジアとヨーロッパ(特に東欧)が
2大拠点となっている。
他にも、北米やオセアニアにも行ってきた。
旅行中も旅費より収入が多い状態を作れているし、
仕事はどこでも続けることができるため、
特に期限を設けるわけでもなく
無期限で各国を周ることができている。
こうして好きなだけ旅ができる状況を作る方法については、
こちらのページで説明したので、ご参考に。
世界各地を訪れる中で、
何度か人生観が変わるほどの衝撃を受けている。
そんな旅先をランキング形式でまとめてみた。
第5位:オビドス(ポルトガル)
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リスボンからバスで1時間ほど行ったところに、
その村はある。
ここは2つの顔を持っていて、
1つ目は城塞都市としての顔。
小高い丘の上にそびえ立つ城塞都市であることは
丘から下りて見上げるとよく分かる。
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また、小規模なため、
城壁の中に入ると村を取り囲む城壁を
ぐるっと見渡すことができる。
城壁の内側を歩くことも可能。
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城塞都市が好きというのは、
それまでも薄々気づいていた。
フランスのアビニョンに行った時にも
ドキドキするものがあった。
そして、オビドスで確信を持った。
ちなみに、ドイツのニュルンベルクも城塞都市として良かった。
オビドスの2つ目の顔は、
かわいらしい村という側面。
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オビドス名物、チェリーのお酒
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オビドスから周囲の眺望
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谷間の真珠とも呼ばれるこの村は、
とてもコンパクトだが歩いていて楽しい。
昼間は人があふれているが、
日帰りで訪れる人が多いので朝はほとんど人がいない。
誰もいない朝のオビドスを歩くのは
1日の始まりとして申し分ない。
日帰りでも十分に観光はできるが、
あえて泊まる価値がある村。
狭い村だが居心地が良く、
何をするでもなく一週間ほど滞在してしまった。
第4位:ルアンパバーン(ラオス)
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この村には大した見どころはない。
いくつかの寺院があったり、
日帰りで行ける距離に滝や洞窟があったりはするが、
それでも他の観光地に比べて優位性はない。
しかし、その何もないところがいい。
現代的なコンビニも商業施設もなく、
昔ながらの雰囲気を色濃く残した村。
それでいてネット環境や素朴なリゾートホテルのように
旅行者の利便性はさり気なく補完している村。
そして、人が優しい村。
魅力的な観光スポットを作るだけが
人を引きつける術ではないことをルアンパバーンは教えてくれる。
一週間ほど、何もしないで魂を洗うには
最適な場所の1つだと言える。
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第3位:ベルファースト近郊(北アイルランド)
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この街は国としてはアイルランドではなく、
イングランドに入る。
使われている通貨も、
アイルランドの首都、ダブリンのようにユーロではなくポンド。
とは言え、ダブリンからバス等で行くことができ、
途中の国境でもパスポートチェックはない。
それはさておき、
ベルファーストの魅力は自然環境。
街の中心部は発展しているが、
そこから南に歩くと散歩していて飽きない川沿いや公園が。
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ベルファーストから車で北上すると、
さらに手付かずの自然が広がっていく。
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こんな場所で1年ぐらい素朴に暮らしてみたい。
都会とはまったく違う暮らしを、
別の意味で豊かな生活ができそうな場所。
空気も水も澄み、草原が風になびく。
老後はこんなところでゆっくり、なんて言わず、
30代の今のうちにでも住んでみたい場所。
第2位:ハルシュタット(オーストリア)
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世界一美しい湖畔の街、という異名を持つのが
このハルシュタットという街。
ザルツブルクからバート・イシュルに移動し、
そこで一泊してから鉄道で訪れた。
まずは湖をはさんで街と反対側にある駅に到着。
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そこからはフェリーで対岸へ移動することになる。
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湖の透明度が抜群に高いわけではないが、
街が近づいてくると多くの人を魅了する理由が分かってくる。
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街はこじんまりしているが、
趣のある建物が多く、歩いていて飽きない。
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また、丘の上はトレッキングコースになっていて、
湖を眼下に眺めながら緑の中を歩ける。
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自然を存分に楽しむことができ、
なおかつ街の雰囲気も調和している。
そんな場所だった。
第1位:クラクフ(ポーランド)
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東欧には以前から注目していた。
その中で訪れた街の1つがクラクフ。
期待をし過ぎるとがっかりしがちというセオリーを
見事に破壊してくれたのがクラクフだった。
乱開発が進むことのない旧市街の
中世を思わせる美しさに息を呑んだ。
ロンドンの一部エリアのような
過剰な経済力のなさがかえって吉と出る結果に。
昔ながらの美しさが見事に保存されている。
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食事も美味しい。
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そして、2週間の滞在を終えてスロバキアに移動する日、
毎日歩いていたこの旧市街を離れがたかった。
最初は感動した街でも、
一週間もたてば飽きてしまうことが多いもの。
しかし、クラクフは違った。
2週間ぐらいではまったく飽きない。
落ち着いた魅力、居心地の良さがある。
東欧は伝統的な街並みが美しく、食事が美味しく、
物価が安く、(たいていの国は)治安もいい。
日本を出てから東南アジアを中心に住んだり
旅をしたりしてきたが、
東欧も重要拠点になった。
そのきっかけがクラクフであり、
私にとって東欧の象徴でもある。
初めて訪れた東欧がこの街であったことは、
間違いなく幸運だった。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
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日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。
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電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ。
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