
タイといえば、日本人移住者がたくさん住んでいることでも知られているし、和食レストランも数多く進出している。
例えばチェーンでいえば大戸屋も進出していて、チットロム駅近くの伊勢丹やアソック駅直結のターミナル21というショッピングモールの中にも入って営業をしている。
こちらで持ち帰りができるのかどうか調べていたら、どうやら店舗で持ち帰りをすることも可能だし、あるいはデリバリーをしてもらって、自分のホテルや自宅まで届けてもらえるサービスも行っているということ。
そして、こういったサービスは大戸屋だけが提供しているわけではなくて、かなりの数の日本料理屋がやっているということだった。
例えばお弁当や、恵比寿、ほかにもすし屋の松というところであったり、オレンジハウスだったり、こういったところが日本料理を届けてくれるということだったので、かなり生活環境としてはいいのではないかと思う。
ほかにも麦飯とかキッチンサイアムとか、そういったところも自宅まで届けてくれるということなので、例えば体調が悪くて外に食べに行くのが面倒なときとか、あるいは雨が降っていて自宅から出る気がしないとか、そういったときにも気軽に和食を楽しむことができる。
特にバンコクは時期によってスコールが頻繁に降ったりもするので、昼食時にこれから外に出ようと思っていたら豪雨が降ってくることもあるので、その場合であれば自分が出向くのではなくて、逆に向こうが来てくれた方が楽という面もある。
あるいは自宅でホームパーティ等をするときにも、こういったサービスを使えるのではないかと思う。
例えばタイ人が集まるときであれば、日本料理を振る舞うことによって喜んでもらうこともできるし、実際タイに進出している和食レストランに入ってみると、日本人駐在員ばかりではなく、現地の人にも人気である事がよくわかる。
彼らからしてみてもプレミア感があるのが日本料理という位置づけになっているので、そういった活用方法もありだろう。
先日はアソックからプロンポン駅に向かう途中に「日本語で薬の相談を受け付けます」と書いてある薬局を見つけた。
これも明らかに日本人が多いからこそ行われているサービスで、こういった体調不良の時に相談できる窓口があるとかなり助かる。
特にプロンポン周辺は駐在員を中心に日本人が多数住んでいる場所なので、こういったサービスが発達して住むためのハードルが下がっている。
タイの場合は、英語が話せなかったとしても、それほど困らずに暮らせるのではないかと思う。
むしろタイ人もそれほど英語が話せるわけではないので、一部の人としか英語での意思疎通はできない。
そう考えてみると、日本語でサービスを受けて生きていくことを考えたとき、バンコクはかなり有力な選択肢になってくる。
もうすでに日本人をターゲットにしているサポート会社もたくさん進出しているので、そこらへんを活用するのも一つの方法ではないだろうか。