台北の故宮博物院の行き方は簡単、が二度と行かない




台北の故宮博物院へのアクセスを事前に調べて行ってみたところ、行きも帰りも予想より簡単だった。


まずはMRTの士林駅へ。

そこからはタクシーかバスで向かうことになる。

バスが来る時間が先立ったらタクシーにしようと思っていたが、両方共乗り場はすぐに目についた。


まず、タクシー乗り場は駅を出たとたんに目の前にある。

台湾の場合、英語は通じないと思った方がよいので、ドライバーにはスマホ等で漢字で表示して提示するのが一番わかりやすい。

士林駅から故宮博物館に行く人は多いので、運転士もその点は心得ている。

これがもっとも簡単な故宮博物館への行き方ではあるが、台北においてもタクシーの運転手評判はあまり良くない。

マレーシア時代に散々タクシートラブルに巻き込まれてきた身としては、あまりタクシーに乗車するのは気が向かないところ。


そこでバスの出番ということになるが、こちらは駅から出て少しだけあるものの、徒歩1分から2分ぐらいなので遠くはない。

表示を見ながら歩けば、難なく到着できることと思う。

ただし、すべてのバスが故宮博物館に行くわけではないため、255、304、紅30、小18、小19のどれかを選ぶ必要がある。


バスの場合、国によっては表示が非常に分かりづらいこともあるが、士林駅から故宮博物館行きのバスは、「故宮博物館」の文字がしっかりとバスの前面上部に記載されているので判別がつきやすい。

料金は15台湾ドル。

おつりはないので、ぴったり支払えるように小銭を用意しておく必要がある。

実際にはバスで現金を使っている人はほとんど見かけず、大多数の人はタッチ式のカード(悠遊カード・イージーカード)で支払っていた。

あとは故宮博物館まで乗っているだけだが、以下の写真の場所で降車するだけ。

かなりの乗客が降りる上、いかにも特別な場所という雰囲気なのでうっかり乗り過ごす心配はいらなそうだった。

外の門
故宮博物館への階段
山のふもとの故宮博物館


故宮博物館から帰りのアクセス

故宮博物館から士林駅への行き方というか帰り方は簡単で、まずは博物館出て大きな階段を下って、広場のような場所に出る。

そこにタクシーが何台か止まっているので、タクシーで移動したい場合には、そこから乗り込むだけ。

この場合も中国語ができるのでない限り、口で説明するより士林駅の文字をスマホ等で見せるのが手っ取り早い。


バスを使う場合、右手にバス停が見えるので、そこから乗車できる。

帰りも255、304、紅30、小18、小19が士林駅行きとなるし、どの線がどの場所に止まるか記載されているので、現地で確認が可能。

私は3分ほど待ったところでバスに乗ることができた。


観光地によっては、行きは街中から簡単にアクセスできるもの、帰り道が大変ということがある。

例えばマレーシアのイポーの郊外にあるケロットンという洞窟寺院にはタクシーか自家用車しか移動手段がなく、そこにはめったにタクシーも来ないため、帰路に付くまで大変だった。


しかし故宮博物館の場合は、そのようなことがない。

士林駅から離れてはいるものの、アクセスはそれほど難しい場所ではないので、心配しなくて大丈夫。


なお、故宮博物館と同じ日にまとめて士林夜市へ行きたい人もいると思うが、士林夜市の最寄り駅は1つ隣の剣潭駅。

ただし、士林駅からも歩いて5分ほどなので、わざわざMRTに乗って剣潭駅まで移動するよりも、士林駅から直接夜市に行った方が早い。


大まかに南西の方角を目指しても到着するし、駅から夜市へはいくつも看板が出ているので、素直にそれに従って歩いていけば簡単に見つけることができる。

士林駅近くの道路標示

士林夜市は台北を代表する夜市なので、こちらも一見の価値がある。

ただし混雑がひどいので、できれば土日は避けて平日の方がお勧め。

また、スリの被害も報告されているので、カバンを持っていく場合には要注意。

人混みの中でうっかり被害に合わないように気をつけたい場所。

台北は基本的に治安は良いものの、夜市については外国人観光客も含めて人がごった返すため、スリが多発する場所となり、その中でも士林夜市は規模も人の密集度も台北でナンバーワンなだけにリスクも高い。

注意は怠らずに楽しんでいただければと思う。

臭豆腐や蚵仔煎、大香腸のような台湾を代表する味覚から、きなこや落花生、黒ゴマの餅、焼きイカ、お腹にやさしいお粥、生炒花枝等まで目移りするほど多彩な品揃え。

食べる以外にも射的等のゲームも揃っており、毎日がお祭り気分の台湾の夜市を余すことなく堪能できる。


故宮博物館の居心地は悪かった

思いのほかあっさりと到着することができたのは良かったが、入館前にすでに中国人の団体客が大勢押し寄せていて、記念撮影などを行っている姿が目に入った。


チケットを買って館内に入ると、外と同じような状況が展開されている。

団体客が多いので、彼らが去った後にはガラガラの展示物でも、タイミングによっては人だかりができてしまう。


もっとひどいのは気になる展示を見ていると、後から中国人団体客がやってきて何度もぶつかってくる。

ぶつかったことについて謝られたことは1度もない。


ゆっくりと鑑賞できるような環境ではなく、あまりの居心地の悪さに早々に退散することにした。

台北にも中国本土からの観光客が押し寄せていることは聞き及んでいたので、このような事態は想定していたが、やはり残念なところではあった。


もう二度と故宮博物館に行くことはないだろうし、展示物の価値を考えれば一度足を運んでよかったとは思うが、それ以上の思い入れはない。

博物館や美術館の価値は、ただ単に展示物の価値の総和によって決まるわけではなく、その空間をどのようにプロデュースするかということも重要な要素となる。

その点が故宮博物館には決定的に欠けていたが、これは博物館の運営側の問題というよりも、世界各国の観光地が直面しているマナーの悪い旅行者に対して、どのように接するべきかという頭の痛い課題。


ともあれ、故宮博物館においては、客層に決定的な問題があるという点において、他の世界の主要な博物館と比べて決定的に不利な要素があると言わざるをえない。

あれではゆっくり鑑賞もできないし、悠久の歴史に思いを馳せるどころではない。

顧客を選ばないと場が崩れるというマーケティングの実例のような状況を目にして、うんざりした気分で故宮博物館を後にすることになった。



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