HSBCシンガポールの口座開設の帰り道で


マレーシアを去る前に隣町にあるシンガポールのHSBCで口座開設をしてきた。

この支店は初めて行ったところで友人の口座開設のサポートのプロからあらかじめ場所を教えてもらって、その地図の通りに行くことにした。

近くの駅から徒歩で歩き、炎天下の中を三分ほど歩き回ってあっさりと発見することができた。

そして口座開設そのものは30分ほどで済み、デビットカード等をもらうのは後日ということになったが、手続きそのものは驚くほどあっけなく終了した。

その後折角なので半日ほどシンガポールで遊んで行こうということになって、HSBCをあとにした。

すぐ近くに高級スポーツクラブと思われる施設があって、そこでは炎天下の中、直射日光を浴びながらテニスに興じる白人男性が二人いた。

マレーシアやフィリピンでもそうだが、基本的に日中に外でスポーツをする人は少ない。

一年中夏のような気候なので、屋外の競技はなかなかきびしいが、やはり白人は太陽を求める傾向があって、プールサイドで日向ぼっこをしているのも白人が多い。

今回もテニスに興じる二人は地元のシンガポール人ではなく、白人だった。

歩いているだけでも暑いので長時間プレーすることは難しいと思われるし、恐らくテニスは手短に済ませて、あとはクラブハウスでゆっくりすごしたりするのではないかと思う。

それにしてもシンガポールなわけだし、お金を持っている人が基本的には集まってくるはず。

そうなってくると、屋根をつけることぐらいは当然ながら可能なわけで、テニスだからといって別に屋外で必ずしもやらなければいけないというわけではない。

私はテニスをプレーするわけではないので、各国でどういったコートがあるのか観察したことはないが、日本のように屋内のテニスコートだってあるのではないかと思う。

そう考えると、あえて屋外につくることによって太陽を浴びながらプレーできることが一つの付加価値になっていると予測される。

私であれば、わざわざ灼熱の直射日光を浴びて皮膚癌のリスクを高めながらスポーツをすることはしたくはないと思うが、一部の人はそれを健康的と感じるらしい。

特に欧米の人の場合、一部の国では冬の日照量が極端に少なく、夏のうちに少しでも太陽の光を浴びておこうという文化があるので、そういう意味でいうとシンガポールは年中日が降り注いで天国のような場所なのかもしれない。

そんな光景を横目に見ながら、レイガーデンでイタリアンを食べた後、オーチャード通りにある高島屋に行ってエアコンの効いた店内で日本語で書かれた書籍を読んできた。

少し手にとって何冊かの本を読んでみたが、「告白」を書いた湊かなえの小説が新しく出ていて、それが面白そうだったので冒頭の部分だけ読んでとりあえずその日は帰ることにした。

パークロイヤルホテルに泊まろうかと思ったが、今回は日帰りで、そのまま自宅のあるマレーシアへと水道橋を通って帰ることにした。


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