二週間ほどブダペストに滞在してから、近郊の町に足を延ばしてみようと思い、センテンドレにやって来た。
行き方は簡単で、5番線の電車に乗るだけ。
終点がセンテンドレになっている。
とはいえ若干問題があって、私の場合はホテルがオクトゴン駅近くにあったので、まずはメトロの1号線に乗り、途中でメトロの2番線に乗り換えた。
ここまでは問題はなかったが、5番線に乗り込んだところ、距離ごとに料金表示がされていた。
さすがにセンテンドレまでの距離をたった350フォリント、日本円にして約170円で行けるのは、ハンガリーの物価が安いと言ってもおかしいと思っていたが、どうやらメトロとは使いが違うということがわかった。
危うく無賃乗車をするところだったが、出発前に気付いて一旦電車を降りたのだが、チケット売り場らしきものが見当たらない。
ホームから離れて駅をぐるっと周ってみると、ホームとやや離れたところにチケット売り場があって、そこでセンテンドレというと、チケットを購入することができた。
料金は400円ぐらい。
ここで改めて切符を買わないと不正乗車ということになってしまうし、地下鉄で駅まで行くと、そのまま乗り換え感覚で乗っていいのかと思いがちなので、注意が必要。
ブダペストからセンテンドレへの行き方で問題なのはこれぐらいで、あとはただ終点までゴトゴト揺られているだけ。
ちなみに、センテンドレは終点だが、途中の駅までしか行かない列車も多く、私の場合は25分ほど待って、センテンドレ行きの電車に乗ることができた。
そしてこれは5番線だが、地下鉄ではなく、路面電車のようなものになる。
スピードも遅いし、途中で頻繁に止まるのでなかなか進まない。
ブダペストからセンテンドレまでは、40分から50分ぐらいの道のりとなった。
センテンドレは日帰り観光も可能
今回の旅ではセンテンドレを基点にして、ビシェフラドとエステルゴムに足を延ばすことにしたし、別に急ぐわけではなかったので3泊したが、ブダペストからの日帰りでこの3つの町をぐるっと周ってしまう人も多い。実際それだけの時間があれば、ざっくりと見て周ることは可能。
センテンドレからビシェフラドやエステルゴムへの行き方は簡単で、駅に隣接しているバスターミナルでバスに乗れば、どちらにも行くことはできる。
センテンドレ発ビシェフラド経由で、エステルゴムに行く路線があるので、途中でビシェフラドに寄ってからエステルゴムに行くことができる。
あるいは最初にエステルゴムまで行って、そこからビシェフラドへ戻り、センテンドレに帰っることも可能。
さらに言えば、その日のうちにブダペストまで戻ることも可能。
ドナウベントのこの3つの町はホテルが少ないので、ブダペストからの日帰り旅行でもいいのではないかと思う。
とはいえ、センテンドレもポルトガルのオビドスや、オーストラリアのキュランダと同じで、主要都市から近いだけに日帰りで来る人が多い。
昼間は非常に賑わうものの、朝晩は森閑としているので、そういったタイミングを楽しむのも1つの趣向。
昼間はごった返していた町が、ひっそりと静かになったところを落ち着いて散歩するのも、なかなかいいもの。
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