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フィリピンクオータービザのアニュアルレポートの提出をしてきた



フィリピンの永住権、クオータービザには、アニュアルレポートという毎年の報告の手続きをする義務が付随する。

アニュアルレポートの提出はマニラの移民局の本部や、セブやダバオをはじめとして様々なところにあるイミグレーションのオフィスで手続きをすることが出来る。

一応のルールとしては年初の最初の60日、つまり通常であれば1月・2月と3月の1日まで、閏年に関しては、1月と2月いっぱいまでが期限となっているが、実際問題としては毎年行く必要がなく、多少の違約金は発生するものの1ヶ月200ペソくらいなのでそれほど大きな負担にはならない。

むしろ1月や2月は混み合うので、他の月に行った方が良いという話も聞いた。


サンダル履きはNG?

今回はたまたまセブで移民局が入っているJセンターというショッピングモールのすぐ近くのホテルに宿泊していたこともあって、足を運んでみることにした。

一昨日にはセブでコンドミニアムを退去したばかりだが、しばらくはフィリピンを離れることになるので、その前にクオータビザのアニュアルレポートの手続きを済ませておこうという訳で、珍しくサンダルではなく靴を履いてJセンターに向かった。

というのも、マニラの移民局の場合にはサンダル履きだったり、短パンだったりすると中に入ることが出来ないというルールがあったため。

そのため、マニラの移民局本部の前では古びた服や靴を貸し出すサービスまであるらしい。

Jセンターの辺りではそういったことは行われていないようだが、とりあえず中に入れないのでは困るので、一応靴擦れを覚悟して靴を履いて行ったが、中に入ってみた限りだとサンダル履きの人もいたので、移民局本部ほど厳しくはない模様。


フィリピンらしいたらい回しの対応

今回は初めてのアニュアルレポートで勝手がよく分からなかったが、とりあえず係員に話を聞いてみようと思ったものの、どの窓口も並んでいる。

一つだけ入口に総合案内というほど立派なものでもないが、質問を受け付ける係らしき職員がいたので聞いてみたところ、ある窓口を指差されてそこに並ぶことになった。

順番が回ってくると、ここではないのであっちに行けと別のところを指差され、さらにそちらに行くと、先に料金を払えと言って別のところを指差される。



結局最終的に分かったのは、ありとあらゆる遠回りをして正解にたどり着いたということ。

誰1人としてまともな指示を出さないので、その点は困った。

さすがフィリピンの役所・・・。


さらに、最初に支払ったのは310ペソだけだったのだが、これを支払うだけでも支払いの窓口とそのための書類を用意する窓口が違い、さらにレシートを受け取るのにも時間がかかる。

そしてその310ペソの領収書を持ってACR-Iカードの担当者のところに行くと、昨年度のアニュアルレポートが出ていないので別の費用を払わなければいけないと言われ、また再び料金を支払いに並ばなければいけなかった。

そして昨年分の物としては2820ペソと500ペソを支払うことになった。


アニュアルレポートの費用の内訳

それぞれの内訳を見てみると、最初の310ペソの300ペソがアニュアルレポートフィー、そして10ペソはリーガルリサーチフィーとなっている。

2820ペソの内訳は、モーション・フォー・RECONが500ペソ、アニュアルレポートファインが2000ペソ、アニュアルレポートフィーが300ペソ、リーガルリサーチフィーが20ペソとなっていて、500ペソの方はエクスプレス・レーン・フィーとなっている。


そして、このお金についてはレシートが出て来ているのだが、最後の手続きでACR-Iカードを提出しても何をしているのか良く分からなかった。

ACR-Iカードは5年毎に切り替えるだけなので別に何かスタンプを押される訳でもなければカードが新しく発行される訳でもなく、かといって手続きが終了したという証明書が出てくる訳でもなくて、ただ単にACR-Iカードを返却されただけだった。



相手がこれで終了だと言う意味で”DONE”と言って来たが、何かレシートとかドキュメントは無いのかと聞いてみても”FINISH”と言い換えるだけ。

ここがフィリピンの役所だけに、末端の役人の言うことを鵜呑みにして信頼できるわけでもなく、疑わしい状態ではあったが、ここで粘っても意味がなさそうなのでとりあえず帰ることにした。

ホテルに戻ってから念のため、クオータービザを取得した際のビザ業者に、アニュアルレポートの手続きについて、これで問題ないかメールを打つことにして、その場は去ることに。

ちなみにこのレシートを一応保管しておいた方が、来年以降のアニュアルレポートの手続きがスムーズに進む可能性があるとのことだった。


オンラインでの申請システムもあるが

なお、アニュアルレポートの手続きはネット上のシステムも立ち上がっていて、一応は今年から使えるという触れ込みになっているものの、実際にはネット上のみでは完結しないというさすがフィリピンと思える残念なシステムとなっている。

ARオンラインシステムというものだが、こちらが今後ネット上のみで完結するようなシステムに発展して行くのかどうかは不明。

ただし、現状だとフィリピンへの渡航が必要となっているので、クオータビザのアニュアルレポートの手続きをオンライン上のみで完結させられるようになるのは少々ハードルが高いのかもしれない。

もっとも、それであれば、このARオンラインシステムの存在意義がよく分からないし、今回はいきなり移民局に行ってしまったので問題が起こるかと思ったが、そういういった感じでも無かった。

随分とあちらこちらをたらい回しにされた上、無駄に列に並ばされはしたが、実際には時計を見てみると1時間15分ほどしかかかっていなかった。

フィリピンの役所のイメージから考えると、随分と迅速な部類に入るのではないだろうか。

帰りは同じくJセンターに入っているBDO銀行で通帳の記帳をして、その後近くの居酒屋のん気で遅めのランチを食べることにした。

この日は久しぶりの和食でちらし寿司ともりそばのセットにマンゴーアイスクリームを食べたが、酢飯の感じもちょうど良く、久しぶりに日本の味を感じた。


本当のところを明かすと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

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