カナダの物価を主要4都市で調査してきた




今回の世界一周の中で、カナダの物価も調べてきた。

訪れたのは日本人にとっても馴染み深い街として、
バンクーバー、オタワ、モントリオール、トロントがある。

他に最東端の近くにあるハリファックスにも行ってきた。


まずはフランクフルトから大西洋を越えてハリファックスへ。

ここは何か目的があったというより、
移動の中継点でついでに何日か滞在してみただけ。

このルートでカナダに入国するアジア人は珍しく、
入国審査でも税関でもこってり絞られ、
終わった時には空港の到着口付近は無人になっていた。

小さな空港なので他のフライトで到着した人もいないらしく、
1人だけ置き去りにされたような気分に。

ハリファックスの観光スポットと言えば、
Citadel Hillという丘や
Public Garden & Laurencetownという庭園、
海に面したWaterfrontエリアぐらい。




大きな産業もなく、
限られた観光客相手に採算を取ろうとするため、
顧客単価が高い傾向に。

それは付加価値が高いとか、
満足度が大きいということではなく、
バンクーバーやモントリオールと同じメニューを
同じようなクオリティで高く出しているだけ。

マイナーなのに物価はカナダでも高めだった。

ハリファックスは今後住む予定もなく、
旅行に来ることもないと思うので詳しいことは割愛。



厳寒のオタワで物価をリサーチ


ハリファックスからオタワに移動したら急に気温が10度ほど下がった。

カナダの気候を肌で感じながら服を買い、
10月下旬でありながら気温5度という状態に適応した。

この時の感覚では、服は日本と大差ない価格帯だった。

その後、TOPSHOPやRootsの店内もざっと見てきたが、
特に価格面での強みがあるわけではなかった。

困ったのは金額よりもサイズ感で、
ドイツと同じぐらいの大きめのサイズが主流。

日本人にはその点が厳しい。


それはそうと、
この数年住んでいた東南アジアと比べると
オタワの各種の物価は割高だが、
極端に高いという感じはない。

東欧と比べても、あまり変わらないのではないかと思う。

特に生鮮食品は安く、
その割にレストランはそこそこの額。

これは人件費の兼ね合いも強いのだろう。

モントリオールやバンクーバー、トロントと
物価水準的には同程度だった。

スーパーやレストランで物価調査をしたが、
基本的には各都市で似たような状況だったのでまとめておこう。


まずはレストランの価格。

基本的には表示価格が10カナダドルを越えたぐらいから。

実質的に選択肢が増えるのは15ドル程度からで、
どちらも飲み物や税金、チップを入れる前の価格。

そのため、普通に食事をして飲み物を頼んだだけで、
支払いは20ドルを超えるぐらいになってくる。

そのため、カナダ旅行を終える直前に
カナダドルを使い切ってしまおうと思って
手持ちの金額ギリギリのメニューを注文すると
会計の際にお金が足りなくなってしまう。


ちなみに、このスープと肉料理で、18カナダドル。





安い店に入りたい場合、
簡単なメキシコ料理やトルコ料理の店がある。



こちらは数百円代後半ぐらいになる。


和食レストランも多く、
10ドル弱から色々な店を見つけることができる。

カナダでも寿司の店が多いが、
それ以外にも牛丼やラーメン、居酒屋等、和食の種類はそれなりにある。

食べてみた感想としては、
正直海外での和食でもフィリピンやタイに劣る感じが。

物価が高い分だけコストパフォーマンスが落ちるのはもちろん、
純粋に質で考えても東南アジアに負けている印象を受けた。

これは私の個人的な主観だし、
たまたまハズレの店ばかりに当たっただけという可能性も否定はできない。


ホールフーズ マーケットやセーフウェイ等の
スーパーに入って物価を調査してみたら、
キューイが4個3ドル、
アボカドが1個99セント、
鳥が丸々一羽で15.43ドル、
チョコレートプリンが4リットルで4.99ドル、
サンドイッチが4ドルから5ドル、
酢漬けのオリーブが2ドル等。






