※以下はアメリカに移住した鈴本さんへのインタビューの記録
家計簿をつけていなかったため、細かい出費は覚えていませんが、記憶の限りでお話ししたいと思います。
アメリカで一人暮らしをしていた私の生活費です。
私の一か月の出費は約1500−1700ドルでした。
内訳は、家賃550ドル、食費200−300ドル、携帯電話100ドル、インターネット60ドル、光熱費60ドル、ガソリン100ドル、ジム50ドルが必要な出費で、あとは外食代や雑費で300−400ドル程でした。
車の保険は半年毎に約500ドル、アパートの保険も半年毎に約150ドル、健康保険は給与天引きだったので、詳しい金額は覚えていません。
車の車検のような物は毎年受けなくてはいけなくて、かかる費用は40ドル程でした。
私は家にケーブルテレビをつけていませんでしたが、ほとんどのアメリカ人家庭にはケーブルテレビがついていると思います。
ケーブルテレビなしの場合、住んでいる場所にもよりますが、私の住んでいた街ではチャンネルが3,4つしかなく、見ることのできる番組は基本的にローカルニュースのみ、という感じでした。
ケーブルテレビは月に100−150ドルぐらいかかります。
一番大きな出費は家賃ですが、これは本当にピンキリです。
ニューヨークやワシントンのような大都会から、デトロイトのような経済的に破綻した街まで、どこに住んでいるのかによってもかなり差があるし、アパートも家賃の高い物から比較的安い物まで本当に様々です。
当然ですが、街の中心地や、治安のいい場所に立地しているアパートは家賃が高めです。
ただ、あまり値段のみで選んでしまうと、治安の良くないエリアだったりする事もあるし、アパートの他の住人に不安を覚えるような人がいる事も考えられます。
これは、日本ではあまり考えない事かもしれませんが、海外に住むのなら考えなくてはいけない事だと思います。
私は学生の時に移住してアパートを探したので、治安の良し悪しよりも家賃の安さの方が優先されました。
このアパートに住んでいる間は特に何も起こりませんでしたが、他のアパートに住んでいた頃に泥棒に入られた経験もあるし、不法侵入をされた経験もあるので、アメリカでのアパート探しは慎重になっても損はないと思います。
食費は自炊をするのか、外食をするのかでだいぶ変わると思います。
自炊をするにしても、一般的なスーパーで買い物をするのか、ホールフーズマーケットに代表されるようなオーガニック食品を中心に取り扱っているスーパーで買い物するのかによってだいぶ違いますが、一般的なスーパーで買い物をして自炊をするのであれば、日本と同じぐらい、もしくはそれ以下に食費は抑えられると思います。
外食費は何を食べるかによって本当に様々ですが、ファーストフードを選ばない限り、アメリカのレストランでは食事代とは別にチップも必要になるし、日本のように無料でお茶がでてくるわけではないので、外食費は日本と比べると本当に高いといつも思っていました。
このあたりも地味に生活費を押し上げてきます。
光熱費に関しては、私は住んでいたのが1ベッドルームのアパートで、寒いのが苦手なので夏もそこまでエアコンの気温を下げる事はなかったし、夜勤専門の看護師として働いていたため、夜は家にいる事があまりなかったので、比較的安く抑えられたのかもしれません。
以前一軒家にルームメイト数人と住んでいたのですが、夏の間ルームメイト達が暑さに耐えきれず、部屋の温度が常に15度〜18度に設定されていて、その時は光熱費が月に約600ドルかかっていたようです。
私は車で通勤していましたが、それ以外はしょっちゅう遠出するタイプではありませんでした。
職場まで車で15分〜20分の距離で、運転していたのは燃費がいいと言われているトヨタのカローラでした。
普段は一週間に一度程平均で20ドル位ガソリンを入れていました。
車の保険は、基本的に6か月契約が主流です。
保険会社はたくさんあります。
しょっちゅう会社を変えた方が保険費用を安く抑える事ができる、という話も聞いた事はありましたが、私はいつも同じ会社を利用していました。
値段を重視してあまりに小さい会社を選んで潰れてしまって、また別の会社に加入しなおさないといけなくなった例も聞いた事があったので、多少保険料が高かったとしても、ある程度名前の知れている保険会社を選んでいました。
