永住を前提としない海外移住

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マレーシアに移住した当時、
そこでの生活はおそらく1年か2年になると予測していた。

明確な根拠があったわけではない。

漠然と、そのくらいになりそうな気がした。

その予想は当たり、
2年後にはフィリピンに移住することになった。

最初から永住を前提にはしていなかった。

あくまでも試しに住んでみるという感覚で、
マレーシアに住んだ後に日本に戻るのか、
他の国に行くのかは未定。

ただ、マレーシアに移住して少したったら、
もう日本に戻ることは当面ないことを悟った。

この先数年か、数十年は海外で暮らすことになるのだと、
私はそこに快適さを感じるのだと理解した。

ただ、それはマレーシアでずっと暮らすというのではない。

あくまでも、それは通過点。

そもそもの話として、
私には永住という思想が今のところない。

いずれは一箇所に腰を落ち着けるかもしれないが、
当面は色々なところに住んでみたい気持ちの方が強い。

「地球は壮大な実験場」と言われることがあるが、
私は地球を使って自分の人生を実験しているのかもしれない。

どこに住むとどんな生活が待っているのか、
その疑問を解消することが最優先で、
変わり映えのしない生活を送ることに興味が持てない。

というより、
日本で暮らしている時が変化がなかったので、
その反動である気もする。

とにかく永住は考えていない。

多くの海外移住者は最初から1箇所に住み、
そこでの生活が終われば日本に戻ることを選ぶ。

それはそれでいいと思う。

特に家族がいたりしたら、
好き勝手に動き回るわけにもいかない。

私は昔から「皆と同じ」であることに価値を感じなかったが、
海外移住者の中でもはみ出した存在なのかもしれない(苦笑)。

それも私らしいかと。

基本的に永住を目的にする場合と、
そうじゃない場合の違いはビザだけ。

安定して特定の国に住めるビザが永住には必要なぐらいで、
それ以外の点において特に違いはない。

私は海外に出てから各国に移住した人と知り合えたし、
次の移住先を探すために色々な国を調べている。

マレーシアに永住する気だったら、
わざわざ他の国のことを調べたりはしなかっただろう。

結果、期せずして移住については詳しくなってしまった。

正直、こんな記事を書いていること自体、
自分でも予想外だったぐらいで(笑)。

永住を前提にせずに転々とすることを望んでいるなら、
私のやっていることをそのまま参考にしてもらえばいい。

一箇所に永住を希望するなら
もっと簡単に実行できるし、
そのために必要なこともお伝えしていくので、
役立ててほしいと思う。
6永住を前提としない海外移住


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海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
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