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フィリピン・クオータビザのアニュアルレポートの手続きに変更点



とかくフィリピンの行政は不安定で、ころころと条件変更をする傾向にある。

そもそも、行政庁のトップが変わったり、あるいは上層部が入れ替わることによってルールが変わる国なので、そこら辺は深く付き合っていく時に厄介になると思うし、個人的にはそういったことは御免蒙りたい。

ということで、ビザの取得においてもサポート業者に頼んだため、自分で逐一フィリピンの役所の動向について確認する必要はなかった。

そもそもフィリピンの移民局は何の予告もなしに勝手にルールを変更していたりするので、実際現場にいないと、そういったことがわからなかったりする。

私がクオータビザの取得をお願いしたサポート業者は、そこらへんのアフターサポートもしっかりしていて、アニュアルレポートという年間の手続きについても最新情報を届けてくれる。

以前であれば、前年に取ったビザについては、アニュアルレポートが必要な場合と不要な場合があった。

というのは、8月までに取得している場合には、翌年のクオータビザのアニュアルレポートが必要だが、8月以降に取得した場合には次の年は不要となるというルールがあった。

しかし、どうやらレギュレーションが変わったようで、8月以降の場合でも翌年のアニュアルレポートの免除がなくなった。

どうやらその原因は、2016年から移民局の長官が新しくなったという客観的に見ると限りなくどうでもいい事情なのだが、そういった事情でルールが変わったことも、すぐに教えてくれる。

ちなみに、アニュアルレポートはその名前の通り、本来であれば1年ごとに出さなければならないものなのだが、実際問題としては、2年とか3年に1度出すだけで十分。

多少の遅延金は取られるものの、わざわざ律儀に毎年1月、もしくは2月という指定された期間に、マニラの移民局本部まで行く必要はない。

そもそもこの時期の移民局本部はひどく混み合うので、むしろ3月以降に行って少しの遅延金を払った方が、時間を節約できてお得ということになる。

ちなみに、オンラインシステムもあって、ARオンラインシステムがすでに導入され、稼働しているようではあるのだが、実際問題として、このシステムのみで手続きが完了するかと言えばそこまでいっていないようで、せいぜい時間を短縮するといったレベルに留まっている模様。

フィリピンの銀行のレベルを考えてみると、金融の現場ですらもオンラインのシステムが非常に残念なことになっていて、ネットバンキングが大手銀行であっても非常に使い辛い、というよりもほとんど使い物にならない。

そういったことを考えると、このARオンラインシステムも、現場に実装されて、本当の意味で役に立つまでは、まだあと2、3年かかるのかもしれない。

しかしながら、毎年わざわざマニラに行かなければならない手間が省けるのであれば、それにこしたことはなく、今後の進展には期待したいところ。

それ以外でも、前年分のアニュアルレポートの申請書のレシートがあるのであれば、それを持って行った方がよりスムーズに手続きが完了することや、用紙に指定するビザタイプの種類、ACR-Iカードのナンバーの見分け方、アドレス欄の記入の仕方などもアフターサポートの中でフォローされていて、これらはとても助かる点。

1年に1回のこととはいえ、新しくレギュレーションが変わっている部分もあるので、そういったところを教えてもらえるのはありがたいし、頻繁に行う手続きでもないので、前の年に行っていても忘れてしまっている部分は多々ある。

そういった意味で、やはりアフターフォローの手厚さは、ビザ業者を選ぶ時に重要な項目であることを改めて実感している。


クオータービザ(フィリピン)の更新にパスポートは必要か



クオータービザを取った場合、
毎年1月から2月の間に1,000円弱を払う必要がある。

正確には310ペソなのだが、
この時にパスポートが必要かどうかが気になった。


自分がフィリピンにいなくても、
業者に任せられることは確認済み。

そうなると、パスポートを送らなくてはならないのか、
それとも不要なのかは重要な問題。

郵便業者による紛失や配送先間違いの危険もあるので、
あまりパスポートを郵送はしたくない。


この点について確認した所、
ACR I-cardだけ送ればいいらしい。

このACR I-cardというのはフィリピンでの身分証明書で、
2回目の観光ビザ更新の時に取得済み。

現在は入国の際の観光ビザを更新して延長して滞在しているが、
その時にACR I-cardも取ってきてもらった。


こうした手続きはすべて専門の業者に任せているので、
私自身は手間がかからない。

わざわざ汚職の温床と呼ばれる出入国管理に
自分で行かなくていいのは助かるところ。

そんな有象無象の巣窟のようなところで、
気力を消耗したくはない。

そして、単純にイミグレが自宅から遠く、
片道1時間程度はかかる。

これは渋滞も含めてのことで、
おそらく直線距離で空いているのなら半分以下の時間で
到着できるのではないかと思う。



このACR I-cardはフィリピン国外では使わない。

そのため、これを郵送するだけなら不便もないし、
パスポートのような大したリスクにはならない。

クオータービザの更新の際にこれを送り、
後はすべて業者が処理してくれる。

これなら大きな問題はなさそうだ。



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執筆者、伊田武蔵

「旅をするように暮らしたい」

そんな思いで2011年に
下見なしで海外移住後、
フィリピンとマレーシアで
コンドミニアムを借りて住む。

その後、
今後の移住先候補の視察のため、
各国を周り住環境の研究をしながら
2年9ヶ月のホテル暮らし。

1年間の台湾生活を経て、
現在はタイでの暮らしを満喫中。

フィリピン永住権と
マレーシアのリタイアメントビザ、
タイランドエリートを取得済み。

8カ国に資産分散。

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