保険料も会社によって本当に違うようなので、プランも色々あるし比較してみるのも賢いやり方なんでしょうね。
アパート契約時にアパート用の保険に加入する事を義務付けられた事もありました。
私はルイジアナ州とテキサス州に住んでいたのですが、ルイジアナ州でアパート用の保険を求められたことはなかったし、テキサス州でも保険を求められたアパートもあれば、求められなかったアパートもあるので、その街で定められた決まりだったのか、アパート会社で定められた決まりだったのかは分かりません。
401Kと呼ばれる年金制度にいくら掛けるか、家族の人数が何人なのかにもよりますが、一人暮らしなら看護師のお給料で十分に生活していけるはずですよ。
アメリカで仕事をするための具体的な方法、準備
私は日本に住んでいる間にアメリカで職探しをしたわけではなくて、アメリカ留学を経て職に就いたので、私の例が参考になる方もいるかもしれませんし、私の経験をお話ししたいと思います。
アメリカの看護師協会は日本のように全国で統一されているわけではなく、州ごとに独立しています。
私はルイジアナ州で看護の短大に通い、テキサス州でNCLEX-RNと呼ばれるRegistered Nurse(日本で言うところの正看護師)になる為の試験を受け、テキサス州の病院で働き、テキサス州で看護大学に編入しました。
日本で看護師の資格を持っていて、アメリカでも看護師の資格を得たいと思っている方がいるのなら、働きたい州の看護師協会(Board of Nursing)に連絡を取るところから始めるといいと思います。
私も必要書類をテキサス州の看護師協会に送り、許可をもらってからNCLEX-RNを受ける為の登録をし、受験しました。
日本と大きく違うのは、日本とは違って試験をいつでも受けれる、という事です。
受験したい日を自分で選べます。
私が受験した時は、試験会場に行くとパソコンが20台程あり、私は看護師になるための試験を受けに行きましたが、隣の人は全く別の試験を受けていて、皆がそれぞれバラバラな試験を受けていました。
決まりは州によって違うのですが、もしも試験に合格できなくても、また数か月待つと試験を受け直すことができます。
何度でも受けられる、というわけではないのですが、それも受験する州によって違うので、まずは働きたい州の看護師協会に確認するのがいいと思います。
ルイジアナ州で受験していたとしたら、NCLEX-RNのみの受験で看護師になれますが、テキサス州で看護師を目指す場合は、もう一つ試験を受けなければいけません。
これは、テキサス州の看護師に関する法律の試験で、受験をするのにお金もかからず、自宅で受ける事が出来ます。
テキサス州ではこの法律の試験とNCLEX-RNの両方に合格して、晴れて看護師になれます。
他の州でも同じように法律の試験も実施している州もあるかもしれませんね。
学生としてアメリカに滞在していた私は労働する事が許可されていませんでしたが、私がルイジアナ州で看護学生をしていた時、私以外のほとんどのクラスメイトが病院で看護師補助として働いていました。
そして、卒業後も同じ病院で看護師として働く事が決まっている人ばかりだったので、卒業時に仕事が決まってなかったのは、私を含めて160人中2,3人だけでした。
私は卒業の数か月前から就職活動を始めました。
今はほとんどの仕事がオンラインで履歴書を受け付けているので募集を見つけては履歴書を送りましたが、卒業時にはまだ何処からも何の反応ももらえていませんでした。
アメリカの病院ではあまり新人は歓迎されません。
即戦力が求められています。
なので、看護師の募集も6か月もしくは1年以上経験のある人、という条件が付けられている事が多かったです。
「経験のない人はどうやって経験を積めばいいんだろう?」とクラスメイトと一緒にテスト勉強をしながらよく話していました。
結局卒業式が終わった時点で何処からも何の返事ももらえなかったので、直接病院の人事に出向いてもみました。
看護師です、と伝えると、明日からでもうちの病院で働いてほしい、というような事を言われたのに、卒業したてと分かるや否や、「うちでは今は採用できないから経験を積んだらまた来てほしい」と言われました。
