パビリオンからスリアKLCCへの行き方【クアラルンプール】


以前にクアラルンプールに来た時には、
パビリオンのあるブキビンタンから
スリアKLCCまで電車で移動した。

わざわざ乗り換えもしなくてはいけないので、
距離的には近くても便利とは言えない。



去年の話だが、
一緒にクアラルンプールに行った友人が、
別行動している間にパビリオンからスリアKLCCまで
歩いて行ったという話を聞いた。

行き方を聞くと、地下道があったらしい。

その方が移動が楽ではないかということで、
今回はその行き方を試すことにした。




まずはブキビンタンのパビリオンまで移動。

広大で具体的な行き方の見当もつかないので、
インフォメーションセンターで聞くことにした。

すると、コンベンションセンターの表記のある方へ
行くように言われた。



そちらへ歩いて行くと、
見覚えのあるカフェやレストランがあるエリアに到着。

パビリオンのスタバを目印にすると分かりやすい。








そこから先は空中通路が出ている。





分かれ道では、順次スリアKLCCの表示がある。





歩道は途中から壁で外気を遮断し、
排気ガスを吸わなくていいように配慮されている。

日差しもないので、外を歩くよりだいぶ快適。

ただし、エアコンはないようで、
太陽がない分外より若干涼しい程度。


そして、どこか空港を思わせる作りになっている。





通路の最終地点に行くとエスカレーターで下に降り、
コンベンションセンターに入ってまたエスカレーターで下る。

すると、そこにスリアKLCCの水族館が登場。




そこを左に折れると、
スタバやいくつかのレストランが並ぶ。

これでスリアKLCCに到着したかと思いきや、ゴールはもう少し先。





ここもまた、先ほどの空中回廊とは違う雰囲気ながら
空港を連想させる道。







壁の広告は不動産関係が多く、
中にはジョホールバルの物件も。

よく言えば景気の良さを、
悪く言えばバブル感がある。




こうしてパビリオンから歩くこと13分前後で、
スリアKLCCに到着。



あとは紀伊國屋書店に寄ったり、
KLCCパークをぶらぶらしたりした。

この行き方ならブキビンタンからモノレールや
電車を乗り継ぐより楽かもしれない。

特にパビリオンをスタート地点にするのなら、なおさら。

わざわざモノレール駅まで歩かずに済むので。



ちなみに、反対にスリアKLCCからパビリオンへの行き方は、
まずスリアKLCCのグラウンドフロア(日本で言う一階)の
中央の部分に行く。

エスカレーターは左右と中央にあって、
中央にはインフォメーションセンターがある。

ちょうどそこがT字路になっているので、
Tの字の下の方に向かえば、
パビリオンからスリアKLCCに来た時の
逆の順路で移動することができる。

スリアKLCCの魅力


実は初めて東南アジアを訪れた日に
昼食を食べたのがスリアKLCCだった。

あの時は羽田空港からクアラルンプール国際空港に尽き、
夜までの1日をこの街で過ごした。

夜行列車でジョホールバルに向かうため、
丸1日は時間があった。


初めてのマレーシアということで、
ひとまずやってきたのがスリアKLCCだった。

あの時は熱中症気味になってしまい、
初めて食べたペナンラスクの酸味を毒々しく感じたのを覚えている。


その後もクアラルンプールを訪れるときには、
かなりの頻度でスリアKLCCに足を運ぶ。

目当ては紀伊國屋書店。

日本語の書籍が置いてあるため、
海外居住者としては嬉しいところ。


マレーシア在住時、その後のフィリピン在住時を合わせて
スリアKLCCの中でももっとも出没頻度が高いのが
紀伊國屋書店だった。

その帰りに食事をして買えることが多いが、
和食レストランもいくつか入っている。

正直、レベルはいまいちな感じがしているが。


また、スリアKLCCの目の前には大きな公園があり、
緑や噴水があってきれいな空間が広がる。

さすがに直射日光の降り注ぐ日中は暑くてたまらないが、
日が落ちてからはそれなりに気温も下がり、
散策するのには良いエリアになる。

ペトロナスツインタワーも近くだし、
なかなか見応えのある公園。

クアラルンプール滞在時に宿泊することが多いブキビンタンからも近く、
重宝しているのがスリアKLCCとなっている。


初東南アジアならスリアKLCCへ

マレーシアといえば新興国で、
東南アジアの優等生と形容されていた時代もあった。

当然、先進国よりも未発展というイメージがあるし、
事実としてインフラ整備等は未熟。

しかしながら、これらの地域を訪れたことのない
多くの日本人が想像するのとは違う現実が現地にはある。



たとえばクアラルンプールに来れば、
予想以上に高層ビルが立ち並んでいることに驚く。

一方では汚い道や建物も混在していて、
雑多なアジアというイメージも健在。

あまりきれいとは言えないエリアになると、
ネズミの死骸や、
名前を口にするのもはばかられるあの黒い不気味な昆虫の死骸が
道端に普通に落ちている。

生きていて動いているのを目にすることもある。


相当な格差があるのだが、
その上位がスリアKLCCであったり、パビリオン。

私が初めて訪れた東南アジアの都市はクアラルンプールだった。

その時はマレーシアの別の街に移住するために
東京からクアラルンプールに飛び、
その後列車で移動する手はずになっていた。

この時にスリアKLCCを訪れたのだが、
ちょっとした感銘を受けた。

新興国が本気を出せば、
部分的には先進国に追いつけることを証明できていると。


マレーシアと言えばトイレが汚い国で、
街中のほとんどのトイレには紙がない。

基本的に水で洗い流す文化なので。

トイレの床は常にビチョビチョだし、
不衛生で不快なこと極まりない。

しかしスリアKLCCのトイレは頻繁に掃除が行われ、
当然トイレットペーパーも常備されている。

先進国の高級ホテルと肩を並べるレベル。


モールの中も美しく、そこだけを見たら
新興国であることなど分からない。

これはマレーシアに限ったことではなく、
たとえばフィリピンのマカティにあるフォートボニファシオは、
エリアそのものが新興開発地となっており、
その街だけ見ると日本やヨーロッパで
新しく開発されたばかりの街と見間違う。


そんな衝撃を受けるために、
言い換えれば世界の流れを理解するために
スリアKLCCを見ておくのはお勧め。

ついでにパビリオンまで足を伸ばすと、
なおさら面白いだろう。


スリアKLCCは隣接する公園も美しいので、
そちらもお見逃しなく。


■スリアKLCCの基本情報
住所:241, Suria KLCC, Kuala Lumpur City Centre, 50088 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
営業時間:10時~22時
電話番号:+60323822828
HP:https://www.suriaklcc.com.my/



伝えるのが難しいこと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
自由に生きるための方法。

しかし、断片的な情報が散らばるブログでは
限界があるのも事実。

そこで無料で学べる場を作ったので、
詳しくは以下の案内をどうぞ。

メールアドレス

取扱い上の注意
プロフィール
人気記事
カテゴリー
伊田のこれまで

ページの先頭へ