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リスボンでは観光をほとんどしなかった



観光地をいかに効率よく周るかを主眼に置いた旅とは違って、今回のリスボン滞在では、ただ毎日だらだらとホテルの中で過ごすとか、仕事をするとか、そういったことがメインになっていて、観光らしい観光をほぼやっていない。

というのも、夕方になって丘の上をブラブラと歩いたり、1回だけモンサントという山に登ったりはしたものの、それ以外は基本的にホテルにいるか、あてもなく街歩きをしていただけ。。

モンサントではリスボンの治安に不安を感じるような事件に直面したが、それについてはすでに書いたので、ここでは割愛する。

ちょうどポルトガルはハイシーズンで、ホテルを連泊するのが難しかったため、1泊もしくは2泊おきに移動することになって、その意味で言うと町歩きを強制的にしなければいけないような状況にはあったが、それ以上に観光で回るということはなかった。

とは言っても、リスボンの中心部ロシオ広場から、近い位置にあるAvenida PalaceやAlmaria Ex Libris Chiadoに泊まったりもしていたので、結果的にロシオ広場周辺や海沿いまで行ったりはした。

さらに言えば、サンジョルジェ城の近くや、その反対側にある丘にも登ったので、意外に網羅した感はあるが、観光スポットを点と点で結ぶような移動はしなかった。

エドワード7世公園のすぐそばにあるHF Fenix Gardenホテルにも何回か泊まっていたので、ここら辺を朝の散歩コースにしたりはしていたものの、すでに訪れたことのある場所だったので、特別な感慨があるわけではなく、むしろ懐かしい場所という程度の印象だった。

やはり初めてリスボンに来た時とは全く印象が違い、ある意味で言えば安定感があるし、残念なことを言えば、飽きてしまっている部分もある。

これはリスボンに限らず、再度訪れたロンドンでも同じことが言えた。

逆にバンコクのような町は、何回滞在してもあまり感動が薄れることはない反面、そもそも観光に行ったのはこれもやはり最初の1回だけなので、バンコクの場合はただ単に、だらだらとリラックスをして滞在しているうちに時間が過ぎてしまうだけのところもある。



旅先の街の位置づけ

今のように拠点となる国を持たない場合、どこが帰る場所であるといった感覚がない。

世界のどこにいてもいいわけだし、逆に言えば、どこにいてもアウェイと言えばアウェイになる。

そんな状況においても、ヨーロッパはやはりどこか特別な感じがするし、日本人の感覚として異質なものを感じざるを得ない。

そうなってくると、特別な刺激というか、なにか特殊な出来事を求めてしまう側面もある。

そういったことが今回のリスボンにおいては、プラスの側面ではなかった。

一度事件に巻き込まれそうになったというマイナスの面では、とても特殊な出来事はあったものの、それ以外はただ単にリスボンの日常を楽しんでいただけ。

食事についても、ガイドブック等で調べるわけでもなく、ただブラブラ歩いていて見かけたところや、ホテルの近くで食事ができる場所を探して、飛び込みで入ったレストランで食べていた。

リスボンの食生活はわりと単調になりがちというか、鶏や牛や豚のステーキであるとか、あるいはイワシやサーモンを中心とした魚をを焼くか、もしくはフライにしたものが中心になる。

そういった意味ではあまり変化のない食生活であったのは若干残念だったものの、イカとごはんを赤ワインで煮込んだものとか、そういった変わったものを食べる機会もあったので、それはそれでよしとしたい。


最後に

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

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執筆者、伊田武蔵
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