海外移住をする時に車を持たなかった理由


私は海外移住をしてから車を所有したことがない。

最初に住んだマレーシアでも、その後に越したフィリピンでもそうだし、ましてホテル暮らしをしながら色々な国を回っていると、なおさら車を持つというのは非現実的な選択肢となっていく。

マレーシアの場合、MM2Hというリタイアメントビザを取ったので日本車を1台関税無しで輸入することはできるし、マレーシアでトヨタ等の日本車を買うと関税が高いために、日本で購入した場合の2倍ぐらいの費用がかかる。

そう考えると、MM2Hの効力を使って車を輸入しておき、3年間は転売が禁止になるが、それ以降の期間になってから転売すれば法律的にも問題ないので、そこでうまくいけば利ざやを抜くこともできたりする。

というのも、マレーシアの場合日本車であれば中古になっても値下がりが緩やかなので、最初から日本で中古車を購入して関税しで輸入するとそのようなスキームが成立するという話は聞いた。



しかしながら、車を所有するということは他の国に行く際に足かせになる。

マレーシアの場合だと3年間は転売ができないので、その期間は自分が使うかもしくは誰かに管理してもらう必要がある。

これは、次の移住に際して邪魔以外の何物でもない。

確かにマレーシアはタクシーの運転手のタチが悪いので、その意味で言うと自分で運転をするというのはストレスを減らす一つの方法ではあると思うが、別にマレーシアに永住しようと思って引っ越していったわけではなくて、あくまでも投資修行の目的もあってしばらくの間住んでみようと思っただけで、結果的に2年間暮らしたのだが、それが限界だった。

そしてフィリピンの場合、マニラに1年それからセブにも住んでみたのだが、こちらも永住を前提にしているわけではなく、他の国でも暮らしてみたいと思っていたので、車を持つ事は無かった。



最もマニラやセブで自分自身が運転するというのはかなり厳しい。

それは三つの理由があってまず一つは交通渋滞がひどいのでストレスが溜まるということ。

そして二つ目の理由はドライバーを雇っても月に2万円から3万円ぐらいなので、わざわざ自分で運転しなくても、運転手付きで車を持った方がいいという事実がある。

実際、フィリピンで働く駐在員の中には、運転手付きの車で出勤したり、あるいは会社が運転手を雇っているという場合も少なくない。

そして三つ目の理由は、日本人が運転しているということが危険だから。

これは別にフィリピン人に対して日本人のドライビングテクニックが劣っているということを言いたい訳ではなくて、外国人が運転手であるということは文句を付ければ賄賂を脅し取れると思う悪徳警察官がいたり、あるいは他のドライバーとトラブルになった時にも面倒に発展しやすいという意味。



こういったこともあってなかなか日本人がフィリピンで自ら運転するというのはハードルが高いし、別に私もそういったことをしたいとは思わなかった。

むしろ、ペーパードライバーなので敢えて自分で運転をしようとも思わないし、1年更新が面倒なので国際運転免許証すらも取得せずに海外移住を済ませた。

そしてその後も、当初は1年単位でいろいろな国に引っ越してみたいと思っていたのだがビザの関係で難しいので、実際にはホテル暮らしをしながらもっと短期間で、つまり国によっては2週間とか、あるいはビザなしで3ヶ月住めるような国であれば3ヶ月とか、そこら辺を国ごとに調整しながら移動している。



こうなると、もはや車を持って移動するのではとても手続きが間に合わないし、余計な荷物は持たずにシンプルに暮らしていくというのがこの数年のテーマとなっていたので、そういった意味でも車をわざわざ所有することはしなかった。

結局のところ、公共交通機関を使うか、それが発達していない場所であればタクシーを使う方が、金額的にははるかに安い。

最も、タクシーの運転手とトラブルになるのはうんざりしているので、いっそのこと自動運転のタクシーがさっさと普及してくれないかと、心から願っている。



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執筆者、伊田武蔵
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