フィリピンのコンドミニアムの建付けの話


私がフィリピンで居住用のコンドミニアムとして借りているのは、フェデラルランドという大手のデベロッパーが開発したコンドミニアム。

フィリピンの中でも屈指のデベロッパーで、質もいいのかと思いきや、意外に問題も起きている。

新築であるにも関わらず、上の階のシャワールームが水漏れを起こしていたこともその一つ。

しかも、どこの階から水漏れが起こっているかがわからず、最初のうちは、私の部屋から水漏れがしていて、それが下に伝わっている前提で話が進んでいた。

そのため、一度タイルを剥がして検査をしようというところまで話がいっていたものの、結局なんだかんだで、実は上の階が原因だったということが判明して、ボニファシオ・デーが近づいた頃、私の部屋としては簡単な目張りをするだけで済むようになった。

この一件だけであれば、中にはそういったトラブルが起こるのも仕方がないという話で済むものの、他にも問題があって、以前に隣の部屋でどうも鍵のトラブルがあったらしく、いつまでも鍵をガチャガチャと回していて中に入れない人を見たことがある。

これがドアの建付けの問題なのか、鍵そのものに由来する問題なのかは私にはわからないが、こういったことも実は一件だけではなかった。

というのも、つい先程斜め向かいの部屋で同じようにずっと鍵をガチャガチャと回して、どうも入れなくなってしまったらしくて、コンドミニアムのスタッフを呼んで、15分ほど色々作業して、ようやく今しがた室内に入ることができたらしい。

こういったこともあるので、やはりコンドミニアムの建付けにはかなり問題があるところもある。

そういった意味で言うと、物件は慎重に選ばないといけない。

居住用の賃貸コンドミニアムであれば1年契約なのでまだいいが、投資用の物件とか、あるいは自分が住むために購入する物件は簡単に買い換えることもできないので、要注意ということになる。

ちなみに、マレーシアに住んでいる時にも一度鍵が壊れて、中に閉じ込められてしまったことがある。

これは建付けの問題ではなくて、もうすでに古くなったコンドミニアムだったので、ドアの鍵がうまく回らなくなってしまって、最終的には鍵屋が技術を一切使わずに、ただ単に物理的に破壊して、それによって外に出ることができるようになった。

ちなみにこの時は、新しい鍵を付けてもらってもろもろの費用で1500円。

マレーシアの人件費を考えると、かなり安かったのではないかと思う。

フィリピンの水漏れに関しては、こちら側の瑕疵ではないので、当然私や部屋のオーナーは一切費用は負担していない。

そのため、そもそも修繕費がいくらかかったか分からないが、人件費が安い国ということを考えると、それほどの金額はかかっていないのではないかと予想している。


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