クアラルンプールからイポーへ高速鉄道KTMで移動


世界一周の旅の最初の地となったクアラルンプールから、
KTMという高速鉄道を使ってイポーへ行くことにした。

当初は次にどこへ行くかも決まっていなかったので、
ひとまず順調な滑り出しといったところ。


イポーは初めて行く場所だし、土地勘も何もない。

とりあえずKLセントラル駅からKTMに乗ればいいというので、
どうにかなるだろう。


ただ、本数が少ないようなので、
チケットが完売している可能性がある。

予定通りに到着できるとは限らない。

そこで、クアラルンプールではホテルを予約せず、
イポーに着いてから探すことにした。


ちなみに、クアラルンプールを出ることに決めたのは
出発の前日だった。

何だかバタバタ・・・。


The Face Suitesホテルをチェックアウトし、
ベルジャヤ・タイムズスクエアの鉄板焼きの店にて
鶏肉ときのこ、野菜の炒め物で昼食をとってから
KLセントラル駅へ。



それにしても、
最近はクアラルンプールでよく鉄板焼きの店を見かける。

遅くても2時の列車には乗りたかったが、
1時に出発のKTMに乗れることになった。


ちなみに、チケット売り場は銀行のように番号札制で、
カウンターで購入する。




12時45分に到着して
1時の電車だったのでスムーズに済んだ。


クアラルンプールとイポーの間を走るKTMは
車内もきれいで安心して乗れる。



テレビの脇にはスピードも表示されるが、
私が見た中での最高速度は143キロ。

文字通り高速鉄道だった。


3年前にクアラルンプールからジョホールバルに行った
鈍足のマレー鉄道とはぜんぜん違う。

あの頃のように、
車にどんどん抜かれたりはしない。









途中でいくつかの駅に停車し、
おおむね代わり映えしない景色を窓に映し出しながらイポーに到着。





2時間半もかからなかった。



そして、このイポー駅はとてもきれいで、
ここ自体が観光名所に選ばれるほど。



その価値があるのは感じた。



駅から出るとタクシーの客引きが寄ってきたが、
あまりのうさんくささで本能的に拒否してしまった。

マレーシアのタクシーの悪質さは
クアラルンプールとジョホールバルで痛感済み。

2年住んだこともある国なので、
もはや夢も期待もなく、現実しかない。

タクシーの運転手が良心的である可能性は否定できないが、
そんな夢見がちな幻想よりも
より可能性の高い面倒なトラブルを心配した。


仕方ないので歩き出したが、
交通量が多くて道を渡るのも一苦労。

しかも、左折のウインカーを出したバスが
そのまま直進して突っ込んでくるし。

この先の道に左折する場所なんてないはずなのに、
なぜそんなウインカーをつけているのだろう?


そんな風にしてイポーに到着した。

ホテルを見つけた後、街を歩いたが、
正直、いまいちという印象だった。



マレーシアに慣れていない人にとっては新鮮だと思う。

ローカルな雰囲気があって。

しかし、ジョホールバルに2年住んだ私にとっては、
もはや見飽きた光景と言ってもいい。







クアラルンプールの方が良かった気が、
到着初日から漂いだした。

とは言え、ここは美食の都。

わざわざクアラルンプールからイポーまで来たのだし、
美味しいものでも食べてからペナンに行こうと思っていた。

郊外には極楽洞という洞窟の中に寺院というか
仏像等がある場所もあるという。

せっかくなのでひと目見てみることにした。


イポーの食事はまずかった

マレーシア料理は日本人の味覚に合うと思ったのは今や昔の話。

それは旅行で何度か食べるぐらいのスパンの話で、
マレーシアに移住して暮らすようになると
味付けのワンパターンさや油っぽさに飽き飽きした。

では、イポーはどうか?


美食の都と言われても、
その実態は単なる中堅都市。

人口は国内3位の規模と言えども、
日本人の感覚としては田舎町でしかない。

高い建物もほぼなく、
延々似たような景色が続き、
野良犬がうろうろしているだけ。

料理にしてもマレー料理以外の選択肢がほぼ見つからず、
イポー名物のタウゲ・アヤムやクイティアオ、
チキンライスも食べてみたが、
もうクアラルンプールでもバンコクでもいいので、
和食や洋食の食べられる街に帰りたくなった。

マレーシア在住時にすっかり飽きた味と
強制的な再会となり、
唯一美味しかったのはエッグタルトぐらい。

こうしてイポーでは食事のたびに憂鬱になり、
長居する気になれずに早々に退散して
次の街のイポーへと移動した。

KTMはイポーが終点駅のため、
海を挟んでペナンと対峙するバタワースには
長距離バスを利用。

バタワースからは船で海を越えることになる。


伝えるのが難しいこと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
自由に生きるための方法。

しかし、断片的な情報が散らばるブログでは
限界があるのも事実。

そこで無料で学べる場を作ったので、
詳しくは以下の案内をどうぞ。

メールアドレス

取扱い上の注意
プロフィール
人気記事
カテゴリー
伊田のこれまで

ページの先頭へ