先日、クアラルンプールの日本大使館において、無事に新しいパスポートを受け取ることができた。
一緒に古いパスポートも返ってきたが、今度はMM2Hというマレーシアのリタイアメントビザを新しいパスポートに移行する手続きを行わなくてはいけない。
先日メールで問い合わせてみたところ、プトラヤジャのマレーシア・マイ・セカンドホーム・センターという場所に行かなくてはいけないのだが、この建物は、マレーシアの観光省の中にあるということ。
プトラヤジャは、KLセントラル駅から空港行きの電車に乗り、途中下車することになる。
駅からもだいぶ離れていて、徒歩だと1時間40分ぐらいかかるということでGoogleマップに表示されたので、タクシーで移動することになる模様。
帰りは簡単にタクシーを拾えるような場所ではなさそうだったので、その意味でも若干面倒なところがある。
MM2Hビザの移管に必要な書類
ここで問題になるのは、必要な書類がいくつかあるということ。例えば、新しいパスポートへの移行を求める書類が必要なようだが、ここにはなぜMM2Hを今後も保持したいのかという理由を書かなくてはいけない。
MM2Hを最初に取得した際にもそういった書類を書かされた記憶もあるが、なぜわざわざパスポート更新しただけで、改めて同じような理由を書かなければいけないのか、マレーシアの役所の考えは理解に苦しむ。
そもそも、そんなにマレーシアのビザに価値があるのかどうかも最近ではなはだ疑問で、このMM2Hも、もはやいらないのではないかという考えが、頭を何度もよぎっているほど。
しかしながら、ここは社交辞令で適当に理由を見つくろうとして、問題はどういった書式で書かなければいけないか。
私の記憶にある限り、MM2H取得時に書いた時には、特に書式は指定されておらず、適当にパソコンで打ったものをプリントアウトして、署名のところだけ手書きで書いた気がする。
今回はパソコンを持ってきてはいるものの、わざわざホテルでプリントアウトするのも面倒くさいので、手書きでいいかどうかも、メールで同時に問い合わせていた。
当然ながら特に手書きでも問題ないということで、ひとまずこの問題は片付いた。
次に問題となったのが、アプローバルレターと呼ばれるもの。
そもそもこれが何なのかよくわからないが、ネットで調べてみると、MM2Hを取得した際に発行された書類の1つらしい。
スーツケースの中を調べてみたが、それに該当するような書類がなく、どうやら手元にないということがわかったので、どのような手続きをとればいいのか、もう一度メールで確認してみることにした。
最悪の場合、MM2Hを移管せずに放棄する手続きに移ることも考えたが、移民局の別の担当官を紹介してくれたので、そちらに連絡をしてみた。
すると、MM2Hリファレンスナンバーと、イミグレーション・リファレンスナンバーを連絡するように言われ、特定の住所にアプローバルレターを郵送するのか、それともカウンターに取りに来るか、という質問が来た。
パスポートを見たところ、MM2Hリファランスナンバーはわからなかったものの、もう一つのイミグレーションリファレンスナンバーはわかったので、とりあえずそちらで連絡をしてみたら、片方だけわかれば十分だったらしく、それで用意をしてもらえるということだった。
ホテルに送ってもらうことも考えたが、いくつかのホテルを最近は転々としているので、住所が定まらず、カウンターに行くことにした。
おそらく手続きをする場所と同じ建物に入っているのではないかと思うが、微妙に住所の表記が違い、Googleマップで見ても、別の場所として表記されている。
そこら辺がイマイチよくわからないところではあるものの、最悪の場合タクシーで移動すれば済む話なので、どうにかなると思う。
こうしてどうにか形が整ってきたので、少なくともマレーシアを出国して、セブに移動する日までには、諸々の準備ができるのではないかと思う。
とは言え、年末年始を挟んでしまうこともあるので、早めに動いておかないと厄介な問題が生じる可能性もあり、気分としても宙ぶらりんな状態で気持ち悪いので、早めに手続きを終わらせておきたい。
ひとまずMM2Hの移管作業が終われば、当面の心配事は消えるので、だいぶ気分は楽になる。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。
電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ。
電子書籍のプレゼントページへ