ケアンズからグリーン島へ、天気に翻弄された旅


ビーチ
グレート・バリア・リーフの中でも、
グリーン島はケアンズから近いという。

むしろ街中は閑散としているというか、
見どころは少ないが、
こうした近郊の町への起点となっているのが
ケアンズの特徴という。



せっかくなので、グリーン島に行ってみることにした。

グレート・バリア・リーフの中でも、
この島は旅行会社のツアーを通してしか
上陸することができないらしい。

ということで、
まずはネットで適当な会社を探した。

結果、ビックキャットという会社で翌日分を予約。

ツアーと言っても、
フェリーターミナルに集合して
往復の船での移動と現地のオプショナルツアーのみ。

現地では自由行動となるので、
別に旗を持った添乗員に付いていくようなツアーではない。

私はオプショナルツアーとして、
グラスボトムボートを予約しておいた。


初日は街中をブラブラしていたが、
その時には旅行会社も数多く見かけたので、
そちらで予約をすることも可能。



ケアンズからグリーン島への移動当日、
朝がかなり早かった。

8時15分にリーフ・フリート・ターミナル集合だったが、
時間ギリギリ。

通勤の習慣のない私に、
朝の時間の行動はつらい。

とは言え、どうにか無事に間に合った。

フェリー乗り場


当日はあいにくの雨。

ホテルから出た瞬間から、
すでに横殴りの雨が降っていた。

ケアンズの海


船に乗る前にはカメラマンによる写真撮影も。

雨も降っているし要らないと言ったら、
「全員に撮っているので」
ということで何枚か撮影。



船内は自由席で、特に指定はない。

窓際の席に座ることができた。

フェリー内部

船から見るケアンズ



風も強かったので、船が揺れる。

その影響か、
エチケット袋を持ってクルーが走り回っていると思ったら、
テーブルをはさんだ斜め向かいの席に
途中から座った中国人が吐き始めた。

ただでさえ船酔いしそうな揺れなのに、
それを見てますますグロッキーに。


グリーン島に到着する頃には、
私も気持ち悪くなっていた。



大揺れの中で上陸すると、
ケアンズよりも雨も風もひどくなっていた。



向かい風が吹くと前に進むのが大変なほどに。

海


とりあえずインフォメーションセンターのあたりを通り、
グリーン島を走る道へ。

グリーン島のインフォメーションセンター

グリーン島


時折国立公園とビーチを分ける道があるが、
どうも国立公園の道は島をぐるっと回っていて、
所々でビーチに出ることができるようになっていた。

緑道

ビーチ

ビーチの近くの道は潮の香りが、
そこから離れると緑のにおいがする。

思わず深呼吸したくなる島だ。



のんびり歩いていると、
妙に慌ただしく走り回っている人を何人も見かけた。

声を掛け合っているし、
来ている服が同じなので
ライフセーバーのような立場かと思っていたら、
道に倒れている白人のおばさんがいた。

その周りで介抱しているのが6人ほど。

服の記載を見ると、旅行会社の関係者らしい。


溺れたのか、船に酔った後に無理をしたのか、
それとは別の病気の発作か何かなのかは不明。

とにかく微動だにしない状態だった。



そこを通り抜けて歩いていると、
途中、雨が止んで晴れ間がのぞいてきた。

グリーン島のビーチ

ビーチリゾートだけに、
グリーン島はやはり晴れの方が似合う。



思わずテンションが上がって、
足を海につけてみた。

調子に乗っていたら、
大きな波が膝ぐらいまで押し寄せて転びそうになった。

水着は持っていかずに普通の服を着ていったので、
危ないところだった。



水に触れた最初の感想は、率直に冷たかった。

この温度の海水で泳ぐのはやはり辛い。

昼食時に泳いだ後の人達を見かけたが、
やはり一様に寒そうだった。



そろそろグリーン島の4分の1ぐらいを
歩いたかと思っていたら、
フェリーターミナルを見かけた。

グリーン島のフェリーターミナル


ケアンズからの観光に人気の島なので、
2箇所以上に拠点があってもおかしくない。

ただ、よく見ると来たところと酷似している気が・・・。


結局、ブラブラとビーチを眺めて立ち止まったりしても、
1時間程度で一周してしまった。

道に迷いようがないほど狭いとは聞いていたが、
まさかここまでとは。



その後、あまり人がいないビーチで足を海につけたりしてから、
ランチのためにフェリーターミナルの近くへ。

無料で使える温水シャワーから、
足を洗うためのシャワーまでそろっていた。

足が砂まみれだったので、これは助かる。



その後、5軒ほどあるレストランの1つで
ピザを頼むことにした。

オーストラリアは東南アジアに比べると物価が高く、
ピザ1枚で2,000円。

ただし、量が多い。

ピザ



結局、半分しか食べられなかった。

この量の多さがオーストラリアに来てからの食生活で
どうも合わないと感じる原因でもあった。

ケアンズからグリーン島に来ても、
状況が何も変わらない(苦笑)。



食事をしていると、
鳥がテーブルの上に上がってくる。

ピザと鳥


そこで食べ物を奪っていくと、
他の鳥が追ってくるので全力疾走の逃走劇が始まる。

彼らは飛ぶこともできるが、走るのも早い。

食べ物を得た鳥も、
他の鳥に取られないように必死だった。



一度は良くなった天気も1時間と持たず、
その後は豪雨になったり小雨になったりの繰り返し。

それからグラスボトムボートに乗ってきた。

グラスボトムボート


これは船底がガラスになっていて、
海底が見えるようになっている船。

海底

魚


思いの外遠くに行くことはなく、
15分から20分ほどで終了した。

サンゴや船と並行して泳ぐ魚は見られたが、
思いの外規模は小さかった印象が残る。



その後、今度はグリーン島からケアンズへ。

こちらは終始雨が降っていたものの風は弱く、
行きのようにフェリーが激しく揺れることはなかった。

こうして、ケアンズからグリーン島行きの1日は終了した。


伝えるのが難しいこと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
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