日本と比べてスーパーでは物価が高い感じはしないものの、
冷凍食品やアイス、お菓子類を見るとパッケージが大きく、
その点で不便な感じがした。

一人暮らし用の量としては過剰すぎるものが目につき、
このへんは欧米の感覚が丸出しになっていた。

カナダはバンクーバーをはじめとして
日本人やアジア人も多く移住している。

しかしながら、スーパーの陳列等はあくまで欧米諸国のものだった。


なお、オタワでは議事堂の発砲事件にニアミスをした。



衛兵1人が亡くなった事件が起きた前日に議事堂に行き、
その事件の時も1.5キロ程度しか離れていない
ホテルに宿泊していた。

偶然議事堂の方をブラブラしていたら、
巻き込まれかねなかった。

治安の良いカナダでひやっとした出来事の1つ。



モントリオールとトロントへ

首都オタワを後にして、
モントリオールに移動して街を見てきた。





VIA鉄道を使ったところ、
約2時間の旅となり、費用は38カナダドルだった。

街の規模がオタワよりも大きく、
自然環境にも配慮されていて、
モン・ロワイヤル公園を筆頭に緑も多い。

物価水準はオタワと変わらない。

この写真の料理が税・チップ込みで19カナダドル。



フランス語が公用語なことに目をつむれば
生活環境としては相当良さそうな印象。

実際には英語も通じるので、
モントリオールを含むケベック州が
第一言語をフランス語に設定しているとは言え、
決定的な不便にはなりそうにない。

ただ、わざわざ英語圏のカナダにおいて、
仮にもフランス語圏に住みたいかと言われると
その点には迷いが残る。


モントリオールの後は
今度はトロントへも行ってきた。

世界一周を始めてから小さめの街が多かったので、
トロントは久しぶりに見る大都会だった。



先進国に来て、
不思議とマカティを思い出したりしながら歩いていると、
少し郊外には完成な戸建て地区も。



道の両脇の樹にリスが登っていたり、
ひょこひょこと道路を横切ったりしていた。

カナダの生活環境の優れた部分の1つは、
トロントに限らずリスとの距離が近いことだろう。


ナイアガラへも立ち寄ってみた。

トロントからメガバスで移動。

このバス代は12カナダドル。

どうしてもナイアガラの滝のイメージが強い街だが、
辺りはアミューズメントエリアになっていた。





基本的にカナダのホテルは
1万円前後で中級ホテルということが多いが、
ナイアガラは5,000円程度だった。

10月も終わりということで、
オフシーズンだったためかもしれない。

遊覧船もそろそろ冬に向けて営業をやめる時期だったので。

5000円代で中級ホテルに泊まれるなら、
その点は新興国並。

1ヶ月ほど集中しながらこもって仕事をしながら、
ショートステイをするのにもいいかもしれない。

近くには雄大な滝もあるので、
気分転換もしやすい。


ただし、ナイアガラもホテル意外の物価は安くない。

他の街と同じく、
ハンバーガーをレストランで食べれば10ドル程度から。

そこに税金とチップが上乗せされるので、
3割増しぐらいになる。

それでもオーストラリアに比べると割安感があるが、
内容の割には物価が安いとは言えない。

ただし、カナダは環境がいいので、
その点も考えるとそれだけの価値があるとも言える。

やたらと損をしている感じはしない。


ナイアガラのホテルは他の街と比べて著しく安かったが、
ここはスーパーは見つからなかった。

ホテルで聞いても、近くにはないと言う。

車社会のため、離れた所に大型店でもあるのだろう。


ナイアガラをカナダ側から陸路でアメリカ側に移動し、
バッファロー・ナイアガラ国際空港からニューヨークへ。
アメリカを3都市(NY、フィラデルフィア、ワシントン)周り、
今度はバンクーバーにやって来た。

近くの、というより隣の国であるアメリカと比べると、
カナダの方がレストランでの食事代等の物価は割高。

しかしながら、大都市のホテルを比べれば
ニューヨークやワシントンの方が高い感じがする。


また、生活環境としてはカナダのほうが
きれいに整えられている部分が多い。

アメリカはいまだに荒んでいるエリアはひどいし、
そうした場所が散見されるので。



好き嫌いが分かれるバンクーバー


世界一住みやすい街とも形容されるバンクーバーだが、
一方では環境の悪化を嘆く声も聞こえてくる。

特に影響が大きかったのは近年の移民政策で、
投資移民制度を利用して移住してくる中国人が多かった。

事前に予想されていたよりも
中国人移民が地元のコミュニティになじまなかったり、
英語が使えなかったりといった問題もあり、
投資移民の制度はすでに廃止された。

日本円で1億円以上の投資をしても
ビザを出したくないとカナダ側が判断したのだから、
デメリットの大きさは想像以上だったのだろう。

そして、中国人移民が多く流入したのが
このバンクーバーという街。

実際、街を歩いていると、
チャイナタウンに限らず
ダウンタウンでもギャスタウンでもスタンレーパークでも
中国系と思われる人の姿を見かける。

おかげで食事に米を食べるには困らないし、
中国人経営の店は安いことが多く、
一食800円程度で済んだりする。

北米のカナダにいても日本人が目立たないという効果もあるが、
あまりに中国人が増えすぎて嫌気が差す人も。

ここは好き嫌いが分かれるところだし、
特に移住したての第一世代の中国人移民は
マナーが悪いことも多い。


一方で物件価格の上昇は今でも顕著で、
1億円以上のコンドミニアムなどざら。

ありふれた存在になっている。



特に海沿いの物件は価格が高騰していて、
標準的な日本人には手が出せないほど。

売却益目的での投資も多いため、
空室になったままの部屋も少なくないのが特徴。


バンクーバー市内にはモノレール(スカイトレイン)があり、
料金はゾーン制になっている。



もっとも近いゾーンの場合、2.85カナダドル。

デイパスの場合は10ドルとなるので、
旅行に来る場合はデイパスを使うのもあり。

なお、終電は深夜1時ごろとなるので、
ニューヨークの地下鉄ように24時間走っているわけではない。


ウォーターフロント駅から
ノース・バンクーバーのLonsdale Quay駅までは
SeaBusという船も出ている。

こちらはおよそ12分の航行で、
人が多い時間帯は15分、通常時は30分間隔。


バンクーバーではタクシーも利用したが、
初乗りが3.5カナダドルだった。

料金は日本よりも安く、
しかも世界的に珍しく安全な移動手段という評判。

ほとんどの国において、
タクシーは警戒しないといけない乗り物なので、
安心して乗れるのは嬉しい。


バンクーバー、トロント、オタワ、モントリオールと
仮にカナダに移住するなら候補になる街を見てきたが、
個人的にはバンクーバーとモントリオールが気に入った。

とは言え、この国は物価の他に気候の問題もある。

今回は10月から11月にかけて、
アメリカも含めて北米に1ヶ月ちょっと滞在したが、
北米の中でも北側だけあって、
その時期でも寒すぎた。

冬のピークを迎える1月にはとても過ごせそうな気がしない。

暮らすということを考えると、
この点がもっとも大きな障害となってくるのだろう。



率直に言うと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
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