一時期、カンボジアの株式に注目していた。
株式市場が開こうとしていたので、
そのタイミングで参入すれば利益が得られるのではないかと。
歴史をひもとけば株式市場が誕生したタイミングは
値上がりを享受する絶好のチャンスとなっている。
カンボジアについても、
同様のことが起きる可能性が高いのは予想が付いた。
しかし、度重なる市場開始時期の延期に嫌気がさし、
興味を失ってしまった。
最終的には2012年4月になって、
ようやく株式市場がスタートし、
カンボジアでの上場第一号はプノンペン水道公社だった。
では、その後はどうなったのか?
なんと、2年近くがたっても一社も上場していない。
今後の有力候補としてグランドツインズインターナショナル社や
テレコムカンボジア、シアヌークビル港湾公社の名前が挙がっているものの、
あまりにスローペースすぎる。
というのも、
いくつか候補はあったものの、
審査の結果として赤字が発覚する等の問題が出て、
複数社の上場が中止になってきているため。
カンボジアの株式市場には一社しかないので、
流動性も何もない。
現状では市場と呼ばる状況すら整っていない。
このグダグダ感はちょっと・・・。
カンボジアには経済が伸びる要素はいくつもある。
まずは人口ピラミッドがきれいないことや、
工場地帯には案外電力供給がしっかりしていること、
工業用水として利用できる河川があること、
1日1ドルで雇える労働力が揃っていること等。
政府も海外からの資本の受け入れに積極的で、
そのための優遇措置も取っている。
にも関わらず、この株式市場の惨状はいただけない。
思っていた以上にひどかった。
ちなみに、唯一の上場企業であるプノンペン水道公社の
IPOには日本人も多く参加していて、
中国人に次ぐ第2位ということらしい。
他にも韓国人やマレーシア人が多く買っていたということ。
全体の6割程度は外国人が引き受けたらしいが、
大部分はアジアからの資本だった模様。
今後、流動性が出てくるまでに
どれだけの時間がかかるのか分からないが、
急に加速したりすることも新興国では珍しくない。
意外とカンボジアの株式市場は
これから化けることがあるのかもしれない。
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