チェンライは市内観光も楽しく、ワットプラシン、ワット・プラケオ、ホワイトテンプル(ワット・ロンクン)等を中心に多くの寺院がある。
それ以外にも時計塔やナイトバザール、寂れてはいるものの一応街の中心ということになっているパホンヨーティン通り、黒い家ことバーン・ダムなどがあり、王の像もそびえている。
一方で郊外まで足を延ばすとさらにいろいろな楽しみ方があり、例えば少数民族であるミェン族やアカ族と会うこともできる。
あるいはメーファールアンガーデンでイギリス式庭園を楽しんだり、トゥン山という山の頂上にあるワット・プラタート・ドイ・トゥンというブッダの骨が収められているという伝説を持つ寺院に行くとか、チェンセーンという遺跡の街に行くためのツアーも出ている。
さらには山岳民族の街で、お茶の畑が広がるメーサロンは1月になると山桜が満開になって見事らしい。
なお、タイで販売されているウーロン茶は、大部分がこのメーサロンで作られている。
ただし中国人が多いということなので、その点は個人的には微妙。
チェンライの郊外の観光地としてもっとも有名なのはメイサイだろう。
こちらはミャンマーと国境を接しており、多くの行商人が訪れて活気があるらしい。
街を一望できるワット・プラタート・ドイワオがある丘に登ることもできれば、メイサイ川という小さな川を渡ってミャンマー側に渡航することも可能。
ミャンマー側にはタチレクという街があるが、他の街に勝手に移動をすることはできないというかなり独特なルールがある。
こういった場所にはタクシーで向かうこともできるし、一部の場所にはバスやソンテウがでていたり、あるいはチェンライ市内にも中心部にいくつかツアー会社があるので、そういったところで日帰りツアー等に申し込むこともできる。
しかしながら、体調を崩してしまい咳も酷かったので、これ以上悪化することを防ぐためにも郊外まで足を延ばして観光に出るのはやめておくことにした。
その分の時間はホテルで過ごすことにしたので、何もしないのも退屈だし、映画『マレフィセント』を部屋の中で観ることにした。
こちらはウォルト・ディズニー・ピクチャーズの製作で、眠れる森の美女の再構築となっている。
特にタイで観る必要のある映画ではなかったが、以前から観たいと思っていたので、ちょうどいいといえばちょうどよかった。
それにしてもタイは本当にいい国だと思うのは、チェンライのように決して大きな街ではなく、外国人にとって不便であってもおかしくないような街まで安心してやって来ることができるし、大きなストレスを感じずに過ごせる。
マレーシアでは人口が3番目に多いイポーですらもローカライズされた店ばかりで、外国人にとって居心地のいい空間とは程遠かったが、それに比べると隣国でありながら全く雰囲気が違う。
ホスピタリティも高いし、今回泊まったLe Pattaホテルのサービスもよかった。
一度「please clean the room」の札をドアにかけた状態で外出したあと、戻ってきたらその札が落ちていたらしく、清掃係の人が掃除したほうがいいのか、しないほうがいいのかわからずに迷ってフロントに相談したところ、フロントの判断で清掃に入ったが、それでよかったかと丁重に確認された。
私としては掃除してほしかったので、そのほうが助かると答えたら、ちょうど今清掃中なのでホテルのレストランでコーヒーをサービスすると言ってくれた。
各国を旅しているといろいろな出来事があるが、こういった気配りをしてもらえると心が和む。
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