「下見なしでの移住」の裏側

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肌を切るような寒さの2月の埼玉。

マレーシア移住を前日に控えた私は、うろたえていた。


明日には日本を出るのに、何を用意したらいいか分からない。

とりあえず準備はしてみたものの、これで十分なのだろうか?

そもそも本当に海外でやっていけるのか?


不安と焦りだけが積もっていた。


下見なしで海外移住。

マレーシア・ジョホールバルへも、
フィリピンのマカティへも初めて訪れて、そのまま住み着いた。

これは事実。


しかし、残念ながら私は勇者属性の人間ではない。

石橋を叩いて、音が気に入らないことを口実に
無理矢理にでも引き返すタイプ。


そんな私が下見すらなしで移住できたのは、
ある理由があった。


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助けてくれたマレーシア在住の友人

ジョホールバルに移住する1ヶ月半ほど前、
その男は先に移住を果たしていた。

彼の名は道元。

次々に海外法人を作りながらビジネスを広げる強者。


日本ですでに知り合っていたため、
ジョホールバル移住についても相談をしていたし、
現地に行ってからも色々と話を聞かせてもらった。

最初に借りたコンドミニアムもまた、
道元が使っていた不動産エージェントを紹介してもらって見つけた。


当時のジョホールバルには日本人が少なく、
道元もまた家族以外にほとんど知り合いがいない状態。

その関係もあってか、移住後は頻繁に会うようになった。

日本を出てから、日本人同士での結びつきが強くなったし、
彼とは共に他国へ旅をすることも多くなった。

そして、各地に暮らす日本人と知り合うことも増えていった。


初めての海外移住の裏には、道元という友人の存在があった。

たしかに私自身はジョホールバルは行ったことすらなかったし、
それどころかマレーシアも、さらには東南アジアすら未体験だった。

それでも無謀に思える決断ができたのは、
頼りになる友人がいたという事情がある。


通常、移住後に海外でパニックになっても、
誰も助けてくれない。

完全に孤立してしまう。

言葉が不自由であれば、
何に困っているかを表現することすら難しい。

それに漬け込んで詐欺を働く日本人すら存在する。


こうした体験を経て、
海外での暮らしに恐怖や絶望を覚え、帰国する人も。


私の場合には、
たまたま道元という助けてくれる人がいた。

そして、マレーシア在住時に各国を回っていたこともあり、
その後のフィリピン移住はスムーズに進んだ。

基本的な知識と経験さえあれば、
初めての国でもうまく暮らしていける。

その確信を得たのはマカティで暮らし始めた時。

初めてと2度目では全く違うことを実感できた。


海外生活でのトラブルの大部分は、知識さえあれば防げるもの。

逆に言えば、
知識がないとトラブルが何倍にもなってしまう。


たとえば、私がマレーシアで最初に選んだ部屋は、
決して住みやすいものではなかった。

その原因は、この国での知識と経験が不足していたため、
物件選びで失敗してしまった。

今ではいい経験だが、
住みづらい場所で1年暮らすのはかなり大変だった。

何しろ食事に行く場所がなく、買い物も大変だった。

ちょっとした知識さえあれば、
もっと快適な部屋に住めたというのに・・・。


あるいは、マレーシア2年目に住んだコンドミニアムでは、
途中から自宅でネットが使えなくなってしまった。

これは仕事柄、とても困る。

その際に解決策を示してくれたのも、
道元から紹介された移住仲間だった。

おかげで自宅のネット回線は使えないままでも、
家でネット接続できる環境を作ることができた。


海外生活においては、
日本で暮らす場合以上に
事前に情報を得られるかどうかが鍵となる。

移住して海外組になるのは難しいことではない。

しかし、決して簡単とも言えない。


至難の業ではないものの、
何も知らずに行けば大変な目に遭うというのが
これまで海外で生活してきて、
そして各国の移住仲間達を見て感じるところ。


私はマレーシアとフィリピンという
移住先として人気の国に住んできた。

タイにはビザなしの滞在期限である30日目一杯まで
滞在したりもしたし、何度も訪れている。


非定住生活をスタートしてからは、
マレーシア、タイ、香港、オーストラリア、インドネシアと
東南アジア・オセアニアの移住先人気国を周り、
その後ロンドンを皮切りにヨーロッパへ移動。

私自身の今後の居住環境を考えるため、
様々な街を見て回っている。


こうした経験をお伝えし、
初めての海外移住で失敗するのを防ぐために行った
海外移住についてのセミナーがある。

こちらは、元々有料会員向けに行ったもの。

それを海外移住ラボのメンバーであるあなたにも、
解放しようと思う。


移住後、3年以上日本に戻らなかったぐらいなので、
今後も日本入りして直接移住について話す機会は
基本的にないと思う。

日本に入っている時には、
ウェブマーケティングのコンサル先の訪問を初めとして、
普段海外にいるだけに様々な用事が入ってしまうので。


ということで、
今回のセミナーはかなり貴重なものになる。

こちらは音声で聞いて頂けるので、
特定の日時にどこかに集まる必要はない。

都合のいい時に聞いて頂ける。


非定住生活を送ることを決断する前、
マカティの次に住む場所を求めて様々な国をリサーチしてきた。

有力な候補としてはタイやポルトガル等があったが、
ビザの取得条件も含めて考えた結果、
ひとまず居住国を持たない非定住生活に入った。


このセミナーの中では、
各国のビザ事情についても語っている。

ビザを考えずに移住を考えるのは、
相手の気持ちを無視して恋人になることを妄想するようなもの。

現実離れした夢見がちな人には
冷水をかぶせるような結果になるのかもしれないが、
それもまた真実の厳しさと思っていただくしかない。

住みたければ住めるほど
各国は甘い条件を提示しているわけではないし、
富裕層以外の日本人が住める国は限られている。


また、夢見がちな移住先を描くのを助長している、
海外移住先人気ランキングの裏側も暴いてしまった。

ロングステイ財団という信頼できそうな機関が公表するデータが
いかに信用出来ないかも暴露してしまったが、
この点はセミナー以外では私もお伝えできない。

一般に広く利用され、
マスコミも海外移住特集等で安易に取り上げるランキングのデータを
ばっさり切り捨ててしまっているので。


マレーシア・フィリピンでの生活についてはもちろん、
タイやオーストラリア、インドネシアについても
視察を行った上で今回のセミナーで語っている。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ

電子書籍のプレゼントページへ



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