フィリピン、リタイアメントビザと永住権の比較


私が取得したクオータービザ(永住権)、
当初取ろうと思っていたSRRV(リタイアメントビザ)。

この2つの違いについて見てみようと思う。

クオータービザについては
以前にも色々とお伝えしているので、
今回はSRRVについて中心に見ていく。


まず、このSRRVだが、
Special Resident Retiree's Visaの略。

Retiree's Visaの文言を見て分かる通り、
リタイアメントビザということになる。

SRRVを永住権として紹介しているビザ業者も多いが、
彼らもさすがにSRRVが何の略称かも知らず、
そのビザの権利の性質も知らないわけはない。

意図的に、より強い権利である
永住権のイメージを植え付けようとしていることが
多いと推測されるが、実態は上記の通り。



ちなみに、私はマカティ移住後、
SRRVとクオータービザのどちらを取るか、
サポート会社はどこに頼むのがいいかを半年ほどリサーチしたが、
SRRVはクオータービザに比べてサポートが簡単。

そのため、SRRVのみ対応という会社が多い。

明示的にSRRVのみであるとしている場合もあるが、
そうでなくても相談すると
SRRVをゴリ押しされるケースもあるという。

クオータービザのサポートは対応しておらず、
自社の利益を優先してSRRVへ誘導しているのだろう。


レギュレーションが予告なしで変更することも
珍しいことではないため、
ごくまれにしか顧客が来ないのでは
サポート会社としても手間がかかりすぎる。

常に最新情報を得続けるだけでも
相当なコストがかかってしまう。

そうなると、
サポート会社にとって取得手続きが
比較的簡単なSRRVに誘導して、
クオータービザは敬遠というのも
業者の心理を読めば納得できる。


そういったこともあり、
SRRVにしろクオータービザにしろ
一部業者によって情報が歪められている感もあるが、
正しく選べばSRRVにもメリットはある。




■SRRVのメリット

クオータービザと比較した際に
SRRVの大きな強みとなるのは、
家族にも効力が及ぶこと。

具体的には配偶者と21歳未満の子供2人までが対象になる。

人数が3人以上になると、
3人目以降は1人追加するごとに
1万5千ドルの追加預託金が発生するが、
2人までなら無料。


クオータービザは配偶者や子供に効力が及ばず、
家族でフィリピンに移住する場合には
個別に取得しなければいけない。

この点において、SRRVは大きな強みを持つ。




また、取得の際にはフィリピンに渡航する必要があるが、
クオータービザの3回に対して、
SRRVは1回で済むというメリットもある。

ただし、1回の滞在で済むというメリットがある反面、
滞在期間が3週間〜1ヶ月程度となっている。

クオータービザは3回の渡航だが、
それぞれ2日・1日・1週間程度だったので
合計日数だとSRRVの方が不利。

また、会社に勤めている人で、
長期の休暇を取れないために、
不動産を買って取得する予定だったSRRVを
断念したという声もあった。






■SRRVのデメリット

リタイアメントビザは永住権に比べて
効力の継続性において劣る点は以前にお伝えしたので、
その点については省略し、
他の要素について見ていく。


SRRVを取得した後には、
毎年360ドル(約4万円)の年会費がかかる。

クオータービザは1,000円程度なので、
10年、20年と権利が続くと大きな差になっていく。



また、供託金は引き出すことができない。

不動産を購入して供託金代わりにする方法もあるが、
この場合も不動産を売却するなら供託金を積む必要があり、
それをしないとSRRVが失効する。

クオータービザは一度5万ドルを送金するが、
手続き終了後にはその5万ドルは引き出しも
国外への送金も自由なため、
この点はSRRVに不利に働く。






■状況に合わせた選択を

私の場合、
子供や配偶者がいないこと、
長期的に効力が続く権利が欲しかったこともあり、
クオータービザを選ぶことにした。

しかし、状況によってはSRRVの方が適切な場合もある。


限られた情報だけで判断するよりは、
SRRVとクオータービザの両方を扱うサポート会社に
事情を話して相談してみるのも有効な手。

プロのアドバイスを受ける方が、
ネット上に散らかった古い情報を見て間違った知識を得たり、
悶々と悩んだりするよりも正確な判断ができる。

質問してみるだけならお金もかからないし、
正確な情報を得る上でも効果的。



この際に気をつけなくてはいけない点は、

・SRRVとクオータービザの両方を扱っていること

・こちらの事情を聞いてくれること

の2点を満たした会社でないと意味がないということ。



SRRVとクオータービザの一方しか扱っていなければ、
その会社が扱っている方に誘導される可能性が高い。

よほど良心的な会社であれば話は別だが、
そこまで楽観的に考えるのはリスクが大きい。



また、こちらの事情を聞かずに結論を出す会社は、
そもそも信用できない。

どちらのビザが最適であるかは、
人によって答えが違う。

現在の状況や今後の見通し・希望に合わせて
アドバイスをくれる会社以外は無視してしまった方がいい。



この問い合わせの段階で
信用できるサポート会社かどうかも分かるので、
いざサポートを頼む時にも失敗するリスクを下げられる。

また、ビザを取り巻く環境は常に変わっているため、
最新情報を元に判断する必要がある。




私がお願いしたサポート会社についても、
SRRVとクオータービザの両方を扱っている。

その上で色々話を聞いてクオータービザに決め、
無事に取得することができた。

もしサポート会社選びで不安があれば、
私がお願いした会社の名前を
お伝えさせていただく。



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