ラトビアの治安の意外な実情



今現在ラトビアでは、不動産を購入することによって、非常に低いハードルでビザを出すという話を聞いて、行ってみたくなった。

実際問題として仮にビザを取ったところで、首都リーガをはじめとしてラトビアに住むわけではなくて、シェンゲン協定に入っている他のヨーロッパの国に住む可能性が高いわけなので、別にこの国の治安状況、安全かどうかということはさほど重要ではないものの、やはり若干気になるところではある。

ある治安のランキングによると、イングランドよりもラトビアの方が安全となっていた。

これはかなり意外な印象はあるが、考えてみると内戦の印象の強いコソボであっても、もう10年以上経っていて、すっかり安全になったということは、その地で2年ほど住んでいたマレーシア時代の移住仲間も語っていた。

コソボの場合であれば、首都のプリシュティナという町があるが、こちらについてはすでにだいぶ復興が進んでいて、高級住宅が建てられていたりとか、そこまで町が発展しているという。

そしてラトビアのリーガという首都に関しても、だいぶ長閑な空気が流れているという話を聞いた。


考えてみると、イギリスであってもロンドンというのは、そこまで安全なのかと言われると、若干疑問が残る部分はある。

もちろんアメリカのニューヨークとか、ワシントンとか、ああいった所に比べると、殺伐とした雰囲気は流れていないし、アジア人を見下しているような雰囲気はあるものの、一応ジェントルマンの国なので、それなりにマナーもいい。

しかしだからといって、夜に歩けるような治安の良い場所というのはある程度限られてくるし、決しておびえながら移動しなければいけないような国ではないと言っても、あそこよりも著しく治安が悪化すると、なかなか日本人の旅行者が気軽に足を運べるような場所ではなくなる。


そういったことを考えてみると、むしろラトビアぐらいの国の方が長閑で治安がいいということは、往々にして見られる。

ヨーロッパの火薬庫と呼ばれていたのも今は昔と思えば、悪いイメージが先行してしまっているだけで、現状は大きく変わっているだろう。

実際、同じくラトビアと同じくバルト三国のリトアニアは、政府のIT化が世界的に高く評価されている。

また、IT化関連のビジネスでも注目される国となっており、火種が常にくすぶっている危険エリアという以前のイメージとはまったく違う側面を見せている。


イングランドのように貧しい移民が集まってくると、彼らが犯罪を犯すということもあるし、あるいは移民に職を奪われて失業してしまった若者たちが暴れるということも各地で起こっている。

こういった状況というのは、イングランドの他にもフランスであったり、ドイツであったり、こういったEUの中でも、先進国と呼ばれるような国に顕著に見られる傾向。

パリも裏町になってくると、非常に治安が悪く、危険な雰囲気をまとった若者たちが、集まっているという話をフランスに以前住んでいた人から聞いたことがあるが、確かにそういったことというのは、むしろ経済の強い国の方が、如実に体験しているところ。

日本のように、移民を厳しく制限していれば別だが、ヨーロッパの場合は、何しろすぐ近くに中東やアフリカがあるし、更に言えば陸続きで他のEUの各国と繋がっているわけなので、どうしても移民の流入というのを食い止めることができない。

まして、シェンゲン協定加盟国であれば、域内での自由な移動がルールになっているので、なおさら。

これは現実的な国境管理という部分もあるし、一部には倫理的な側面もある。

日本の場合、島国ということもあって、外から勝手に入ってくる人に対しては非常に冷たい対応をしても世間的に許されるところがあるが、ヨーロッパの場合、文化的に亡命者等の人権に配慮するということを強いられる。

そう考えると、そもそも移民が寄り付かないラトビアとか、そういったヨーロッパの中ではあまり豊
かではない国の方が、かえって治安が安定しやすい側面がある。



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執筆者、伊田武蔵
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