タイといえば旅行先として人気の国で、観光も主要産業のひとつとなっている。
その中で反政府デモ活動が盛んになっているために、どうしても街中から人が消えてしまっていたり、観光客も及び腰になって敬遠したりしてしまっているという残念な状況にある。
そういった悪条件に対抗しようと、ツーリストフレンドセンターが開設された。
これは日本人向けというよりも、外国人観光客全般に向けたもので、ホテルの業界団体であったり、あるいはツーリストポリスとか、そういった団体が協力してこういった試みをしているということ。
拠点としてはドンムアン国際空港やスワンナプーム国際空港、それからホアマークのタイ国スポーツ庁舎内ということになっている。
このタイ王国スポーツ庁舎内がどこにあるのか私にはさっぱりわからないが、二つの空港は多くの人がタイを訪れる際に立ち寄る場所なので、そこにこういった支援センターあるというのはかなりプラスに働くのではないかと思っている。
タイでは他にもいくつか気になるニュースを最近耳にしていて、どうやらNHKの解体新ショーのタイ版が放送されるらしい。
こういったテレビ番組の版権の購入はさまざま行われていて、日本が購入する側に回ることも多い。
例えばクイズのミリオネアも、もともとはイギリスで誕生したものを日本が買い取り、みのもんたを司会に据えて作られた番組。
こういったテレビ番組のフォーマットを輸出するのも、コンテンツを販売するという意味ではひとつの方法となる。
日本の場合アニメや漫画の部分では輸出が強いものの、残念ながらそこをマネタイズする部分についてはいまいちうまくいっていない。
それに比べると、テレビの番組のフォーマットを輸出するビジネスについては、ある程度ちゃんと国際的な取引の雛形ができているわけだし、なにしろテレビ局同士の取り決めになるので、ある程度まともな国であればしっかりとお金を払ってくれる。
そうなってくると、上手にコンテンツを作ることができれば、ただ単に視聴率を上げるだけではなくて、海外での収益を上げることにもつながってくる。
どうしても日本国内はすでにテレビ番組があまり見られないとか、視聴者のテレビ離れが叫ばれて久しいので、こういったところに活路を見出すのも一つの方法ではないかと思う。
他に内村さまぁ〜ずのようにDVD販売を前提として、そこで収益を上げているテレビ番組もあるし、今後は様々な試みがされていくのではないかと予想されるため、そういった目線で注目をしている。
それ以外のタイのニュースとしては、サイアムディスカバリーセンターにマダムタッソーバンコクがもともとあるが、ここには一月九日にタイの伝統衣装を身にまとったハローキティーが登場したらしい。
タイのショッピングモールを歩いていてもハローキティーの姿を見かけることは度々あって、こういったところもやはり親日国ならでは。
ちなみに今現在公開されているかわからないが、2012年の九月にはドラえもんもマダムタッソーバンコクに登場していたらしい。
入場料は大人が450バーツということなので、大体1300〜1400円程度。
バンコクにしてはかなり強気な価格設定となっている。