スペインの物価を高く感じた理由【マドリッド・バルセロナ等】




スペインの物価調査の前に、いくつかの国を経由した。

まずはマニラからロンドンへ飛び、さらにアイルランドへ。

そこからポルトガルに移動し、リスボンからポルトまで
計6都市を縦断した。


そこからマドリッドへ移動したが、
一般的に言われているようなスペインの物価の安さよりは、
むしろ若干高いような感覚があった。

というのも、その前のポルトガルが安かったので、
相対的にお金がかかるような印象を受けた。

もちろん、ロンドン等に比べればずっと安い。

あくまで比較対象が隣国のポルトガルだったから、
そのように感じたというのは間違いない。


しかしながら、マドリッドのマヨール広場から
徒歩3分以内の観光客が昼夜を問わず歩きまわるエリアでも、
マドリッドのレストランは英語表記すらないことが多い。

結果として、
思っていたものと違うものが出てきたりして、
なんだかレストランの注文だけでも不便。


たしかに、スーパー等で物価を調べると、
スペインは安くで買い物ができる。

安いワインは1ユーロを切っているものもあったし、
野菜や果物も東南アジア並み、
時にはそれよりも安い価格だった。

今回調べたスーパーマーケットは
マドリッドやバルセロナのMERCADONA、DIA、
SUPERCOR、LIDL。



具体的に品目と価格を見ていくと、
1リットルの牛乳が0.8ユーロ、
500mlのミネラルウォーターが0.33ユーロ、
500mlのコカコーラが0.8ユーロ、
オレンジがキロ0.8ユーロ、
リンゴがキロ1.35ユーロ、
ぶどうがキロ2.55ユーロ、
トマトがキロ1.25ユーロ、
卵が6個入りで1.1ユーロ、
牛肉がキロ4.3ユーロ、
豚肉がキロ3.2ユーロ、
鳥の胸肉が2.8ユーロ。
ワインが安いものだと1.28ユーロから。

全体を通して、
とにかくスーパーでの価格設定は安い。

特に食品はその傾向が強く、
日本の消費税に当たるIVA(付加価値税)は
食品だと4〜10%に設定されている。

これが洋服を買う場合だと21%なので、
日本よりもずっと税金が割高。

スペインのスーパーで買い物をする際に困るのは、
なぜかパッケージの表記と
棚に書かれている価格と対応する商品名が異なり、
内容量(重さ等)でどの商品がいくらか
見当をつけなくてはならない。