オンラインで履歴書を送っても駄目で、人事に出向いても駄目でしたが、待ち続けていても何かが起こるとは思えなかったので、再び病院に出向いて、今度は興味のある病棟の課長を探してみました。
直接交渉をするためです。
課長には会わせられない、とどこに部屋があるのか教えてもらえない病院もあれば、課長に会えても話を聞いてくれない事もありました。
最終的に一人の課長からやる気を買ってもらえ、その場でほぼ採用が決まりました。
オンラインで送った履歴書の総数は75通でした。
経験のない人は仕事を見つけるのが難しい、とは聞いていましたが、まさか、75通中一つも返事が来ないとは思っていませんでした。
後に知り合いになった方が、看護師の採用に関係している方で、彼女が言うには、誰か一人を採用したい時、やはり外国人の聞きなれない名前の看護師よりも、いわゆるアメリカ人の馴染みのある名前の看護師を選んでしまう、と言っていました。
日本の看護師は経験のあるなしに関わらず、看護師免許を持っていれば職探しには困らないように見えますが、アメリカでは勤務経験のない看護師の職探しは、多少大変かもしれませんね。
これも地域差があるかもしれませんが、今のアメリカにはスペイン語圏の人が本当に多いので、スペイン語と英語のバイリンガルの看護師は職探しがスムーズ、と言われています。
残念ながら、日本語が話せる事があまり利点になりそうもないのですが、例えばカリフォルニアやハワイなどの地域によっては必要とされている場所もあるのかもしれませんね。
アメリカ移住する際に取得したビザと手続き
私は当初、学生ビザを取得して渡米しました。
一番初めは語学学校に通い、その後短大に併設されている語学学校に転校し、そのままそこの短大の学生になりました。
学生ビザを取得する為に、まずは通いたい学校を探し、必要書類等を送ってもらい、それらを送り返して、I-20という書類を発行してもらいました。
I-20を手に入れたら、今度は学生ビザを取得するための作業をしました。
学生ビザを取得するために代行業者を利用する人もいるかもしれませんが、業者に頼らなくても取得は可能です。
私は2回学生ビザを取得したのですが、1度目は20代だったし、自分で申請しました。
本当の事なのか、ただの噂なのか分かりませんが、30代になると学生ビザの取得が難しくなる、という話を聞いたので、2度目に学生ビザの申請をした時は、既に30代になっていた事もあり、もしも書類に不備があるせいでビザの取得に失敗すると困ると思い、代行業者を利用しました。
代行業者を利用したので、書類の記入の仕方が分からない時など、気軽に質問できたのは良かったのですが、質問しても、「それはアメリカ大使館の人次第」といった答えが返ってきた事が多かったので、大使館に面接に行った時は不安だったのを覚えています。
正直なところ、「代行業者を利用した意味はあったのか?」と何度か思いました。
一番最初に学生ビザを申請した時は語学学校に入るためだったのですが、大使館に面接に行った時に、もしもその後大学に入学したい、とか、将来アメリカで働きたい、とか、少しでもアメリカに滞在する期間が長くなると予測されそうな事を言うと、学生ビザが出なくなる、とか出にくくなる、などの噂を聞いていてとてもドキドキしました。
さっさと勉強して、さっさと母国に帰ってほしい、と思っているようです。
2度目の申請の時は、語学学校の時よりも目的が明確になっていて、何を勉強したいのかはっきり分かっていたのですが、30代になっていた事が気になってドキドキしました。
面接では、何を勉強したいのか、のみ聞かれて終わった気がします。
学生ビザも無事に取得できました。
アメリカ留学中、レストランやバーなのでバイトをする機会もあるかもしれませんが、本当は留学生はキャンパス内以外での労働は許可されていません。
大使館に面接に行った時、隣で面接をしていたシングルマザーらしい女の子が面接官に、「子供を抱えてアメリカ滞在中どうやって生活しますか?」というような事を聞かれていて、彼女は、「仕事をします」と答えていました。
