上海と北京で治安が悪いのはどちら?危険地域や近くの蘇州・杭州も紹介


今回は中国の中でも巨大都市である
上海と北京の治安について。

ついでに上海の近くにある蘇州と杭州についても触れていく。



日中関係が悪化した時のデモや暴動の激しさはともかく、
ここでは通常時の一般的な傾向や危険なエリアについて
お伝えしていく。

まず、この2つのエリアを比べた場合、
上海の方が北京よりも安全な傾向にある。

より経済に特化した上海の方が貧富の差が激しそうだが、
共産党のお膝元である北京の方が実際は治安が悪い。

すでに北京の人口の半数以上は
外からやってきた外地人と呼ばれる人達。

中国国内での移動ではあるが、
距離や文化の違いを考慮すると
ヨーロッパの先進国に経済が弱い国から
移民が流入してきている状況と構図が似ている。

ドイツやフランスにトルコから職を求めて人がくるとか、
イギリスにポーランド人が押し寄せるとか。


外地人は所得の低い人も多く、
北京の平均所得の半分以下で肉体労働に従事している人が多数。

合租房と呼ばれるタコ部屋に近い部屋で、
何人もが同居していることもある。

貧富の差が広がれば、
犯罪が増えていくのは世界的に共通な傾向。

街の外観としては、
北部の方が南部よりも発展しており、
旅行者が訪れるのもたいていは北部の部分。

たとえば北京首都国際空港、オリンピックスタジアム、
中関村、CBD、金融や大学エリアは北部にある。

南部も開発されてはいるものの、
まだまだ北部には及ばず、
住民の所得も低いとされる。

そして、最南端にあたる場所にある大興区は、
特に危険なことでも知られている。

ここはまさに地方から来た外地人が集まる場所でもある。

一般的な旅行者が中国に行っても
大興区に足を運ぶことはないはず。

過敏になる必要はないが、
南の方に危険な地域があることぐらいは
知識として頭の片隅にしまっておいてもいいだろう。


それ以外の場所で言えば、
故宮博物館の周辺は詐欺まがいのツアーへの勧誘が行われている。

料金は安いのだが、
高額な紹介料が上乗せされた土産物屋を周るツアーや、
観光地を外から見るだけだったりとトラブルが多いので、
安くてもついていかない方が安全。

特に日本語で話しかけてくる人は、
ツアーの勧誘でもそれ以外でも怪しい。

これは中国に限らず、
海外で一般的に注意しておきたいこと。

用もないのに日本語で声をかけてくる外国人は
大体ろくでもないことに巻き込もうとしてくる。

ぼったくりであるとか、
日本に興味のあるフリをして詐欺を働くとか。

北京や上海で報告されている手口だと、
旅行者同士という設定で仲良くなって
最終的に茶館で不当に高額な中国茶を買わされたり、
彼らの仲間のいるレストランでぼったくられたり。

若い女性が声をかけてくるケースもあり、
知人も上海で引っかかっていた。

彼は高級な中国茶を買わされても
それはそれで喜んでいたようだが(笑)。


また、北京西駅は長距離鉄道の駅のセオリー通り、
スリや置き引きが多発している。

なお、スリは大人とは限らない。

子供のスリもいれば、
子供に気を引かせておいて大人がスリを働くパターンもある。

北京西駅からはロシアや北朝鮮にも路線が引かれ、
広大なユーラシア大陸をつなぐエリアだが、
旅行者を狙って犯罪者もやってくる。

北京西駅と比較すると北京首都国際空港は安全だが、
白タクには要注意。

ここで言う白タクはuber等のことではなく、
流しで客を捕まえようとしている無免許タクシーのこと。

ぼったくりや遠回り等の被害もあるので、
乗るなら正式なタクシーを使う方が安全に移動できる。

運転手のマナーが悪いのはタクシーも白タクも同じだが、
ここは中国に来ている以上やむをえないだろう。

他にも空港周辺にはツアーやホテル、マッサージ等の客引きがいるが、
すべて無視した方がいい。


夜になるとバーが集まる三里屯を訪れる人もいるが、
三里屯には客引きが多数いる。

新宿・歌舞伎町と同じで、
彼らが案内する店にろくなところはない。

ぼったくられる可能性が高く、
客引きは店に引き入れた後は何の責任も取らない。

三里屯においても、客引きは無視するのが無難。


この他、北京環状線5環路の外は郊外とされ、
夕暮れ後は街灯の少なさのために薄暗く、
中心部より治安が悪いとされる。

わざわざ郊外に行くこともあまりないとは思うが、
念のため。


なお、緊急時の連絡先として、
警察は日本と同じで110。

救急車は120と999。

消防が119。

日本大使館は8531-9800で、
住所は北京市朝陽区亮馬橋東街1号。

なお、日本と違って警察が外国人にも平等なわけではなく、
マカオの隣の珠海という街で暴行を受けた際には、
顔から血を流している状態で警察に連れて行かれたが、
手当もティッシュもない状態で3時間ほど拘束された。

