フィリピンの中でにわかに注目を集めている場所として、北イロコス州のアダムス町という場所がある。
北イロコス州はマニラも含むルソン島の最北端の場所に位置し、カエル料理による町おこしをしている。
予約をしておかないと食べることが出来ないらしく、地元の人は他に犬であったり、あるいは蛇も食べるとされている。
残念ながらカエルを食べたいとは思わないし、一度マレーシアに住んでいるときに間違って注文をしかけたことがある。
その時はぞっとしたものの、注文する直前に気づいたので口にすることはなかった。
アダムス町においてはカエルの形がそのまま残った料理が出てくるらしい。
他にブグナイワインと、あとはタポイと呼ばれているお酒も名物として提供されている。
このブグナイワインはブドウを使っているわけではなくて、ブラックベリーと呼ばれる果物を醸造して、砂糖を加えて作っている。
ブグナイワインの醸造場がアダムス町に20軒ほど存在すると言うが、どれも大きなものではなくて、こじんまりとしたところで作っているらしい。
実際、乾季のハイシーズンであっても一日に20人くらいの観光客が来るだけで、なおかつブグナイワインの試飲所がそのまま宿泊所として使われたり、あるいは民家がホームステイ先になったりということで、あまり観光地化されているわけではなくて、あくまでも普通の村にホームステイをする感覚とのこと。
ちなみに、イロコス州にはアダムス町以外にも色々とスポットがあって、例えばバギ町という海岸線の場所においては巨大な風車が約20基存在していて、一年を通してサーフィンをすることが出来るくらいの波の高さを誇っている。
写真を見る限り、一瞬イギリスかと思ってしまうような光景が、フィリピンのイロコス州にも存在している。
📍Vigan, Ilocos Sur.
— sarado na. (@rpwpinalaya) December 14, 2020
It's a fine day walking around in this majestic place. Bringing back the vibes of the old generation where everyone's love is genuine. pic.twitter.com/3ytD52b7Lv
マニラから飛行機で50分というのは近いものの、空港に移動するまでの時間とか、飛行機の待ち時間を考えると、決して近いわけではないが一度機会があれば訪れてみたいと思う。
ただし、カエル料理は食べたくないので、あくまでも普通のものを食べて、ブグナイワインやタポイというお酒を少しだけ嗜む程度で、あとはのんびりとこの村を堪能して帰ってくることが出来ればと思う。
こちらは機会があればということなので、実際にいつ行くかと具体的なプランは特に考えていないし、必ずしも実現させなくても良いかとは思っている。
今年はどのみちヨーロッパの田舎の村も訪れる予定なので、そちらの方が交通の便を考えれば明らかに便利だし、そういったところで満足ができるのであれば、それで終わる可能性が高い。