その後、何度も同じ質問を面接官にされていたのですが、その度に彼女は仕事をして生活費を稼ぐ、という内容の事を答えていて、最終的に、「学生ビザで入国するあなたが仕事をしながら生活をする事はできないから、日本で働いてください」と言われてビザの申請は却下されていました。
ここまで極端な展開になる事もなかなかないかもしれませんが、あまり変な事を言うとビザの申請を却下される事もある、というのは覚えておいてください。
アメリカの物価の現実を移住者が暴露
アメリカで生活していて、もちろんアメリカの方が安く買える物もあれば、アメリカの方が高い物もありますが、アメリカの物価は日本の物価と大して変わりはないと思います。
一番関わりが密接になると思われる食べ物で言えば、いわゆる日本の一般的なスーパーのようなスーパーもあるので、そこでは割に低価格で食品を買う事ができますが、オーガニック系のスーパーで同じ食材を買い物をしようとすれば、価格は何倍にもなってしまいます。
そして、貧富の差の激しいアメリカでは、安売りのスーパーの需要も高ければ、食事にこだわっている人たちもたくさんいるので、オーガニック系のスーパーもたくさんあります。
でも、日本もアメリカも食品自体の価格はそれほど変わらないかもしれませんが、アメリカの方が全体的にサイズが大きいので、結果的に多少値段が上がってしまうと言えばそうかもしれません。
例えば、牛乳やジュースなどは、1Lではなく、1ガロン(3.78L)か半ガロンで売りです。
1ガロンで$5−6程だったと思います。
案外高いなぁと思ったのが卵で、12個入りで$3−5位していました。
以前ラジオで牛乳と卵の価格がどんどん上がっている、と言っていたので、今はもっと高くなっているかもしれないですね。
個人的な事を言えば、大好きなスイカは、日本の様に真ん丸なタイプではなくて長細い形のタイプで、大きさも日本の物よりもだいぶ大きいのですが、一玉$4−7位で買えたので、思う存分食べる事ができました。
今日本で人気のココナツオイルやチアシード、キヌアなどは、アメリカの方が安く手に入ります。
もちろんお店によりますが、ココナツオイルは1瓶$7−9、チアシードも450gで$6−9程でした。
日系やアジア系のスーパーは、やはり日本と比べると高いです。
特に日本の物は、日本で買う値段の倍以上すると思います。
私は可能な限り韓国の物やベトナムの物で代用してました。
アジア系のスーパーは日替わりや週替わりの特売品などを設けないので、何となく割高な気がしてしまいます。
普段生活していて他に関わりが深い物と言えばガソリンだと思いますが、こちらもガロンで価格表示されていて、アメリカの方が安いです。
薬局で買う類の日用品はアメリカの方が高いかな、という印象です。
歯磨き粉も$4−5するし、シャンプーはポンプ式のもので$9−10します。
トイレットペーパーは12ロール入りで$10ぐらいです。
アメリカに移住してからの携帯電話
携帯電話ですが、これはアメリカ移住直後に購入しようとすると、選択肢が少しだけ少なくなるかもしれないですね。というのも、携帯電話の購入にはクレジットヒストリーというものが関わってくるからです。
クレジットヒストリーというのは、車など高額な物をローンを組んで買う際に支払い能力を証明するための物で、噂によると仕事を見つける時にクレジットヒストリーまでチェックされて、その人が信用できる人かどうか、採用するかどうかを判断する企業もある様です。
そのくらいアメリカ人の間で浸透している物なのですが、クレジットヒストリーを作るのには、まずクレジットカードを作る必要があります。
クレジットカードを作る事すら、渡米当時学生だった私には大変な事でした。
というのも、日本でも同じ事なのでしょうが、仕事に就いていない学生の私に作れるクレジットカードはなかったですし、単身留学だった私には、家族カードを作ってくれる家族もいませんでしたから。
まずはクレジットカードを作るために、私は銀行に相談に行きました。
そこで紹介された、デビットカードに近い感じの、前もってカードに入金し、入金した額分だけクレジットカードとして使用できる、というクレジットカードを作成しました。
クレジットヒストリーは、クレジットカードを一年使った時点から始まります。