どうせ捜査をする気もないのは分かっていたので帰ろうとしたが、
警察は帰す気がない。

英語ができる警官もいなかったため、
近くのホテルから日本語通訳が呼び出された。

その後、暴行犯の指紋が付いた缶を渡しても受け取りを拒否され、
現場に防犯カメラがあるのでチェックすると警官が言い出したが、
カメラが壊れているの一言で片付けられた。

証拠を集める気も、
犯人を特定する気もまったくない様子で、
ただ日本人に嫌がらせをしたいだけにしか見えなかった。

特に日中関係が悪化している状態だと、
警察と関わっても不当逮捕や嫌がらせのための拘束もありえる。

被害者だから悪いようにはされないという常識は、
中国においては通用しない。


救急車について補足しておくと、
日本のように無料で提供されているわけではなく、
先払いでお金が払えないと乗車はできない。

また、通常は医師が乗っているので、
その意味で緊急時には助かる。



上海で危険な地域


北京よりは上海の方が比較的安全だが、
やはり治安の悪いエリアもある。

たとえば、南京東路は旅行者をターゲットにしたスリが多い。

上海駅とその周辺は、
先程の北京西駅と同様にスリや置き引きに要注意。

なお、上海駅は中心部にありそうな名前だが、
実際は郊外にある。

他にもスリが多い場所として、
人民広場駅や赤峰路と曲陽路の交差点付近、
漕宝路駅のあたりも訪問するなら警戒を怠らないようにしたい。


多くの旅行者が訪れる外灘(バンド) では、
過去に将棋倒しになって36人が亡くなる事故も。

これは2014年の大晦日だが、
あまりに大きなイベントの際には注意した方がいいかもしれない。

また、先ほど北京のところでも紹介した中国茶詐欺等も、
外国人が集まるバンドでは被害が報告されている。

この手の詐欺は豫園や南京東路でも見られる。


東昌路駅のあたりは昼間は問題ないものの、
夜になると状況が変わる。

というのも、東昌路はオフィス街で、
夜になると昼間と違って人通りが大きく減るため。

強盗も出ているので、
夜道を歩くには適していない。


龍陽路駅は白タクに注意が必要。

浦東国際空港からリニアモーターカーに乗って龍陽路駅に着くと、
白タクによる勧誘にあう。

正規のタクシーよりも割高でトラブルも多いので、
無視するのが安全策。

なお、タクシー会社の中でも比較的評判が良いのは、
大衆(車体が水色)、強生(黄色)、錦江(白)、巴士(緑)。

龍陽路駅以外でタクシーに乗る場合にも、
上記の会社を選ぶとか、
流しよりはホテルやタクシー乗り場から乗る方が安全度が高い。


なお、上海にある日本国総領事館の連絡先は
(021)5257-4766、
上海市万山路8号が住所。


なお、上海の近くにある
蘇州や杭州は中国内でも安全な街で、
特にリスクが高いエリアではない。

上海・蘇州・杭州をまとめて旅する人も多いが、
この3都市は概ね安全と言える。

なお、蘇州には世界遺産の蘇州古典園林、
杭州には西湖、霊隠寺、六和塔などの見どころがある。


上海や北京の治安については、
不動産バブルが弾けた後に大きく悪化する可能性がある。

大量の失業者が出たりすれば、
当然ながら潮目が変わることは考えられる話。

まだまだ不安定な要素が残る中国なので、
今後も今の状況のままとは限らない。


また、日中関係が悪くなれば、
日本人や日本企業向けの暴動が再び起こる可能性も。

世界的に見ても反日の国は数少ないが、
その1つであり、急先鋒なのが中国なのは無視できない。

そして、これは一部の煽られやすい市民だけではなく、
警察のような公共の組織においても
例外ではないのが中国の怖いところ。

外国人であっても当然に警察の保護対象としている日本とは、
まったく違う感覚で動いている国であることは
理解しておく必要がある。



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