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海外の家に住んだら生き方が変わった



これまでに、計3年間ほどフィリピンとマレーシアで暮らしてきた。

30代になって海外の家に住む機会を得たが、これまでそれぞれ1年ずつ3軒のコンドミニアムに住んできたし、人の家に招かれてコンドミニアムの最上階にあるペントハウスや、プーケットの丘の上にあるオーシャンビューの豪華な一戸建てとか、色々な物件を見てきた。

不動産投資もしているので、視察のために色々な家を見てきたりもしている。

こういった海外の家を見たり、あるいは実際に住んでみたりして、だいぶ生き方が変わってきた部分がある。



必要な所有物が減った

まず一つ目のポイントとして、余計なものを所有しなくて済むようになったこと。

例えば、日本で引っ越しをする場合であれば、家具や家電を一通り持っていくという大きな手間がかかる。

机や椅子、テレビやコンポ、掃除機や洗濯機、冷蔵庫、ベッドや布団、それ以外にも様々な家財道具を運ばなければいけないので、引っ越しは一大作業になる。

しかしながら、海外に移住する場合に注目なのは、基本的に家具や家電が付いている家が多く、わざわざ自分で持ち運ばなくても向こうが用意してくれること。

ということは、海外の家からまた別の家に引っ越す場合には、家具や家電を購入する必要もなければ、持ち運ぶこともない。

実際、私の場合は先にマレーシアに住んで、次にフィリピンに住んだが、その時の所持品は飛行機の手荷物で運ぶことができる範囲に圧縮した。

当然ながら服を大量に捨てたり、荷物の整理をしないと、手荷物で持ち運べる範囲内にすることはできなかったので、だいぶ大幅に持ち物を削減したが、もし家具家電が必要であるということであれば、さすがにそういったことはできない。

東南アジアで物価が上がっていることはよく言われるし、円安の影響で日本円に換算した時の生活費はなおさら上がっているが、家具や家電を買わずに住むことができ、引っ越しの時にもそういったものを持ち運ぶ費用もかからないことを考えると、この点はかなりコストが削減できる。

日本であれば、隣の県に引っ越すだけでも大変だし、まして関東から九州とか、そういった国内の長距離での引っ越しは、非常に大きな負担になる。

古びた家財道具を持ち運ぶぐらいだったら、いっそのこと新規で購入してもたいして変わらないぐらいの金額がかかってしまうこともある。

こういった状況から抜け出せたのは、私が身軽で生きられるようになる上で大きな転機となった。

その後は家を持つのではなくて、ホテル暮らしに移行して1年以上経っているが、スーツケースや手持ちの鞄の中だけに荷物を圧縮できるようになったのは、やはり海外の家での生活が良い経験になっている。

それがなければ、私は今でももっと多くの物に囲まれて生活していたと思うし、そうなると必然的にフットワークも重くなるので、次々に住む国を変えたりすることも不可能だったと思う。


海外だから家が広いとは限らない

一般に日本の家は狭いと思われがちだし、実際ウサギ小屋と揶揄されていたこともある。

しかしながら、多くの国で、スタジオタイプと呼ばれるワンルームのコンドミニアムが普及している事実もある。

例えばマレーシアにおいては、家族の人数が多かったこともあって、ツーベッドルームやスリーベッドルームがかつては標準だったが、近年では首都のクアラルンプールを中心に、ワンルームのコンドミニアムの部屋が増加傾向にある。

新興国では多くのエリアでこういった傾向が見られ、例えばフィリピンのマカティにおいても、スタジオタイプやワンベッドルームといった、比較的手狭な部屋は好まれている。

東南アジアの首都は人口密集地であり、高層ビルが次々建っているが、広い部屋を借りるのは借主としては負担だし、投資家にとっても物件の価格が高騰しがちなので、購入が躊躇われるところ。

そこで、スタジオタイプという手狭な部屋が好まれ、例えば30㎡程度の部屋もある。



新興国に限らない傾向

これは何も新興国の場合だけではなくて、例えばニューヨークにおいても、スタジオタイプの部屋が人気になっているという。

これは理由が単純で、マンハッタンを中心として、ニューヨークはあまりにも地価が高く、不動産価格も上昇しているので、多くの人が住宅負担を重く感じているから。

ニューヨークの賃貸価格は、年に8%〜9%上がっているというデータがあるほど継続的に上昇している。

そういったことを考えると、部屋の広さを犠牲にしてでも、家賃を下げることを考える人がいるのは当然のこと。

事実、ニューヨークではルームシェアをしている人も多いが、それであれば手狭のワンルームで1人暮らしをしたいというニーズがあるのは容易に予想できる。

こういった理由で、必ずしも海外の家だから広いというわけではない。

しかしながら、私がマレーシアで住んでいた部屋は、1人暮らしであるにも関わらずスリーベッドルーム、日本風に言うと3LDKで、平米数で言っても120㎡ほどあった。

プールやサウナも付いていたし、ジムも途中で完成した。

こういったことを考えると、やはり海外の家は安くて広い場合も少なからずあるし、さらに言えば共用施設も充実していたりするので、そういった点において魅力がある。


伝えるのが難しいこと

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執筆者、伊田武蔵

「旅をするように暮らしたい」

そんな思いで2011年に
下見なしで海外移住後、
フィリピンとマレーシアで
コンドミニアムを借りて住む。

その後、
今後の移住先候補の視察のため、
各国を周り住環境の研究をしながら
2年9ヶ月のホテル暮らし。

1年間の台湾生活を経て、
現在はタイでの暮らしを満喫中。

フィリピン永住権と
マレーシアのリタイアメントビザ、
タイランドエリートを取得済み。

8カ国に資産分散。

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