私が渡米した頃は、携帯電話はまだ普及しておらず、携帯電話を必要とした頃には、既にクレジットカードを持って一年以上経っていたので、何の問題もなく携帯電話を購入できました。
当時クレジットヒストリーが無かった友達は、携帯電話代とは別に約$600程のデポジットを請求され、家計的に携帯電話の購入を諦めざるをえない、という状況に陥っていました。
他の友達数名は、プリペイド式の携帯電話を購入していました。
一般的な携帯電話は2年契約な事が多いですが、プリペイド式の携帯電話は契約期間がなく、クレジットヒストリーが関係ないので渡米直後に購入するには都合がいいと思います。
高いデポジットを払う事に問題がないのなら、一般的な携帯電話の購入も可能なはずです。
もちろん契約内容によって多少違いますが、プリペイド式ではない携帯電話の多くは、平日の午後7時から午前6時までと土日は終日無料通話になっています。
同じ携帯会社の人への通話料は、毎日無料というプランもあった気がします。
でも、プリペイド式の電話には無料通話がなかったと記憶しているので、使用の際には注意が必要かもしれません。
日本と違ってアメリカの携帯電話は、電話をかける人だけではなく、電話を受ける側にもお金がかかりますよ。
アメリカでの食事【現地居住者が実際のところを語る】
海外旅行に出かけて最初の数日間は珍しい食事が楽しみでも、数日経つと何となくお味噌汁が恋しくなってしまうように、食事は大切ですよね。
私はテキサス州とルイジアナ州で生活していたのですが、日本食屋の数はどんどん増えているので日本食探しに困る事はないと思います。
自炊したい場合でも、たいてい小さな日本食の食材店か中華系の食材店があるので、そこである程度の物は調達できると思います。
ただ、日本食屋、とは言っても、中国人経営だったりベトナム人経営の方が日本人が経営している日本食屋よりも多いので、いわゆる日本食、と思って食べに行くと期待外れに終わってしまうかもしれません。
渡米して一週間目辺りに一度日本食屋に行ったのですが、その時に頼んだかっぱ巻きがどうにもこうにも口に合わなくて、一口で食べるのをやめてしまいました。
ところが、同じ店に一年後位にもう一度行き、もう一度かっぱ巻きを頼んだのですが、その時は美味しいと思えて全部食べてしまいました。
きっとおいしい日本食を食べていなかったので、美味しくない日本食にすっかり舌が慣れてしまっていたのだと思われます。
移民の国アメリカなので、せっかくなら日本食以外にも挑戦してみるべきだと私は思います。
ベトナム系移民の多い街には美味しいベトナム料理が多いし、メキシコ系移民の多い街には美味しいメキシコ料理が多いです。
色々な国の本場の味を手軽に楽しめるのは、移民が多い国ならではの特権なので、是非試してみてください。
値段も日本で食べるよりも随分お得です。
英語圏のアメリカにいるのに、ベトナム語しか話せない人や、スペイン語しか話せない人が接客してくれる、というのも何だか興味深いです。
異国の料理以外にも、アメリカにもその土地ならではの料理、というのももちろんあります。
例えばテキサス州だとステーキもそうですが、Tex Mexと呼ばれるテキサス風メキシコ料理もあります。
ルイジアナ州の食文化は独特です。
ケイジャンと呼ばれるスパイシーな料理もあれば、クレオールと呼ばれるフランス風の物もあります。
ルイジアナ州は沼地が多いので、そこで育つザリガニはルイジアナ州民の好物です。
毎年3、4月頃からザリガニが店頭に並び始め、7月4日の独立記念日辺りを最後に店頭から姿を消します。
すでに味付けがされている物を買って帰る人もいれば、生きたままのザリガニを買って帰って家で調理する人もいますが、本当に皆大好きです。
一番最初に食べた時は、あまりにザリガニだったのでほぼ口にする事ができず、好きになるとは思っていなかったのですが気が付くと私も好きになっていました。
今はルイジアナ州には住んでいませんが、一番懐かしい味ですね。
毎年ザリガニの時期になると恋しくなります。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。
電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ。
電子書籍のプレゼントページへ