外国人としては面倒で、いちいち手間がかかる。


そして、スーパーのレジは常に並んでいる。

この混み具合や店員の対応なら、
別に東南アジアの新興国と変わらない。

ちなみに、スペインのアルバイトは
時給にして7ユーロ以上のことが多い。

日本とほぼ同額な割に仕事は遅いが、
労働者全体の労働生産性では日本より上。

レジ打ち等の仕事をしている人材と、
価値を生み出す仕事をしている人で
差が大きいということか。


マドリッドにはコンビニも見当たらず、
個人商店がその代わりを担っている。

こちらは価格表示がされていないことも多いし、
陳列等を見ても魅力的ではない。


こうしたこともあり、
スペインは物価が安くても買い物が楽しいわけでもなく、
むしろイライラする場面が多かった。

レストランで食事をするにも不便だし、
スーパーで朝食等を買おうとしてもとにかく並ぶ。

この国に住みたいとは思わなかったし、
さっさと滞在を切り上げたくなった。

もっとポルトでゆっくりして、
スペイン滞在は最低限にするほうがよかったと
後悔せざるをえなかったのが実際の所。


この国は観光資源が多いので、
そうした場所を見て回るのは楽しい。

ただ、私の場合は以前にマドリッドも、
アンダルシア地方のコルドバやグラナダ、セビリアも、
あるいはバルセロナも回っていた。

今回はプラド美術館を楽しみにしていたが、
他は特に見たかったものがあったわけでもない。

マドリッド中心部をブラブラしていたら、
たまたま王宮にぶつかったぐらい。


基本的に中心部周辺を歩いていたぐらいで、
他は観光らしいこともしなかった。

結果、スペインは不便なだけで、
物価も中途半端という印象が残った。

ポルトガルのほうがメニューの英語表記もあって便利だし、
ストレスがたまりづらい。

のんびりと滞在型の旅をするのであれば、
わざわざマドリッドを選ぶ価値はないように感じる。


なんだかスペインへの期待値は大きく下がった。

以前はここまで印象が悪くなかったのに、
今回の訪問はうんざりする部分が多く、
なんだか残念な結果に。


アイルランドやポルトガルが評価を上げたのに対し、
マドリッドは2度と訪れないかもしれない。

たまたま移動の都合で通るとか、
そのくらいしか使い道を思いつかないというのが実際のところ。


逆に言えば、可能性のない街を見分けることができたことが
収穫だったと言えるのかもしれない。

今後、世界を周る上で選択肢を増やすのは大事だが、
際限なく数を増やしても選べなくなるだけ。

マドリッドのように可能性を閉ざすのもまた、
それはそれで必要なことになる。



スペインの観光にかかる費用



世界有数で旅行者の多い国だけに、
代表的な観光スポットの入場料等も載せておくことにした。

まずはマドリッドのプラド美術館が10ユーロ、
王宮も同様に10ユーロ、
ピカソのゲルニカで有名な国立ソフィア王妃芸術センターは6ユーロ。


続いて、アンダルシア地方。

グラナダのアルハンブラ宮殿は13ユーロ。

なお、アルハンブラ宮殿は入場制限があり、
30分おきに300人しか入れない。

また、一日の合計入場者数は8,000人と決められている。

セビリアのカテドラルは8ユーロ、
アルカサルは8.50ユーロ、
カサ・ピラトスは8ユーロ、
黄金の塔、Torre de oroは1ユーロ。

コルドバのメスキータは8ユーロ、
ビアナ宮殿が6ユーロ。


バルセロナのサグラダファミリアは18ユーロ、
ただし塔に登るならオーディオガイド込み35ユーロ。

同じくガウディ建築のカサ・ミラが22ユーロ、
カサ・バトリョが23.5ユーロ、
グエル公園が8ユーロ、
ピカソ美術館が14 ユーロ、
ミロ美術館が12ユーロとなっている。

食料品等の物価は安くても、
バルセロナは観光にかかる費用はかなり強気な価格設定。

ガウディ建築が
時を越えてがっちりと収益を出している。

一方、モンタネールの手で設計された世界遺産、
カタルーニャ音楽堂は
安い席なら20ユーロ程度で公演のチケットが手に入る。


市内交通で言うと、
マドリッドは地下鉄の1回券(Sencillo)が
1.5ユーロ〜2ユーロで
距離に応じて金額が変わる。

乗り放題の1日券が8.4ユーロ、3日券が18.4ユーロ、
5日券が26.8ユーロ、7日券が35.4ユーロ。



タクシーの初乗りは2.4ユーロで、
1キロ走るごとに1.05ユーロ加算される。


バルセロナはマドリッドとはルールが違い、
地下鉄は1回券が2.15ユーロ。

ただし、T−10という10回券が9.95ユーロ。

T−10ゾーン1にしか有効でないが、
バルセロナの有名スポット、
たとえばカサ・ミラ、グエル公園、サグラダ・ファミリア、
カンプノウスタジアム等はゾーン1に含まれる。

タクシーの初乗りは2.1ユーロで、
1キロにつき1.1ユーロ前後が加算されていく。


なお、マドリッドからバルセロナまでのフライトは、
参考までに1ヶ月半後の日程で調べたら、
日によってイベリア航空で7300円だったり、
安い日だと4800円だったり。



バルやレストランでは?



スペインと言えばバルが有名だが、
こちらで一緒く食べると10ユーロ〜30ユーロが目安。

豚の血の腸詰め、モルシージャ、
生ハムのハモン・セラーノ、
バゲットにトッピングがされたピンチョス、
いわしの酢漬けのボケロネス・エン・ビナグレ等、
スペイン料理を気楽に小皿で食べられるのがバルの強み。

ビールは1.3ユーロから2ユーロ程度のことが多い。

グラスワインも同程度。


レストランに行くと、15ユーロ程度から。

バルよりは高くなることが多い。

バルセロナではサングリアを飲むことが多かったが、
一杯3.5ユーロ。

クロアチアよりは4割ほど割高だった。

また、マドリッドのマヨール広場付近のように
観光地化しているところはバルでもレストランでも割高。


食事を安くで済ませたい時には、
軽食としてボカディージョというサンドイッチもある。

こちらは4ユーロ程度。

バル等でテイクアウト用に売っている。


カフェに入ると、
コーヒーが一杯1ユーロから。

市場ではフルーツジュースが安いこともあり、
1.5ユーロ程度で搾りたてのジュースが飲めることも。

果物の安さの恩恵に預かれる。

マクドナルドのビックマックセットは6.95ユーロ、
スターバックスのトールサイズのカフェラテは2.6ユーロ。

スペインで日本食は食べなかったが、
20ユーロ程度からとの話。

ヨーロッパの和食は物価が安い国でもそれなりに高く、
しかも質がいまいちな傾向にある。

やはり和食を海外で食べるならアジアに限る。



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