ジャカルタの水道水から海の潮の香りがする




水道水の質が各国で違うことは昔から指摘されているところだし、日本のように水道水を飲める国はかなり限られている。

インドネシアのジャカルタにやって来て感じているのは、水道水から海の潮のような香りがしているということで、明らかに綺麗ではないことが窺える。

とても飲む気にはなれないし、うがいの際に飲み込まないように気をつけてしまう。

実際にジャカルタは海が近いということもあるが、水道水だけではなくどぶ川でも同じ臭いがした。

単なる塩分の感じというよりは本当にビーチ沿いに行っているような感じで、臭いだけを感じると悪いものではないが、さすがにそれが水道水やどぶ川から共通して漂ってくると、かなり不安なところがある。

当然ながらジャカルタではペットボトルの水を購入して飲んでいるので、水道水を直接飲むようなことはないが、それでもシャワーを浴びる時には使うわけだし、こちらではランドリーが見つからなかったので仕方がなく自分で手洗いをしているので、服を洗う時にも使っている。

こういったインフラの改善はまだまだ進んでいないところだし、今後のインドネシアの課題になっていくだろう。

インドネシア・ジャカルタの治安が良くないのは有名だが、たとえ人間が悪意を持って襲ってこなくても、水のような生活必需品にも危険が潜んでいる。

先日、フリーペーパーで読んだアンケートだと、中国人観光客が最も不満を覚える旅行先がジャカルタということだった。

その理由として、まだまだインフラが整備されておらず、不便な思いをするからということ。

中国人がそれを指摘するのもどうかとは思うものの、確かにジャカルタという街はまだまだインフラの面が弱い。

これは水道だけに限らない。


交通インフラの問題

例えば空港から市内にアクセスするにもバスを使うかタクシーを使うかの二択が迫られる。

ちなみに、以前だとメーター制のタクシーを拾って市内まで千円ちょっとで行っていたのが、今回は二千円に統一されたということで、メーターではなく最初に二千円を払って、そのまま市内まで行く方法に変わっていた。

二年間の間にルールが変わったのか、あるいは一部のタクシー会社だけに適用される方法なのかは分からないが、実際に到着するときには特にお金を請求されるようなこともなかったし、トラブルも起こらなかった。

とはいえ、いちいちタクシーを使うしかないのは不便だし、そもそもジャカルタは世界的に見ても渋滞が激しい街。

今回は空港から市内まで40分ほどで到着することが出来たが、前回は2時間以上かかった。

空港から市内まで鉄道を通すことはほとんどの国がやっていることなわけだし、このように移動の時間が読めないことを考えても、ジャカルタはまだまだ交通インフラが弱いことが窺える。

インターネットもあまり速いホテルが見当たらず、Citadines RasunaやAryaduta Jakarta等、いくつかのホテルに泊まってみているが、どれもいまいちな感じ。

これはジャカルタが極端に遅いというわけではなくて、クアラルンプールやバンコクと比べても同等程度のホテルもあるので、その点は大きな不満とまでは言わないが、やはり便利と断定できない状態にはなっている。

水道にしても、あるいはイタリアン等のレストランの多様性にしてもまだまだ改善の余地はあるし、そういったところについては今後の将来性ということで期待できるところがある一方、まだまだ時間がかかる街という印象がある。

まだしばらく滞在は続ける予定なので、色々とこの街の事情を引き続き探っていこうと思う。


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執筆者、伊田武蔵

下見なしでの海外移住後、
フィリピンとマレーシアで
コンドミニアムを借りて生活。

その後、各国を周りながら
1年半のホテル暮らしを経験。

フィリピン永住権と
マレーシアのリタイアメントビザを取得済み。

8カ国に資産分散。

海外を活用しながら
住みたい街に住む生活を実践中。

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