ジャカルタにおけるローソンの大胆な進出戦略




先日、日本料理屋で読んでいたフリーペーパーによると、ローソンはこの先10年で一万店舗をジャカルタに展開するということを見込んでいるらしい。

この国というのは、ハラール認証の問題等を初めとして、色々と参入障壁が高いらしく、ローソンにおいてもアルファグループという地元の企業と提携をして、そちらに店舗開発であるとか、あるいはオペレーションを任せる形で進出しているという。

日本のコンビニというのは、驚くほどアジアの中ではよく見るもので、ジャカルタにおいてもローソン以外にサークルKやセブンイレブンというのを、既に見かけている。

あるいはフィリピンにおいては、ミニストップとセブンイレブンが2大勢力となっていて、ローソンは一昨年頃に初めて進出したということで、その後は数十店舗にまで1年ちょっとで達しているらしい。

実際私が住んでいたコンドミニアムの1階にも、ローソンができていたりとか、かなりのペースで増えているということは、マカティに住んでいる時に感じていた。

それに比べると、ジャカルタにおいては、ローソンというのは、既に普及している印象があるし、最初に泊まったホテルの徒歩1分以内にも1軒既に見つかっている。

但しジャカルタにおいては、日系のコンビニばかりではなくて、地元初と思われるような小売店、コンビニと言うべきなのか、個人商店の延長と考えるべきなのか、よくわからないような、あまりエアコンも利いていないような店があるので、そこら辺の小売の競争市場というのは、フィリピンに比べると厳しいのではないかと思う。

ちなみにインドネシアのローソンに入ってみたところ、おにぎりがだいたい90円ぐらいで出ていたりとか、意外に安くはないということを率直に感じた。

それ以外にパスタ等も200円で売っていたりはするものの、量は少ないし、質が高いわけではないので、日本で買い物をするのに比べると、若干安めではあるものの、コストパフォーマンスがいいかということになると、かなり疑問が残る。

逆に言うとこういった価格帯であっても、しっかりと賑わっているわけだし、そういった意味で言うと、中間層がインドネシア人の中でも育っているということが伺える。

そのインタビューの記事を見ていたら、インドネシアにおけるローソンの展開の仕方というのは、かなりローカライズすることについては、迷いはないようで、例えばおでんの残り汁にごはんを入れて、その後にサンバルを加えて食べるといったインドネシア風の味の楽しみ方であっても、そういったことは全然受け入れていく予定だという。

逆に言うと、日本人がインドネシアに来てローソンに入ったからといって、日本の味を楽しめるとは限らないということになるので、その点は若干残念ではあるものの、これだけ人口が増えている国なので、やはり市場としては非常に有望なのだと思う。

その一方では、バリからは撤退しているとか、そういったこともあるので、かなり経営する側としては、難易度は高いのではないかという感じはしている。

飲食店を出店するだけでも認証等を通らなければいけないので、そこら辺のハードルも高いと聞くし、この問題というのは物流であるとか、小売には不可欠な要素にも関わってくるので、チャンスはあっても決して容易な環境ではないということを、実際にジャカルタに入ってみて感じる。



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執筆者、伊田武蔵
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