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マレーシアでの悲喜こもごもな海外生活実践記


ブログなどを見ていると、移住して海外生活がお気楽でハッピーというものがあるが、実際にはそんなはずもない。楽しいことも多いが、トラブルも決して少なくないし、厄介なこともある。

たとえば足の問題。私が移住してきたマレーシアのジョホールという街には、地下鉄や電車がない。車社会だが車は乗らないので、生活の中でタクシーが身近な乗り物になる。日本でもトラブルの多いタクシーだが、これは海外でも同じ事。しばしばぼったくろうとしてくる運転手はいるし、結果として怒鳴り合いになることもある。

こうしたトラブルに嫌気が差し、2年目は徒歩圏内で大抵の用が済むコンドミニアムに引っ越した。

海外生活においては、日本ほど時間にきっちりしていないと聞くが、マレーシアではミネラルウォーターの配達を頼むと、その日のうちに届けにくるはずが翌日になったり、催促しないと何日たってもこなかったりする。こうなると、もはや時間にルーズというレベルでもない気がする。

インターネットが不通になって、1ヶ月以上にわたって使えなくなったこともある。結局、地域全体に何かの問題が起きていたらしいが、何度も電話して電話番号やアカウントを聞かれて答えても、そうした情報は一切上がってくることなく、解約に行った帰りに、コンドミニアムの住民向けの貼り紙に復旧の目処がたったことが書いてあった。

すでに解約した後なので、再び申し込むのもバカバカしくなり、iPhoneでネットに接続し、その回線をパソコンで使うテザリングという方法を今は使っている。海外生活に付きものというわけではないが、これだけずさんなサービスを、TMという大手の通信会社ですら行なっているというのが、新興国の現状だ。

ちなみに、TMの契約にはデポジット(保証金)が必要だが、当初の予告の解約後2ヶ月前後という約束は守られず、返還まで1年以上かかった。

マレーシアで暮らすようになってから、目に見えてトラブルに巻き込まれる頻度が上がった。もっとも多いのはタクシーの問題。

一方、生活が良くも悪くも変わった実感はあるし、英語を実践の場で使う機会が増えたり、異文化コミュニケーションを日常的にできるという刺激もある。

海外生活は楽しい事ばかりではない。しかし、苦しいことばかりでもない。もしマイナス面しかなかったら、すでに日本に帰っていることだろう。ただ、海外移住を考えているのであれば、お気楽な生活が待っているとは思わない方がいいように思う。



伝えるのが難しいこと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

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執筆者、伊田武蔵

「旅をするように暮らしたい」

そんな思いで2011年に
下見なしで海外移住後、
フィリピンとマレーシアで
コンドミニアムを借りて住む。

その後、
今後の移住先候補の視察のため、
各国を周り住環境の研究をしながら
2年9ヶ月のホテル暮らし。

1年間の台湾生活を経て、
現在はタイでの暮らしを満喫中。

フィリピン永住権と
マレーシアのリタイアメントビザ、
タイランドエリートを取得済み。

8カ国に資産分散。

伊田武蔵の変人疑惑

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